はてなキーワード: インフルエンザとは
Mくんの発言からは、いくつかの認知の歪みが見られます。それぞれ解説します。
1. 個人化
症状: 自分の責任ではないことまで自分に原因があると考える。
例: Mくんは他人の指摘や批判に対して「自分の文章力が劣っているから」「自分が至らないせいだ」と感じています。
解説: 実際には、批判する側の意図や性格、背景も関係している可能性があります。すべてを自分のせいにすることで、不必要に自信を失っています。
症状: 状況や自分の能力を「完全に成功」か「完全に失敗」のどちらかで捉える。
例: 「自分は大学生以下の文章力しかない」と、能力を極端に低く見積もり、他人と比較して落ち込んでいます。
解説: Mくんは「少しでも他人に劣る部分があると全体がダメ」と捉えがちですが、実際には得意分野と不得意分野があって当然です。
3. 被害妄想(過度な警戒心)
症状: 他人が自分を批判しようとしている、悪口を書かれていると考える。
例: 「裏で悪口を書かれているんじゃないか」「何か斜め下のことをするとTwitterやnoteに書かれる」と不安に思っています。
解説: 根拠のない想像や過去の経験に囚われすぎることで、実際には起きていないことに過剰に反応しています。
4. 過度な一般化
例: 「Yさんが過去に他人のことを書いた」という経験を、今も必ず自分に対して行われていると信じています。
解説: 過去の出来事が特別なケースである可能性を無視し、すべての場面で起きると考えています。
例: 「都合のいい人なんじゃないか」と考え、自分の価値を過小評価しています。
解説: 他人にとっての自分の役割をネガティブに捉え、それをあたかも事実のように受け入れています。
症状: ポジティブな情報を無視し、ネガティブな情報だけを取り上げる。
例: 「まともなコミュニケーションがない」「都合よく扱われている」と感じる一方で、Yさんからインフルエンザを心配されたりドリルのレビューを頼まれたポジティブな行動を軽視しています。
解説: 他人が見せている好意やポジティブな意図を認識できず、不安や不満だけを感じています。
症状: 自分を犠牲にして他人のために尽くすべきだと思い込む。
例: 「Yさんに恩義があるからレビューをしている」「家事や忙しいスケジュールの中でやっている」といった発言から、無理をしてでも他人に応えなければならないと感じています。
解説: 他人に尽くすことが当然だと思い込み、必要以上に負担を抱えています。
総括
Mくんの認知の歪みは、自己評価の低さや他者の行動に対する過剰な解釈、責任感の偏りなどが影響しています。このような歪みは、ストレスや自己否定感を増幅させ、現実的な解決策を見つける妨げになります。彼がもう少し柔軟に物事を考えられるようになると、今抱えている不安が軽減するでしょう。
インフルエンザ診断されて家で寝てたんだけど暇なんでぶっちゃけ話書き出しとこう。Xに書けねえし。
AI驚き屋はインプレッション稼ぎ、コンサルは使って欲しいんでAI使いこなしてますよアピールするけど、じゃあ現場はどうなんだよって話ね。
まず隠す方。これは色んなレベルで行われてる。外注は聞く限りでは使ってるところが多いし、社内請負系でも塞いでないところは使われてる、社員もまあ使ってる。
一番面白かったのは、割と大きめの企業で社内で大々的に社内向け生成AIチャット作って使ってる(話聞く限りはAzureベースの検閲ありChatGPTクローン)話。が、対外的には何も言ってない。
これなんで隠すかっていうと、セキュリティだの情報漏洩だのも理由なんだろうけど、一番大きいのは「単価を下げられたくないから」。
簡単な話で、派遣でもバイトでもなんでもいいんだけど、自分が雇ってる立場だとして、雇われる側の処理速度が2倍になったら2倍金払う?払わないよね。
ラッキー、いい人が入ってくれたと思って2倍仕事を振るか、色々やってもらうよね。
日本の場合は特に、職務範囲が曖昧だし、(遵法意識が曖昧な企業なんかは)外注だの請負だのでも、一定期間雇ってる意識でいるところがあるよね。
というあたりで、全社的に生成AI活用するぞってやってるところでも、社外にはアピールしてない企業がまあまあある。完全に緘口令敷いているところはあんま聞かないけど。
