1人目 : FW 岩渕真奈 (バイエルン) 1993年3月18日生まれ 155センチ/53キロ→ 「リトル・マナ」、「マナドーナ」の異名を持つ天才ドリブラー。今回のアジア最終予選では5試合で3ゴールと活躍した。2008年に行われたU-17W杯は準々決勝でイングランドにPK戦の末に敗れて日本はベスト8止まりだったがそれでも大会MVPに選ばれた。日本の女子サッカー史上でも最高レベルの才能を持っているのは明らか。近年は怪我に苦しんでいるが「世界トップクラスのアタッカー」になれる逸材。
2人目 : MF 伊藤美紀 (INAC神戸レオネッサ) 1995年9月10日生まれ 150センチ/45キロ→ 常盤木学園高出身。名門チームのINAC神戸でボランチのレギュラーに定着しつつあるU-23日本代表候補の1人。2015年限りでサッカー界のレジェンドであるMF澤が現役を引退したがMF澤が引退間際の時期にWボランチを組んでチームの勝利に貢献したことで名前が広く知られるようになった。本来はもっと攻撃的なポジションの選手だったが下がり目のボランチにコンバートされたことが飛躍のきっかけになった。
3人目 : MF 猶本光 (浦和レッズレディース) 1994年3月3日生まれ 158センチ/53キロ→ 各年代の代表チームで活躍してきた期待のボランチ。スケールの大きなプレーが魅力で「展開力」は大きな武器になっている。リオ五輪のアジア最終予選は直前の大阪合宿までメンバーに選ばれていたが最後の最後で落選している。ルックスの良さでも注目を集めており、次世代のなでしこジャパンの中心にならなくてはいけない選手と言える。2014年にはなでしこリーグ(1部)のベストイレブンに選出されている。
4人目 : DF 村松智子 (日テレ・ベレーザ) 1994年10月23日生まれ 161センチ/49キロ→ MF猶本と同様でリオ五輪の最終予選の直前に行われた大阪合宿までなでしこジャパンのメンバーに選ばれていたが残念ながら最終メンバーからは漏れた。準優勝に輝いた2010年のU-17W杯では主力としてチームに貢献するなど年代別代表で活躍してきた期待の若手ディフェンダー。「裏のスペースへの対応」に自信を持っている。ニックネームは「カツオ」。2015年にフル代表デビューを飾っている。
5人目 : MF 柴田華絵 (浦和レッズレディース) 1992年7月27日生まれ 155センチ/46キロ→ 自国開催だった2012年のU-20W杯では準々決勝の韓国戦で2ゴールを挙げるなど攻撃の中心として活躍。大会の準MVPに相当する「シルバーボール」を受賞した。右サイドから仕掛けて多くのチャンスを演出することができる。2012年にはアジア年間最優秀ユース選手に選ばれており2015年にはなでしこリーグ(1部)で初のベストイレブンに輝いた。今年1月の沖縄合宿のときはなでしこジャパンに選ばれている。
6人目 : FW 田中美南 (日テレ・ベレーザ) 1994年4月28日生まれ 161センチ/52キロ→ タイ人の母親を持つストライカー。2015年はレギュラーシーズンで12ゴールを記録。これはリーグ1位タイだった。エキサイティングシリーズも含めると23試合で14ゴールでリーグ2位。なでしこリーグ(1部)のベストイレブンに選出された。レギュラーシーズンで放ったシュートは69本でリーグ1位。2位のFW菅澤(ジェフ千葉L)は54本なのでダントツの1位だった。2013年のドイツ戦で代表初ゴールを記録した。
7人目 : FW 小林里歌子 (常盤木学園高→日テレ・ベレーザ) 1997年7月21日生まれ 160センチ/51キロ → もっとも将来を嘱望されているストライカーの1人。2014年のU-17W杯でリトルなでしこが世界一に輝いたときの主戦フォワード。アジア制覇を果たした2015年のU-19アジア選手権では4試合で4ゴールを挙げて大会MVPに選出されている。兄はヴィッセル神戸に所属するMF小林成豪。2015年は3部相当のチャレンジリーグでMVPと得点王に輝いている。1月19日に日テレ・ベレーザへの入団が発表された。
8人目 : DF 乗松瑠華 (浦和レッズレディース) 1996年1月30日生まれ 164センチ/56キロ→ 各年代の代表チームで活躍してきた期待のCB。統率力とフィード力に優れており、積極的に攻撃に関与できるのも魅力。2014年にはなでしこリーグ(1部)でベストイレブンと新人王に選出されている。アジア制覇を果たした2015年のU-19アジア選手権のときはキャプテンとしてチームを引っ張った。2014年にフル代表デビューを果たしている。次代のなでしこジャパンの守備の要になることが期待される選手の1人。
9人目 : MF 成宮唯 (スペランツァFC大阪高槻) 1995年2月22日生まれ 154センチ/45キロ→ 2012年に行われたU-17W杯でベスト8に入った世代の顔的な存在の1人。本大会では4試合で3ゴールを記録した。当時は2部リーグに相当した2014年のチャレンジリーグでMVPに輝いている。躍動感あふれるプレーが魅力。全勝でアジアを制覇した2011年のU-16アジア選手権のときは攻撃の中心として活躍。大会のMVPに選出されている。2013年の途中にベガルタ仙台LからスペランツァFC大阪高槻に移籍した。
10人目 : MF 田中陽子 (ノジマステラ神奈川相模原) 1993年7月30日生まれ 157センチ/47キロ→ 日本で開催された2012年のU-20W杯で大活躍して「時の人」になった美少女選手。精度の高い左右両足のキックが最大の魅力でいろいろなポジションでプレーできる戦術理解度の高さも魅力となる。JFAアカデミー福島の一期生。山口県出身で五輪代表のMF原川(川崎F)とは同級生で幼馴染。小学生の頃はずっと一緒のチームでプレーしていたと言う。2015年は2部リーグで27試合で26ゴールと大活躍した。
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