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【J1】「過小評価されているのでは？」と思うJリーガー (ベスト10) (後編) | | |　

5位： DF 森脇良太 (浦和レッズ)　1986年4月6日生まれ　177センチ/75キロ

　・トータルのパス数 (2,235本)　→　9位
　・90分あたりのパス数 (69.12本)　→　23位
　・トータルのタックル数 (104回)　→　5位
　・90分あたりのタックル数 (3.22回)　→　42位
　・トータルのインターセプト数 (16回)　→　7位
　・90分あたりのインターセプト数 (0.495回)　→　33位
　・トータルの走行距離 (345.99キロ)　→　16位

→　ポカミスも少なくないが闘争心溢れるプレーでチームに喝を入れることが出来る。調子に乗りやすいキャラクターであるが故に過小評価されがちな選手の代表例に挙げられるが、チームにエナジーをもたらすことが出来る選手は価値が高い。広島時代からインターセプトに関する項目はずっとJ1のトップクラス。上位の常連になっているが今シーズンも16回でJ1で7位。今シーズンはタックル数もJ1で5位だった。

4位： MF 高橋義希 (サガン鳥栖)　1985年5月14日生まれ　170センチ/67キロ

　・トータルのパス数 (1,684本)　→　25位
　・トータルのタックル数 (82回)　→　19位
　・トータルのインターセプト数 (26回)　→　1位
　・90分あたりのインターセプト数 (0.822回)　→　5位
　・トータルの走行距離 (403.25キロ)　→　1位
　・90分あたりの走行距離 (12.76キロ)　→　5位

→　2004年にJ2だった鳥栖に加入。2010年と2011年は仙台でプレーしたが、それ以外はずっと鳥栖でプレーしている。J2の中堅クラブだった頃からチームを支えてきた選手なのでFW豊田以上に「ミスターサガン」という称号にふさわしい選手と言える。若い頃からいぶし銀として鳴らしたが今シーズンはインターセプト数と走行距離がリーグ1位。優秀選手(33名)に選ばれてもおかしくない活躍だったと言える。

3位： DF 千葉和彦 (サンフレッチェ広島)　1985年6月21日生まれ　183センチ/77キロ

　・トータルのパス数 (2,528本)　→　3位
　・90分あたりのパス数 (84.27本)　→　7位
　・パス集中率 (14.26%)　→　9位
　・トータルのインターセプト数 (12回)　→　28位
　・90分あたりの走行距離 (9.58キロ)　→　ワースト22位
　・90分あたりのスプリント回数 (6.33回)　→　ワースト11位

→　2005年から2011年まで新潟でプレー。2012年に広島に移籍したことが大きな転機になった。2013年にはザックJAPANに召集されてAマッチデビューを飾っているが3バックの中央がDF千葉で固定されるようになってから広島はチームとして一段レベルアップした。183センチの高さも武器となるが特筆すべきはパス能力の高さである。パス成功率は4年連続で90％を超えており、欠場がほとんどない点も魅力。

2位： FW 前田遼一 (FC東京)　1981年10月9日生まれ　183センチ/79キロ

　・敵陣での空中戦回数 (185回)　→　8位
　・90分あたりの敵陣での空中戦回数 (8.12回)　→　12位
　・敵陣での空中戦勝率 (58.1%)　→　5位
　・90分あたりの走行距離 (12.09キロ)　→　25位

→　J1通算では385試合で152ゴール。歴代4位タイのゴール数を記録しているFW前田遼は日本サッカー史上でも有数のCFと言える。万能型のストライカーであり、万能型のフォワードと言える。ゴールに直結するプレー以外での貢献度が非常に高くて敵陣での空中戦勝率はJ1で5位となる58.1%。90分換算の走行距離もJ1で25位。献身的な守備でもチームを助けている。もっと高く評価されるべき選手と言える。

1位： MF 森崎和幸 (サンフレッチェ広島)　1981年5月9日生まれ　177センチ/75キロ

　・トータルのパス数 (2,008本)　→　5位
　・90分あたりのパス数 (94.08本)　→　5位
　・パス集中率 (15.92%)　→　1位
　・トータルのインターセプト数 (11回)　→　36位
　・90分あたりのインターセプト数 (0.515回)　→　28位
　・90分あたりのスプリント回数 (5.53回)　→　ワースト2位

→　今シーズンは怪我の影響もあって中堅世代のMF丸谷にポジションを奪われた時期もあったがパス集中率はJ1で1位となる15.92%。たくさんボールに触って攻撃のリズムを作った。インターセプトに関する数字も優秀でフィルター役としての能力も高い。パス成功率は95.1％だったがここ5年間では自己最高。5年連続でパス成功率が92%を超えており、「パスミスはほとんどない。」と言っても過言ではない。

　・【J1】「過小評価されているのでは？」と思うJリーガー (ベスト10) (前編)　→　6位～10位はこちら
　・【J1】「過小評価されているのでは？」と思うJリーガー (ベスト10) (後編)