生成AI活用しましたって馬鹿正直に申告して、良いこと特にないんだよね。だから隠すし、使い方も共有しない。今はライバルに差をつけろ(自分の時間を持つぞ)みたいな状況。
あと使わないって企業もまあまあある。個人でもあんなん使い物にならないよって人も、まあまあ業界にもいる。わからんでもない。
社内でGoogle検索できない企業は存在はするし、github使わないとかそこまで珍しくもないし、あと自分の使い方に合わないから使わないって人も普通にいる。
靴に自分を合わせる必要はないし、そういう人が割といるおかげで、生成AI使う方は差別化にもなっているところはある。
何をどう使ってるかは恨まれたくないし大っぴらに書くつもりないから、まあ想像してくれ。
ただ、AI驚き屋さんが言うみたいにホワイトカラーの仕事がなくなることはないし、プログラマーも別にいらなくならないし、曖昧な仕様でゴリ押ししても生成AIは完成品を出力しない。
逆に、今はまだ発展途上で使い物にならないみたいなのも正しくないと思う。ごく具体的に言うと、月単価100万の仕事なら、2〜3万円って一人日以下だよね。月に5時間も節約できれば元が取れる。
つまりは、その程度には使い物になってる。
この辺、他の業界も変に浮かれずに、うまーく導入していかないと、単にコストカットできるとしか思われなくて地獄を見ることになると思うよ。
もう他業種だから恨まれても関係ないから書くけど、家庭教師業界とかね。
生成AI凄いんですよアピールとかしちゃったら、もうChat GPT-4で良いじゃん先生いらない、みたいなね。
合格というゴールに向かって、一貫してちゃんと伴走できるのが良いんですよ作り話もしないし確実なのは参考書をもとに解説できる私なんですよアピールが必要になる。
でも確認テスト作ったりとか、相手によって異なるモチベーションをどう維持させるかのアイデア出しとかは、使えるよね。
隠れて使ってる時って「生成AIは嘘をつくから教育には使えない」とか主張してくれる人がいると助かるんだよね。その主張を信じる人は、人間を雇ってくれるから。
というわけで、テック関係者は生成AIを使ってんのかよって言われると、半々かな。
一撃でアプリが作れますみたいな使い方してる人は多分いない。書いたコードにコメントつけさせてるやつはいるだろうね。
ぬいぐるみ隣に座らせてプログラミングしてたら効率が上がるような業界だぞ。そりゃあ使えるものはなんでも使いますがな。
ぜひこっそり、うちの業界でも使ってるけど黙ってるみたいな話を聞かせて欲しい。
引っ越す前にうちの近所にあった小児科は非常に立地のいい住宅街ど真ん中にありながら診断治療が下手すぎるという噂。
近所のママ連が全員口を揃えて「あそこは予防注射でしかいきたくない」といっていた。
いつみても駐車場はスカスカ。(まあ患者がみんな徒歩でしかこない可能性もあるが)
最近とおりかかったらラミネートで「インフルエンザ予防注射」とか塀の外にとりつけてあった。
それでもまあ経営がつづく程度にもうかるならええんちゃう?とおもった。
一方耳鼻科は「よくみてくれるので」駐車場が足りずに第二駐車場あり。
さらに休日診療所が近所にあって子供が鳥インフル休校のときにいってみたけど
非常に粗末な建物だし混んでたしたしかに二次感染が心配になった。
あのときは結局ほとんど重症化しなかったからいいけどコロナ後の今だと遠くの立派な病院までいかないといけない、となってるだろうな。
□ 予防効果のばらつき
・ワクチンの有効性は、接種する年や対象集団によって大きく異なります。特に、高齢者や免疫抑制状態にある人々では効果が低いことが多いです。
例: ワクチンの有効性は年によって、10〜60%と大きな幅がある。
□ 抑束変異
・インフルエンザウイルスは抑束変異(ドリフトやシフト)を頻繁に起こし、予測が外れる場合、ワクチンの効果が著しく低下します。
・多くのエビデンスは観察研究やモデルシミュレーションに依存しており、ランダム化比較試験の数は限られています。
・観察研究では、健康な利用者効果(健康な人ほどワクチンを接種しやすい傾向)が結果を残念させる可能性があります。
