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【J1編】オフの補強の最終評価～1：G大阪、2：鹿島、3：湘南、4：鳥栖、5：C大阪、6：FC東京～ | | |　

※　2022年1月17日(火)の時点

6位： FC東京　・・・　A-

→　移籍市場の序盤にMF小泉慶(鳥栖)、FW仲川(横浜FM)、DF徳元(岡山)の獲得に成功した。その後、INのニュースはほとんど流れなかったが年が明けてからFWペロッチ(シャペコエンセ)を獲得。期待のドリブラーだったMF紺野(→福岡)の移籍はショッキングだったが主力の流出はほぼゼロ。充実した補強が出来た。アルベル監督になって2年目。成熟度はさらに高まると思うので上位候補の1つに挙げられる。

Jリーグ屈指のボランチに成長したMF小泉慶の獲得に成功したのは大きい。MF松木玖ならびにMF安部柊と中盤を構成することになるだろう。その一方で若手がたくさんチームを離れており、OUTのニュースは多かった。出番に恵まれなかったDF岡崎慎(→熊本)は完全移籍。GK波多野(→長崎)やMF品田(→甲府)はレンタル移籍となった。FC東京U-18からトップチームに昇格した選手が伸び悩むケースが増えている。

5位：セレッソ大阪　・・・　A-

→　「悲願のJ1初優勝」に向けて実績のあるFWレオ・セアラ(横浜FM)とMFジョルディ・クルークス(福岡)の獲得に成功。J2で10ゴールを挙げるなど活躍して争奪戦が勃発したU-21日本代表のFW藤尾(徳島)を無事に回収できたのも非常に大きい。キャンプイン直前に切り札のMFジェアン・パトリッキ(→神戸)を引き抜かれたのは当然のことながら痛いがすかさずMFカピシャーバ(ECジュベントゥージ)を獲得した。

結局、日本人はFW山田寛(→仙台)とDF丸橋(→BGパトゥム)がレンタル移籍となった程度。日本人の入れ替えはほぼ無かった。FWアダム・タガート(→パース・グローリー)、FWブルーノ・メンデス(→未定)などが退団したがピンポイントで充実した補強が出来た。期待の高いMF大迫塁(神村学園高)、MF阪田(東山高)、MF石渡ネルソン(C大阪U-18)なども加入。たくさんの有力選手と複数年契約を締結できた点も良かった。

4位：サガン鳥栖　・・・　A+

→　FW宮代(→川崎F)とFW垣田(→鹿島)がレンタルバックとなったことでJ1で実績のあるフォワードがほぼいない状態になった。MF小泉慶(→FC東京)とDFジエゴ(→柏)も流出したのでマイナス点は少なくないがそれでも移籍市場の目玉だったFW横山歩(松本山雅)とMF河原創(熊本)の獲得に成功するなどポジティブな要素の多いオフになった。主力が大量流出した昨オフとは違って充実した補強が出来たと言える。

2人以外にもDF山崎浩(山形)、FW富樫敬(仙台)、GK内山(藤枝MYFC)、MF樺山(山形)、DF坂本稀(山形)などを獲得した。川井監督が2021年に山形でコーチを務めていた関係で山形から選手を獲得するケースが多くなっている。レンタルバックのFW藤原悠(山形)も2022年の後半戦は山形でプレーした。期限付き移籍だったMF岩崎を完全移籍で獲得してMF西川潤のレンタル延長に成功したのも非常に大きい。

3位：湘南ベルマーレ　・・・　A+

→　レンタル移籍中だったGK谷(→G大阪)はレンタルバックとなったが韓国代表のGKソン・ボムグン(全北現代)の獲得に成功。実力的には優るとも劣らない中堅世代のキーパーを完全移籍で獲得できたのは非常に大きい。流出が心配されたエースのFW町野の残留も決定。鹿島からの期限付き移籍だったDF杉岡を完全移籍で獲得できたのも大きい。退団する選手は少なくないがマイナス要素の少ないオフになった。

他に新たに獲得したのは新卒の選手を除くとFW山下敬(FC東京)、MF小野瀬(G大阪)の2人だけ。ベテランのMF永木(名古屋)がレンタル復帰するがINのニュースは少なかった。昨夏にMF田中聡(→KVコルトレイク)が抜けた中盤に不安は残るがFW町野とFW山下敬のツインタワーは強力。新しい武器になるだろう。課題である得点力が劇的にUPすることはないと思うが昨オフに続いて申し分ない補強が出来たと言える。

2位：鹿島アントラーズ　・・・　A+

→　怪我がちで稼働率を計算しにくい元・日本代表のDF昌子(G大阪)を多額と思われる移籍金を支払って再獲得した動きについてはクエスチョンマークを付けざる得ないがDF植田直(ニーム・オリンピック)、MF佐野海(町田)、MF藤井智(広島)、FW知念(川崎F)と有力選手をたくさん獲得。一時は「鳥栖への完全移籍が有力」と報じられた期限付き移籍中のFW垣田(鳥栖)の回収に成功したのも鹿島にとっては大きい。

中盤の要であるMF三竿健(→サンタ・クララ)の代役として獲得したMF佐野海(町田)は腰痛ならびにオーバートレーニング症候群の影響で2022年の後半戦はプレーできなかった。コンディション面に不安を抱えているのでボランチはやや不安と言えるがそういったマイナス材料をかき消すほどポジティブな要素の多いオフになったので当然のことながら「勝ち組の1つ」に挙げられる。結果が求められる1年になる。

1位：ガンバ大阪　・・・　S+

→　2022年は15位と低迷した。近年は2位になった2020年を除くと中位以下ばかり。残留争いに巻き込まれるケースも多い。強い危機感を持っていると思うがようやく本腰を入れてチーム改革に取り組んだ。高年俸のDF昌子(→鹿島)、FWパトリック(→京都)、FWレアンドロ・ペレイラ(→未定)、MFウェリントン・シルバ(→未定)などは退団。MF小野瀬(→湘南)も契約満了。資金を作った上で有力選手を次々に獲得した。

加入が決まったのはFWジェバリ(オーデンセBK)、DF半田(山形)、MF杉山直(熊本)、DF江川(長崎)など。イスラエル代表のMFネタ・ラヴィ(マッカビ・ハイファ)の獲得も有力視されている。「クラブ史上最高級の補強が出来た。」と言える。「選手の獲得」のみならず、「既存の選手の見切り」や「監督選び」も含めて今オフのG大阪の動きはほぼパーフェクトと言える。文句なしで今オフはG大阪の動きが1番と言える。

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順位予想バトル (2023年) ・・・受付期間： 2023年1月3日(火)～2月16日(木)

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