サッカーコラム J3 Plus+　

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【J2】ポジション別の個人評価ランキング (アタッカー編) (11位-20位) | | |　

20位： MF 瀬川祐輔 (柏レイソル)

→　開幕5試合は4勝1敗。「優勝候補の筆頭」と言われた柏は2位と順調に勝ち点を積み上げているが5試合で5ゴールのみ。まだ攻撃陣にエンジンがかかっていない。開幕4連勝を果たしたが4試合連続で1点差の勝利だった。MF瀬川祐も力を出し切れているわけではないが2節の町田戦(H)では個人技から決勝ゴールを記録するなど要所要所で力を示している。J2の中ではスペシャルな存在の1人と言える。

19位： MF 近藤貴司 (愛媛FC)

→　大卒で愛媛FCに加入して早くも5年目になった。プロ入りしてからずっと愛媛FCでプレーしているがスピードが最大の武器になる。今シーズンはMF神谷と2シャドーを形成しているがMF近藤貴の運動量の多さとスピードは今シーズンも目立っている。愛媛FCはカウンターからチャンスを作る場面が多くなっているがカウンターのときは主役になることが出来る。攻撃CBP(全体)はJ2全体で30位にランクされている。

18位： MF ドゥドゥ (ヴァンフォーレ甲府)

→　力をフルに発揮できているとは言えないが5試合で1ゴールを記録。シャドーの一角で起用されているが「個の力」は相手の脅威になっている。ドリブルCBP(合計)はJ2全体で9位、シュートCBP(合計)はJ2全体で14位。「個の力」はJ2でもトップクラスと言える。新加入のFWピーター・ウタカがここまで大きな存在感を発揮しているがMFドゥドゥとの関係性はまずまず良い。甲府は3勝2分けと好スタートを切った。

17位： MF 野村直輝 (徳島ヴォルティス)

→　4試合で1アシストのみ。まだ十分な結果は出せていないが「フィット感では、むしろ、MF清武功よりも上」と言えるほどチームに馴染んでいる。システムもメンバーも定まっていないが「MF清武功とMF野村直の2シャドー」というのが今シーズンの徳島の基本形になる可能性は高い。5節の東京V戦(H)ではFW岸本の先制ゴールをアシストしたが「ほぼ完璧」と言える文句のつけようがないスルーパスを通した。

16位： MF 松田力 (アビスパ福岡)

→　福岡は開幕4試合勝ちなしと苦しんだが5節の新潟戦(A)で初勝利をゲット。状態が上がってきた。MF松田力は今シーズンはサイドハーフで起用されているが5試合で1ゴール1アシスト。攻撃CBP(全体)はJ2全体で10位、シュートCBP(合計)はJ2全体で9位。サイドの位置からゴール前に顔を出してシュートチャンスに絡めている。本格派のストライカーのFWヤン・ドンヒョンが加入したことはプラスに作用するだろう。

15位： MF 坂元達裕 (モンテディオ山形)

→　東洋大出身の大卒ルーキー。開幕戦は途中出場だったが2節から4試合連続スタメン出場中。3節の町田戦(A)で貴重なダメ押しゴールを奪うなど2節からの3連勝に大きく貢献した。MFアルヴァロ・ロドリゲスやMF大槻周とのポジション争いになるが定位置を確保しつつある。テクニックがあってイマジネーションも豊富。攻撃に攻撃のアクセントを加えることが出来る。ドリブルCBP(合計)がJ2全体で12位となる。

14位： MF 石津大介 (アビスパ福岡)

→　5試合で1アシストのみ。本来の力を出し切れているとは言えないが攻撃CBP(全体)はJ2全体で5位。ドリブルCBP(合計)はJ2全体で8位。攻撃の中心として変わらず重要な戦力になっている。ファビオ・ペッキア監督が就任した福岡は開幕から4試合勝ちなしと出遅れたが5節で初勝利を記録。攻撃的なサッカーにトライしているので打開力のあるMF石津にとっては良さを出しやすい環境になっていると言える。

13位： MF 戸嶋祥郎 (アルビレックス新潟)

→　大卒2年目ながら主力として活躍中。2節の千葉戦(A)では3ゴールに絡む大活躍を見せてアウェイでの勝利に大きく貢献した。右SHが主戦場になるが運動量が多くて、かつ、クレバー。守備面での貢献度も高い。身体能力やサッカーセンスに恵まれた選手ではないが賢くプレーできる選手である。右足のキックが冴えており、クロスCBP(合計)がJ2全体で6位となる2.84。チャンスメーカーとして輝いている。

12位： MF 風間宏矢 (FC岐阜)

→　今シーズンのFC岐阜は「4-4-2」を採用している。ダイヤモンド型の中盤になっており、トップ下の選手の役割は重要になってくるが、開幕からMF風間宏矢が任されている。責任の大きいポジションでプレーしているが開幕の山形戦(H)では2ゴールの活躍。勝利に大きく貢献した。ドリブルCBP(合計)はJ2全体で7位、シュートCBP(合計)はJ2全体で2位、攻撃CBP(全体)はJ2全体で6位。多くの項目がJ2屈指となる。

11位： MF 西谷和希 (栃木SC)

→　新たに10番を背負うことになった生え抜きのドリブラー。クラブ期待の星と言えるが開幕当初はなかなか良さを出せず。いい形でボールを受ける機会は少なかったが4節の東京V戦(A)では後半42分に得意のドリブルから逆転ゴールをゲット。今シーズン初勝利をもたらした。ドリブルCBP(合計)はJ2全体で1位となる3.98。いい形でボールを持つことが出来ると高確率でチャンスを生み出すことが出来る選手である。