11人目 : FW 藤原悠汰 (サガン鳥栖→モンテディオ山形) ・・・ B-
→ 165センチとサイズには恵まれていないが抜け目のない動きでゴールを奪うストライカー。2節の湘南戦(H)でJ1初ゴールを記録。ルヴァン杯でもゴールを決めた。鳥栖では8試合に出場。大卒ルーキーながらそれなりに出場機会を得ていたので山形への育成型期限付き移籍というのは驚きだった。FW藤本佳が長期離脱した山形は得点源になれる選手を必要としており、さっそく、3試合連続でスタメン起用されている。期待は大きいがFWディサロ・燦・シルヴァーノ(清水)の加入が決定。ポジション争いは激しくなった。
12人目 : FW ブライアン・リンセン (フェイエノールト→浦和レッズ) ・・・ A-
→ オランダのエールディビジで324試合に出場して106ゴール。7度も2桁ゴールを記録しているストライカー。 直近の2021年-2022年も34試合で13ゴールを挙げているのでかなりの大物と言える。MF堂安律やDF中山雄やDF菅原などがオランダリーグでプレーしているがそのレベルは分かりにくいところがある。「いい物差しになる。」と思われる。実力や実績に疑いの余地はないが170センチと身長は高くない。MF江坂やMFアレックス・シャルクがいる中、どういう使い方になるのか?は大きな注目点に挙げられる。
13人目 : DF 飯野七聖 (サガン鳥栖→ヴィッセル神戸) ・・・ S-
→ ここに来て3連勝。監督交代で蘇ったがDF飯野の加入が決まった時点では降格圏だった。危機感を持ったフロントが鳥栖の主力の引き抜きを画策して成功した。右SBは今シーズンもDF山川哲が1stチョイスになっているが本職はCBの選手なので攻撃面での貢献度は限られる。弱点だった右SBを強化できたのは非常に大きい。スピードが最大の武器となるが足元の技術も高くてサイドで起点になる働きが出来る。大きな補強と言えるがここ最近のDF山川哲のプレーは悪くない。どういう使われ方になるだろうか?
14人目 : FW 鈴木武蔵 (ベールスホットVA→ガンバ大阪) ・・・ S-
→ 得点力不足に苦しむG大阪への完全移籍が決まった。シントトロイデン・浦和・神戸が興味を示すなど国内外のクラブを巻き込んだ争奪戦に発展したがG大阪入りを選択した。CFの選手が結果を出せずに苦しんでいるG大阪の救世主になることが期待される。FWパトリックは34歳。衰えて来ても不思議はない年齢になった。走力を生かしてシンプルな縦パスを決定機に結びつけることが出来る選手なので当然のことながら大きな補強になったと言える。海外ではあまり結果を出せなかったがJリーグではどうなるか?
15人目 : FW ステファン・ムゴシャ (ヴィッセル神戸) ・・・ A+
→ 現役のモンテネグロ代表。国際Aマッチは43試合で15ゴールを挙げている。Kリーグの仁川ユナイテッドではほぼ2試合に1点ペースでゴールを奪った。残留争いに巻き込まれている神戸の救世主になることが期待されたが彼の加入が決まってから神戸は好調。3連勝を達成した。FW武藤嘉はもちろん、スタメン落ちのFW大迫も好調なので逆に使い方は難しくなった。監督にとっては嬉しい悩みと言えるが当面は途中出場になる可能性が高い。188センチとサイズに恵まれており、ボックス内で勝負強さを発揮する点取り屋。
16人目 : FW レオナル ド(重慶→名古屋グランパス) ・・・ C+
→ 5月24日(火)に突如としてチーム解散を発表した重慶両江競技足球俱楽部から加入したブラジル人のフォワード。得点力不足に苦しむ中、ドーピング問題でプレーできないFWシュヴィルツォクは退団濃厚と報じられたので新たな外国人フォワードにかかる期待は大きい。184センチ/85キロなのでサイズに恵まれているが動画を見る限りではポストプレーやヘディングよりもドリブル突破が得意な選手である。FW永井謙(FC東京)の復帰も決まったがFWレオナルドはCFではなくてサイドハーフでの起用も考えられる。
17人目 : FW 永井龍 (サンフレッチェ広島→ファジアーノ岡山) ・・・ B-
→ C大阪U-18出身。年代別代表でも活躍した。ユース時代は年の近いMF山口蛍、MF扇原、FW杉本健と同じくらいの期待を集めた。日本代表クラスまで駆け上がった3人と比べると伸び悩んだが長崎時代の2016年にJ2で17ゴールを挙げている。2018年以降はなかなか結果を出せないがフォワードとしてはかなりの万能型である。前線からの守備にも定評がある。4位と好位置に付ける岡山は自動昇格のチャンスがある。2位以内に入るためには得点力アップは不可欠。彼にかかる期待は大きい。MF扇原(神戸)は大親友になる。
18人目 : DF 佐藤瑶大 (ガンバ大阪→ベガルタ仙台) ・・・ B-
→ 明治大出身。「大学屈指のCB」と評価されて2021年にG大阪に加入したが良さを出し切れず。プロ1年目の2021年はJ1で8試合のみだった。チャンスを与えられたときに退場になってしまったり、PKを献上したり、パスミスで失点に絡んだり。印象は良くない。代表クラスのDF昌子、DFクォン・ギョンウォン、DF三浦弦に加えてDF福岡将やDF高尾もいる。つなぎの部分が不安定なので片野坂監督のサッカーとの相性は良くなかった。3位と好調を維持する仙台はCBがやや手薄。最終ラインの層が厚くなったのは良かった。
19人目 : FW ジョン・マリ (アル・シャバブ→アビスパ福岡) ・・・ A-
→ 2021年はJ1の福岡でプレー。16試合で5ゴールを挙げたがスタメンは5回だけ。プレー時間は544分だったのでハイペースでゴールを積み上げた。5ゴールのうち、4ゴールは途中出場の時に記録した。スーパーサブ的な起用法で活躍したが半年ぶりに福岡に戻ってきた。得点力不足に苦しむ福岡なのでゴール前で勝負できるストライカーを獲得できたのは大きい。両サイドからたくさんクロスが上がってくるチームなので彼の能力は生かされやすい。2018年にCリーグの2部で24ゴールを記録。得点王に輝いている。
20人目 : MF 阿部浩之 (名古屋グランパス→湘南ベルマーレ) ・・・ B-
→ G大阪時代の恩師である長谷川健太監督が就任して復活が期待されたが出番は限られた。同じように出番に恵まれなかったMF永木(湘南)とトレードのような形になったがどちらも期限付き移籍になる。30歳を大きく超えた選手の期限付き移籍というのはなかなか珍しいが攻撃の駒を増やしたい&ボランチは足りている湘南にとってはいい補強と言える。依然として湘南も得点力不足なので強烈なミドルシュートという一発を持った選手を獲得できたのは良かった。ハードワークも出来る頼りになる選手である。
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