11人目 : MF 可児壮隆 (ガイナーレ鳥取)→ 前評判は高ったが大卒で加入した川崎Fでは出場機会に恵まれず。湘南や金沢やFC今治でも大きなインパクトは残せなかったが2018年に鳥取に移籍すると才能が開花。J3でベストイレブン級の活躍を見せて3位躍進に大きく貢献した。迎えた今シーズンは怪我人が続出する苦しいシーズンになっているがMF可児は孤軍奮闘している。高度なテクニックを武器とする「J3屈指のミッドフィールダー」に成長した。
12人目 : DF 西山雄介 (ガイナーレ鳥取)→ 昨夏にY.S.C.C.横浜から鳥取に完全移籍した。ステップアップの移籍となったが鳥取では11試合で5ゴール。CBながら驚異のペースでゴールを奪ってチームの躍進に大きく貢献した。182センチとサイズがあって、かつ、身体的な能力も高い。攻撃面でも光るものがあるので「J3でプレーする日本人のCBの中では屈指の有望株」と言える。能力の高いCBなので「J2でも問題なくやれる選手」だと考えられる。
13人目 : DF 輪笠祐士 (福島ユナイテッド)→ FC東京U-18出身。日本体育大に進学して2018年に福島に加入したがプロ1年目から左SBのレギュラーとして活躍した。本職はボランチになるがSBの位置からたくさんボールに触って攻撃の起点になった。松田岳夫監督が就任した今シーズンは右SBで起用されているが右サイドも上手くこなしている。ポゼッション志向の監督が増えているので「サイドでゲームを作れるSB」の重要度は高まっている。
14人目 : MF 麦倉捺木 (いわてグルージャ盛岡)→ 柏U-18出身でDF中山雄(ズヴォレ)などが同期となる。たくさんのプロ選手を輩出した世代になるがプロ入り後は今一つ。水戸でもSC相模原でもなかなか良さを出せなかったが岩手に移籍した今シーズンは開幕から絶大な存在感を発揮しており、精度の高いクロスからアシストを連発している。とにかく左足のキックの精度が高い。高精度の左足を持ったSB/WBを必要としているクラブはJ2にはたくさんある。
15人目 : DF 河野諒祐 (Y.S.C.C.横浜)→ 湘南ユース出身。2013年に高卒で湘南に加入したが出場機会に恵まれず。J3の福島でも出場機会に恵まれずにわずか2年で契約満了になったが地域リーグのヴェルスパ大分で力を付けて2018年にY.S.C.C.横浜に加入。Jリーグ復帰を果たした。今シーズンが加入2年目になるが「J3でも指折りの右SB」と言えるほどの活躍を続けている。マルチな選手で2列目やフォワードでもプレー可能。使い勝手は良い。
16人目 : MF 谷口海斗 (いわてグルージャ盛岡)→ 大卒1年目の2018年はJ3で23試合に出場して15ゴールを記録。ベストイレブン級の活躍を見せた。プロ入り時はほぼ無名の存在だったので大きなサプライズだった。体の強さが特徴。ゴールへの嗅覚も持っている。大学の途中まではCBでプレーする機会が多かった選手なので「フォワードや2列目の経験」は乏しいが、そのことは「ノビシロ」と表現することが出来る。今シーズンは苦しんでいるが将来性は高い。
17人目 : MF 新井瑞希 (カターレ富山)→ 加入1年目から10番を背負っている東京世代のドリブラー。圧倒的な技術を駆使してチャンスを演出することができる「J3屈指の有望株」だったがオフに同じドリブラーのMF白石が加入した影響もあって出番が激減している。プレーヤーとしての価値や評価は下がっているが逆にこういうときはリーズナブルな金額で獲得できるのでお買い得と言える。「東京五輪出場を目指しての移籍」はあり得なくもない。
18人目 : FW 武颯 (福島ユナイテッド)→ 早稲田大出身のストライカー。2018年はプロ1年目ながら8ゴールを記録するなど即戦力として活躍した。いろいろな形からゴールを奪うことが出来る天性の得点感覚を持ったストライカーである。「J3でプレーする日本人ストライカーの中では指折りの有望株」と言える。今シーズンは8節を終えた時点では1ゴールのみ。十分な結果は出せていないが魅力のあるストライカーであることは間違いないところである。
19人目 : GK 吉田舜 (ザスパクサツ群馬)→ 近年の大学サッカー界の中心になっている法政大出身。昨年度のインカレでは最優秀GKに選出されている。正キーパーだったGK松原がJ1の湘南に個人昇格を果たして「実績のあるキーパーが誰もいない。」という非常事態に陥った群馬を救う働きを見せている。185センチというのは現代のキーパーとしては標準か、それ以下のサイズになるが、ルーキーらしからぬ安定したプレーでチームを支えている。
20人目 : FW 加藤潤也 (ザスパクサツ群馬)→ 「鳥取の10番」として活躍していたFW加藤潤がオフに同じカテゴリーのクラブである群馬への移籍を決断したのは大きな驚きだった。昨オフのJ3関係の移籍の中では最大級のサプライズだったが新天地でもしっかりと結果を残している。当初は控え扱いだったが結果を残して地位を確立した。スピードとシュートセンスを持っており、「J3の中では屈指のアタッカー」と言える。メンタルの強さも大きな武器となる。
→ 2018/12/24 【移籍市場】 納得しがたいFW加藤潤也の移籍(ガイナーレ鳥取→ザスパクサツ群馬)
・「Jリーグ ブログ村」に登録しています。
・この記事を読んで面白かったと感じたときは「応援のクリック」を宜しくお願いします。m(_ _"m)
応援のクリックをする。
★ 現在の投票数 → 19票
→ 最大で20人まで投票することができます。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
関連エントリー
2019/05/16 【Jリーグ】 死ぬまでに一度は訪れたい日本国内の専用スタジアム (1位-10位)
2019/05/17 【Jリーグ】 悪くはない日本国内のトラック付きのスタジアム (1位-10位)
2019/05/17 【Jリーグ】 スタジアムグルメが充実しているクラブ (1位-10位)
2019/05/22 【Jリーグ】 夏の移籍市場で「J1のクラブへの個人昇格」がありそうな選手 (20名) (前編)
2019/05/22 【Jリーグ】 夏の移籍市場で「J1のクラブへの個人昇格」がありそうな選手 (20名) (後編)
2019/05/23 【Jリーグ】 夏の移籍市場で「J1のクラブへの個人昇格」がありそうな選手 (10名) (extra編)
2019/05/23 【J2】 2019年シーズンの記事一覧 (まとめ)
- 関連記事
-