※ 2022年10月26日(水)の時点 1人目 : FW 小川航基 (横浜FC) 1997年8月8日 186センチ/78キロ → 2021年はJ2の磐田で24試合で1ゴールのみ。321分のプレー時間にとどまったが横浜FCに移籍して覚醒。開幕からゴールを積み重ねて終わってみると41試合で26ゴール。2位以下に大きな差をつけてJ2の得点王に輝いた。「未完の大器」と言われ続けてきたがついに殻を破った。横浜FCはJ1復帰を果たしたがJ1では苦戦する可能性が高い。「より周囲のサポーティングキャストに恵まれたクラブに移籍をする。」というのは十分に考えられる。彼クラスの日本人の大型ストライカーがJリーグの市場に流れるのは稀である。
2人目 : MF 河原創 (ロアッソ熊本) 1998年3月13日 169センチ/65キロ → J2に昇格して1年目となる熊本の心臓として大活躍。全42試合で先発フル出場。フルタイム出場を果たしたがボランチの選手としては2017年のMF永田亮(讃岐)以来。J2では史上5人目の偉業達成となった。アンカーの位置で奮闘したが正確な右足でアシストも量産。42試合で1ゴール12アシストを記録した。「2022年のJ2の年間ベストイレブン入りは確実」と言える大活躍を見せたので当然のことながら評価は急上昇している。「4-1-2-3」 or 「4-1-4-1」を採用しているJ1のクラブが熱視線を送るのは間違いない。
3人目 : FW チアゴ・サンタナ (清水エスパルス) 1993年2月4日 184センチ/80キロ → 32節を終えた時点で13ゴール。J1の得点王争いの首位に立っている。今シーズンは怪我で出遅れたが復帰後はハイペースでゴールを積み上げている。25試合で13ゴールなので「2試合に1点以上のペース」でゴールを重ねている。清水も残留争いに巻き込まれているがJ2降格となった場合は流出する可能性大。J1屈指のストライカーなので「軸になれるフォワード」を探しているJ1の有力クラブにとっては魅力的な選手である。「前線で確実にボールをキープして攻撃の基点となる働き」もしっかりとこなすことが出来る。
4人目 : MF 杉山直宏 (ロアッソ熊本) 1998年9月7日 176センチ/69キロ → MF中村俊のラストゲームとなった最終節(=42節)でもゴールを記録して42試合で9ゴール4アシスト。初挑戦となるJ2でベストイレブン級の働きを見せた。右ウイングが主戦場になったが積極的な仕掛けと正確な左足が熊本の大きな武器となった。J2でこれだけの結果とインパクトを残したので熊本のプレーオフの結果に関わらず、大争奪戦が勃発するのは間違いない。同じ左利きのアタッカーであるMF松崎快(水戸→浦和)とMF中原輝(山形→C大阪)は2021年のJ2で大活躍してJ1のクラブにステップアップの移籍を果たした。
5人目 : FW 町野修斗 (湘南ベルマーレ) 1999年9月30日 185センチ/77キロ → 初めて代表に召集されるとE-1 サッカー選手権で3ゴールを挙げて優勝に大きく貢献。J1でも4位タイとなる10ゴールを記録するなど大飛躍の1年になった。湘南は残留争いに巻き込まれているが「J2降格」となった場合は流出確実。J1残留を果たした場合でも流出を阻止するのはかなり難しいと考えられる。185センチと高さがあって運動量もあって献身性もある。日本代表に召集されて活躍したことで認知度や人気も大きく高まっていることを踏まえると今オフに海外クラブを含めた大争奪戦が勃発する可能性は高い。
6人目 : GK 鈴木彩艶 (浦和レッズ) 2002年8月21日 190センチ/91キロ → U-21日本代表の正キーパー。夏に行われたE-1 サッカー選手権の日本代表に選出されたが所属クラブではJ1で2試合のみ。GK西川が健在なので定位置を脱出するのは至難の業である。GK西川のフィード力はリカルド・ロドリゲス監督のサッカーには欠かせない。2024年のパリ五輪のことを考えても2023年は所属クラブで定位置を確保して試合経験を積まないといけない。昨オフにGK牲川を獲得していることを踏まえると「今オフに期限付き移籍で修行に出る可能性大」である。興味を示すクラブは沢山出てくるだろう。
7人目 : FW 横山歩夢 (松本山雅) 2003年3月4日 170センチ/65キロ → 高卒1年目の2021年はJ2で16試合で無得点だったが高卒2年目の2022年に才能が開花。30節を終えた時点で27試合で11ゴールを記録。J3の得点ランキングの5位タイに位置する。U-19日本代表にも選出されているが代表活動とリーグ戦の日程が重なって欠場を余儀なくされた試合もあったことを考えると見事な成績と言える。持ち味はJリーグ屈指のスピードになるがドリブルで仕掛けて自らシュートチャンスを作ることが出来る点も大きな武器となる。J3でプレーする選手の中では最高のポテンシャルを秘めた選手である。
8人目 : FW 高橋利樹 (ロアッソ熊本) 1998年1月20日 182センチ/76キロ → MF河原創ならびにMF杉山直と一緒に熊本の躍進を支えた。こちらもJ2初挑戦だったが40試合で14ゴールを記録。J2の得点ランキングで3位タイと目覚ましい活躍を見せた。アタッカー系の選手と比較するとストライカー系の選手は「上のカテゴリーに移籍したときの成功確率」がやや低くなるがFW高橋利はハードワークができるので点を取るだけの選手ではない。大卒でJ2の山口に加入して活躍して同じくJ2の千葉に移籍してJ1の鳥栖への個人昇格を果たしたFW山下敬(FC東京)のようなキャリアになる可能性は高い。
9人目 : DF 安藤智哉 (FC今治) 1999年1月10日 190センチ/84キロ → 愛知学院大出身で大卒2年目。大学時代の2018年にU-19日本代表に選出された経験を持っている。進路先がJ3のFC今治になったことはサプライズだったが2年目にして守備の要に成長。190センチの高さとパワーはJ3の中では目立ちに目立っており、27試合で6ゴール2アシスト。6位と好調のFC今治を支えている。J3で年間ベストイレブン級の活躍を見せている。ビルドアップ能力はあまり高くないので「現代的なCB」とは言えないがポテンシャルはJ3のCBの中ではナンバー1。いきなりのJ1行きも十分に考えられる。
10人目 : MF 久保藤次郎 (藤枝MYFC) 1999年4月5日 167センチ/64キロ → 中京大出身で大卒1年目ながら右WBのレギュラーを確保。26試合で10ゴール6アシストとJ3で年間MVP級の活躍を見せている。J3の得点ランキングで7位タイに位置するがポジションが右WBであることを考えると「異常なペースでゴールを積み重ねている。」と言える。藤枝MYFCは30節を終えた時点で2位。初昇格のチャンスを迎えているがJ2昇格を達成した場合でもこれだけの活躍を見せているMF久保藤次郎を引き止めるのは困難と考えられる。右SBでのプレーは難しいと思うが右SHでも持ち味を出せるはず。
・2022/09/02 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (21位~30位) ・2022/09/02 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (11位~20位) ・2022/09/03 【J2限定】 「今オフ、J1のクラブが獲得できたら美味しい。」と思えるJリーガー (1位~10位) ▼ 最新の動画 (2022年10月15日 up済) VIDEO ★ 現在の投票数 → 347票
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