■ 初のJ1残留を目指す横浜FC2007年以来のJ1復帰を果たした横浜FCも「オフの補強に成功した」と言える。FW一美、DF志知、DFマギーニョ、MF手塚、GK六反など能力の高い選手をたくさん確保した。右SBのDF北爪の流出は想定外だったがMFレアンドロ・ドミンゲスとFWイバの残留は決定。守備的なポジションの年齢層が高めなのは気になるが「J1残留を果たしたとしても不思議はない戦力」と言える。クラブ史上初のJ1残留が目標になる。
これまでの横浜FCの補強というと「ピークの時期が過ぎている有名選手」を獲得するケースが多かった。前回、J1に昇格したときはFW久保竜とMF奥を獲得しているがFW久保竜は8試合で1ゴールのみ。MF奥も16試合の出場にとどまった。もちろん、戦力になったビッグネームもたくさんいるが「若手から中堅世代の選手をたくさん獲得する。」というのはこれまでの横浜FCにはあまり見られなかった補強のやり方になる。