サンフレッチェ広島 B-→ クラブW杯と天皇杯が残っていた広島はオフに突入してあまり時間が経っていない。現時点では新卒の2人を除くと加入が正式に決まったのはレンタルバックのDF大谷(熊本)だけ。一方で「交渉が難航している。」と伝えられているMFドウグラスを除くと主力の流出は無さそう。「中国や中東のクラブが獲得を狙っている。」と言われるMFドウグラスを引き留めることが出来るか?が最大の注目点と言える。
加入が噂されているのはFW宮吉(京都)とMFキム・ボムヨン(山形)の2人。FW宮吉に関しては「ほぼ確実」と伝えられている。裏への飛び出しとシュート技術の高さをウリとする選手なので33歳のFW佐藤寿の後継者候補と言える。森保監督はリーグ戦はスタメンを固定するがACLやナビスコカップはメンバーを大きく入れ替えるタイプの監督である。ACLを中心にFW宮吉にも多くのチャンスが与えられるだろう。
当初は「退団が濃厚」と言われた右WBのMFミキッチは残留濃厚。FW浅野拓やMF野津田のみならず、DF宮原やMF丸谷やMF清水航やFW皆川やMF茶島などが控えているので「早急に補強が必要」と言えるポジションは無い。当然のことながら21ゴールを挙げたMFドウグラスが抜けると大きな穴が空くが「MFドウグラスが抜けたとしても何とかしてしまうのでは?」と思わせるものを森保監督は持っている。