(順不同)
MF 米本拓司 (FC東京) 1990年12月3日生まれ 177センチ/70キロ
→ 2度も大怪我での長期離脱を経験するなどこれまでのプロキャリアは怪我に泣かされた時期が長かったが、ボールを奪うことに関しては日本人屈指であることは間違いない。2009年にFC東京に加入すると高卒1年目からボランチでレギュラーポジションを獲得。当時の城福監督が「ボランチとしてはMF米本の方が上だから・・・。」と評価してMF今野をボランチの位置からCBにコンバートしたエピソードは有名。
MF ヘニキ (FC岐阜) 1989年9月8日生まれ 182センチ/79キロ
→ 182センチ/79キロという恵まれた体格をフルに生かしたプレーで貢献する中盤のハードワーカー。見かけによらず26歳とまだ中堅世代である。「ボールを奪うこと」に意識が集中しすぎて中盤の大事なエリアに穴を作ってしまうケースもあるが、ボールを奪い取る力は一級品。運動量も非常に多い。チームの中で彼の良さを十二分に引き出すことが出来ずにいる点はラモス監督の悩みの種になっている。
MF 渡邊一仁 (ファジアーノ岡山) 1986年9月1日生まれ 176センチ/72キロ
→ 近年のJ2を代表するボールハンター。愛媛FCしまなみでキャリアをスタートさせると、愛媛FCでボランチのポジションを確保。愛媛FCでの活躍が評価されて近隣クラブである岡山に引き抜かれた。運動量が多くて中盤で相手のキーマンを潰すプレーを得意にしている。クラッシャータイプのボランチと言えるが、パスサッカーを志向した石丸監督の下でプレーしたので攻撃力も年を重ねるごとにアップしている。
MF 石神幸征 (水戸ホーリーホック) 1990年1月11日生まれ 171センチ/70キロ
→ 怪我が多いことが難点と言えるが、日韓W杯で活躍した元日本代表のMF戸田(清水など)を連想させるハードワークでチームを支える黒子タイプのボランチ。激しいプレーが持ち味の1つになっている。右SBでプレーすることもあるが、持ち味をフルに発揮できるのはボランチのポジションでプレーした時と言えるだろう。先日、五輪代表に初選出された若手のMF内田航と激しいポジション争いを繰り広げている。
MF パウリーニョ (ジェフ千葉) 1989年1月26日生まれ 177センチ/77キロ
→ 同様に怪我が多い点がネックとなるが、「ボールを奪う能力」に関してはJリーグ屈指。高度なパスサッカーを志向する川崎Fでは生きなかったが、カウンター型のチームでは良さをフルに発揮することができる。プレー面のみならず、人間性も高く評価されており、千葉では加入1年目の外国籍選手でありながらキャプテンを任されている。来日して早くも6年目。「日本語もかなりのレベル」と言われている。
MF 山口蛍 (セレッソ大阪) 1990年10月6日生まれ 173センチ/72キロ
→ 2012年のロンドン五輪と2014年のブラジルW杯を経験した日本有数のボランチ。怪我のためアギーレジャパンの活動には参加できなかったが、ハリルホジッチ監督の評価は高くて、ハリルジャパンではボランチのレギュラーを掴みつつある。豊富な運動量とスピードを生かしたボール奪取力は日本人屈指。身体的な能力が高いのがボランチとしての大きな武器と言える。この先、欧州リーグでの活躍も期待される。
MF 今野泰幸 (ガンバ大阪) 1983年1月25日生まれ 178センチ/73キロ
→ 高校時代は無名の存在。JFL所属のソニー仙台への加入が内定していたが、岡田武史監督が指揮するコンサドーレ札幌に練習参加。「実力が認められて札幌入りが決まった。」という話は有名。MF今野のことを岡田監督に紹介して練習参加のきっかけを作ったのは現・ロアッソ熊本の小野監督だった。対人能力の強さが最大の武器。2003年のワールドユースではキャプテンとしてベスト8進出に大きく貢献した。
MF エステバン (徳島ヴォルティス) 1982年2月9日生まれ 176センチ/66キロ
→ 「徳島の刈取り番長」の異名を持つ元コロンビア代表のボランチ。左利きでボール奪取力の高さは驚異的。可動範囲が広くて1人でボールを奪い取ってカウンターのきっかけを作ることが出来る。2013年に当時はJ2に所属していた神戸に加入。神戸のJ1復帰に大きく貢献したが、2010年から2012年まではKリーグの蔚山現代でプレー。ACLの舞台でもかなりの活躍を見せてJリーグ勢を大いに苦しめた。
MF 稲本潤一 (コンサドーレ札幌) 1979年9月18日生まれ 181センチ/77キロ
→ 日韓W杯で2ゴールを挙げて国民的なヒーローになった日本サッカー史に残るボランチ。国際Aマッチ出場は82試合。長らくイングランドでプレーした。川崎Fでの5年間はなかなかスタメンのチャンスが無かったが、新天地の札幌では開幕からスタメン出場が続いた。力強いボール奪取は36歳になった今なおトップレベルと言える。ここ20年でMF稲本以上の才能を持った日本人のボランチは誰1人いない。
MF レオ・シルバ (アルビレックス新潟) 1985年12月24日生まれ 181センチ/75キロ
→ 現在のJリーグを代表するボランチ。「センスがあるから。」としか表現できないほど鮮やかなボール奪取を90分の戦いの中で何度も見せる。「守備あるいはボール奪取というのは地味な仕事である。」と言われがちであるが、MFレオ・シルバのプレーを観て認識が変わった人は少なくないだろう。「ボールを奪い取る。」という作業をこれだけ魅力的なものに昇華できる選手は今のJリーグでは彼1人と言える。
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