10位 : DF 喜山康平 (松本山雅)→ 岡山でプレーしていたときはストライカーだった。2012年に加入した松本山雅ではボランチが基本となった。初のJ1昇格の立役者の1人になったが昨シーズンの途中から左ストッパーでプレーするようになった。フォワードでプレーしていた頃から守備力は評価されていたが珍しいキャリアを歩んでいる。戦術理解度が高いのでどのポジションでもプレーできる。左足の精度の高いキックは大きな武器になっている。
9位 : DF 三浦弦太 (清水エスパルス)→ ここに来てベンチスタートが増えているが開幕から守備の中心として存在感を発揮した。リオ五輪のメンバー18人からは漏れたが5月末に行われたトゥーロン国際大会ではインパクトを残した。飛躍のシーズンになっている。CBとしては万能型でフィードも正確。今シーズンは距離の出るロングスローも武器になっている。清水の最終ラインは若手が多くなっているのでチームリーダーとしての役割も期待されている。
8位 : DF 井林章 (東京ヴェルディ)→ 東京Vは23節終了時点で5勝10敗8分け。19位と苦しいシーズンになっているがキャプテンのDF井林は今シーズンも安定したプレーを続けている。179センチなので現代のCBとしてはかなり小柄であるが空中戦の強さはJ2屈指。19節の京都戦(H)、22節の岡山戦(H)はともにヘディングで決勝ゴールを記録している。若い選手が多いチームを引っ張る精神的な支柱なので東京Vにとっては一番大事な選手になっている。
7位 : DF 林堂眞 (愛媛FC)→ 右ストッパーの位置でプレーする機会が多くなっているがJ2の中では上位クラスのCBと言える。DF井林と同様で178センチというサイズは「プロのCBとしては最も小さいレベル」と言えるが体が強くて競り合いで負けることは少ない。最大の武器は攻撃力。右足のキックは精度が高くてビルドアップでの貢献度はJ2でプレーするCBの中でトップクラス。パス数や前方パス数でリーグ屈指の数字を叩きだしている。