■ 話題の中心は夏の補強J2は24節が終了した。残りは18試合となったが、今、話題の中心になっているのは夏の補強になる。今年のJリーグの第2登録期間(ウインドー)は7月21日(金)~8月18日(金)なので次の次の27節から各クラブは夏の移籍市場で獲得した選手をリーグ戦で起用することが出来る。「昇格を目指しているクラブ」や「残留を目指しているクラブ」が夏の移籍市場でどんな動きを見せるのか?は大きな注目点に挙げられる。
7月に入って連日のように夏の移籍のニュースが流れるようになっているがJ2の夏の補強の話題の中心になっているのはFWシュヴィルツォク(ルビン→大宮)とMFバスケス・バイロン(東京V→町田)の移籍になる。「ほぼこの2つに集中している。」と言っても過言ではない。この2つの移籍はともに7月6日(木)に発表されたが2人の移籍のニュースはかなり近い時間にリリースされたので驚き具合はさらに倍増された。
町田は首位を走っているが大宮は最下位。好対照と言えるが大宮は「奇跡の逆転残留」に向けて希望の光が差してきた。23節の町田戦(A)は2対0とリードを奪いながら3連続で失点して大逆転負け。20位の山口との差が「10」まで広がった。絶望的な状況だったがFWシュヴィルツォクの加入が発表された前日に行われた24節の千葉戦(H)で劇的な勝利を飾るとその翌日に待望のストライカー獲得のニュースが流れた。
その前の7月4日(火)にはMF黒川(町田)の再獲得も発表されている。FWシュヴィルツォクとMF黒川を獲得して巻き返しのための体制が整ってきた。もちろん、FWシュヴィルツォクについては名古屋時代のドーピング騒動によって長い期間プレーできず。「コンディションがどの程度なのか?」は不安視されるが名古屋時代はJ1で14試合に出場して7ゴールを記録。J1の中でもスペシャルなストライカーだった。