1人目 : FW 浅川隼人 (奈良クラブ) 1995年5月10日 178センチ/70キロ→ 2022年はJFLで「MVPと得点王とベストイレブンの個人3冠」に輝いたストライカー。2023年も昇格1年目の奈良のエースとしてゴール量産。33試合で15ゴールというのはFW小松蓮(松本山雅)に次いでJ3で2位。4ゴール差なので「逆転での得点王」も目指せる位置にいる。過去にはY.S.C.C.横浜と熊本でも年間2桁ゴールを記録しているが「どのクラブでもゴールを量産できる稀有なタレント」と言える。今シーズンは本来のCFではなくて左右のウイングの位置でプレーする機会も多いが変わらずゴール数を積み上げている。
2人目 : MF 中野桂太 (徳島ヴォルティス) 2002年8月27日 167センチ/65キロ→ 京都U-18出身で左利きのアタッカー。ユース時代は年代別代表の常連として活躍。「02JAPAN」の攻撃の中心の1人として目立った活躍を見せた。鳴り物入りでトップ昇格を果たしたがプロ入り後は出番に恵まれず。京都では2年間で計4試合のみ。昨オフに徳島に(レンタル移籍ではなくて)完全移籍をしたのは大きな驚きだったが徳島でも出番に恵まれていない。意外なほどプロの世界では苦労しているが正確無比な左足のキックは魅力。パンチ力のある左足のシュートも大きな武器となる。潜在能力は高い。
3人目 : FW オ・セフン (清水エスパルス) 1999年1月15日 193センチ/93キロ→ 193cm/93キロという恵まれた体格を誇る韓国出身の大型ストライカー。母国での期待も高いが清水では苦戦中。193cmの高さを生かした空中戦はJ2屈指と言えるがFWチアゴ・サンタナがいてFW北川航がいて夏まではFWディサロ・燦・シルヴァーノもいた清水のフォワード陣の競争は激しい。スタメンの機会はわずか。途中出場して決定力を不足を露呈する場面が目立っている。放出対象になる可能性は高いがフォワードの軸として起用されたらJ2やJ3で爆発する可能性は高い。オフの移籍市場で人気を集めるだろう。
4人目 : GK 梅田透吾 (清水エスパルス) 2000年7月23日 184センチ/79キロ→ 2017年に行われたU-17W杯のメンバーに選ばれている世代屈指のキーパー。184cmなので現代のキーパーとしては標準よりも少し下のサイズになるが抜群のフィード力が最大の武器となる。2021年はJ2の岡山にレンタル移籍して24試合に出場。レンタル延長で岡山に残留したが2022年3月の町田戦で右膝前十字靭帯断裂の大怪我。全治6〜8ヶ月と診断された。怪我からの完全復活を目指しているがチーム内に元・日本代表のGK権田がいるので出場機会をつかむのはかなり難しい。レンタル移籍は十分に考えられる。
5人目 : MF 奥山洋平 (町田ゼルビア) 1999年10月28日 173センチ/63キロ→ 大卒1年目ながら2022年はJ2の岩手で躍動。スピードを生かした突破は大きな注目を集めた。残念ながら岩手はJ3降格となったが自身は個人残留を果たした。大型補強を敢行した町田に完全移籍したが選手層の厚い町田で埋もれてしまった。仙台との開幕戦の翌日に行われた練習時代で左ハムストリングの肉離れ。全治10週間の怪我と診断されて長期離脱となった。結局、J2でベンチ入りの機会もゼロ。放出対象になる可能性は高い。2024年は再スタートのシーズンになるがスピードを生かしてチャンスを演出できる。
6人目 : MF 桐蒼太 (いわてグルージャ盛岡) 1999年7月25日 164センチ/61キロ→ キレ味鋭いドリブルが武器となるアタッカー。164cmなので身体の小ささは目立つがアジリティがあって瞬間的なスピードで相手を抜き去ることが出来る。大卒1年目だった2022年はJ2で11試合のみ。ただ、随所に光るプレーを見せた。飛躍が期待された今シーズンは20試合で2ゴール。プレー時間は709分のみ。やや停滞のシーズンになったが打開力を持った左利きのアタッカーは貴重なのでオフの移籍市場で人気を集める可能性はある。今夏にJ1のC大阪に流出したMF柴山の穴を埋めることが出来る選手と言える。
7人目 : DF ルイズミ・ケサダ (徳島ヴォルティス) 1996年2月11日 173センチ/69キロ→ Rマドリーの下部組織で育った左利きの左SB。「父親はドミニカ出身のプロ野球選手」という珍しい境遇になる。マドリードで生まれたがルーツのあるドミニカ共和国の年代別代表でプレーした経験がある。昨オフに徳島に加入したが10試合の出場のみ。プレー時間は237分のみ。ほとんど出番を得られなかった。悔しい1年になったが正確な左足のキックは武器となる。戦術理解度も高くて左SB/WBだけでなくボランチや2列目でもプレー可能。ユーティリティー性が高い。環境を変えたら大化けする可能性を秘めている。
8人目 : MF フォギーニョ (ベガルタ仙台) 1992年6月15日 180センチ/75キロ→ 2021年に仙台に加入したブラジル人のボランチ。2022年は35試合で5ゴールと活躍したが今シーズンはMFエヴェルトンが加入した影響もあって出番が減少。25試合に出場しているがトータルのプレー時間は573分のみ。チャンスは限られた。仙台に残留する可能性は低い。31歳なのでベテランの域に入りつつあるが攻守両面でチームに貢献できるハイスペックなボランチなので「ボランチの中心」になれる可能性を秘めている。豊富な運動量を生かしてゴール前のシーンにたくさん顔を出すことが出来るのは大きな魅力。
9人目 : DF 杉井颯 (長野パルセイロ) 2000年5月17日 177センチ/72キロ→ 柏U-18出身のユーティリティー。カタログスペックが日本代表のDF中山雄(ハダースフィールド・タウンFC)に似ているので比較をされる機会は多かった。大飛躍したユースの先輩と比べると出世できていないが左SBとしてはサイズもあってキックの精度が高くて戦術理解度も高い優秀な選手である。3バックを採用するクラブでは「3バックの左」でプレーすることも出来る。2022年は27試合で5アシストを記録するなど攻撃面でもチームに貢献することが出来る。左利きでキックの精度が高い左SBは貴重。希少価値は高い。
10人目 : GK 春名竜聖 (水戸ホーリーホック) 2004年5月1日 183センチ/80キロ→ C大阪U-18出身ながら水戸でプロキャリアをスタートさせた世代屈指のキーパー。年代別代表の常連の1人。2023年に行われたU-20W杯のメンバーにも選出されたが出番はなかった。高卒1年目ながら水戸で7試合に出場。正キーパーのGK山口瑠が怪我で離脱した時期に(大ベテランのGK本間などがいる中で)出場機会を獲得した。最大の武器は正確無比なビルドアップになる。C大阪U-18の2年生のときに風間体制になったが技術と判断力を磨いた。経験を積むためにJ3のクラブに修行に出ることは十分に考えられる。
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