□ アウトカムの不確定性
・臨床試験で用いられるエンドポイント(感染予防、重症化予防、死亡率低下など)の定義や測定方法が統一されていないことがあります。
・接種直後の副反応に関するデータは豊富ですが、長期的な影響に関する研究は限定的です。
例: ギラン・バレー症候群(GBS)のような紛らわな副反応のリスク評価は難しい。
・妊娠婦や小児、特定の慣性病患を持つ患者における安全性データが十分でない場合があります。
・ワクチンのコストに見合った効果を得られるかについての論議は続いています。感染が流行しない年や、予防効果が低い場合には、費用対効果が低下する可能性があります。
□ 義務接種の是非
・ワクチン接種を義務化することの倫理的問題(個人の選択権 vs 公衆衛生)。
□ 接種率の偏り
行く気が起きる。とかまじて書いてるのか。
俺は娘2人いる共働きだが土曜日空いている小児科見つけて、そこに毎年通ってる。
その程度のこともしないお前の「行く気が起きる」のために、なんで行政がそこまでやらなきゃいけないんだ。
行く気が起きる。とかまじて書いてるのか。
俺は娘2人いる共働きだが土曜日空いている小児科見つけて、そこに毎年通ってる。
その程度のこともしないお前の「行く気が起きる」のために、なんで行政がそこまでやらなきゃいけないんだ。
子ども医療費もインフルエンザワクチン補助も自治体独自財源で交付税措置なしだったっけ?
子ども医療費はやってる自治体多いのに、ワクチンはそこまで多くないし額もしょぼいよね
トータルでの自治体費用負担ってどういうシミュレーションしてるんだろうね、ワクチン補助しないほうが低コストって判断なんでしょうね、きっと
保護者からしたらワクチン打つより、罹患してから受診したほうが圧倒的に安いんだよね
あとは反ワクの功績やね
https://anond.hatelabo.jp/20250114102242
そもそも以前ワクチン接種は義務だったが、副反応に対する批判から任意接種に切り替わった
当時の時代背景として、消費者運動の力が非常に強くマスコミも運動側につきやすいため、正確な事実やリスクを多くの消費者は正確に判断することが極めて難しかった
また、戦後日本では水俣病をはじめとした公害問題も多く、企業や政府の信用も低かったし、何より当時はまだ冷戦の最中で今とは比べ物にならないレベルで左翼の影響力は大きかった
時代は少し後ろになるが、今では反ワク左翼の代表である薬害オンブズパースン会議なども90年代に薬害エイズ問題において大きな役割を果たし、薬害エイズ被害者の代表である川田龍平は国会議員になり今に至る
HPVワクチン「副作用」問題もこうした歴史的な流れの元に「ワクチンが絶対に悪い」という予断の下、左派の大多数がマスコミとともに反対運動を繰り広げたが、その後は言うまでもないだろう
今現在もワクチンに対して日本は欧米に比べて及び腰なのはこうした歴史的な積み重ねによるものであって、政府の不作為というよりは良心的インテリ市民に最大限慮ってきた結果であり、彼らの反省無くしてこれ以上の改善は難しいだろう
インフルエンザの場合は新型コロナなどと違って、ワクチン接種による正の外部経済性が大きくなく、そのメリットが主に個人に還元されるから。だからその個人的メリットを享受したいなら、個人的に申し込んで接種しなさいなとなる。面倒が上回って接種しない、という人は所詮はその程度のメリットしか感じてないということ。そんなものを国が手取り足取り接種に向かわせる理由もない。
九州が医療機関が少ないというわけではないけど、指摘内容はその通りで、都道府県ごとに「選ばれる病院の規模」が少しずつ異なるために、都道府県ごとの数字は直接比較されるべきではない。これは本当にひどい話。
下記に示すのは「コロナ禍当時、全数把握と1医療機関あたりの2つの統計を重複させていた期間(最後の4週間)」のデータを元にした、「人口あたりの感染規模において、1医療機関あたりの患者数が全国平均に対してどれだけ歪んで見えてしまうか」の指数だ。沖縄県は(定点の医療機関が大規模なせいで) 1.72倍も 不当に感染者が多く見えてしまうし、奈良県はその逆に 0.51 倍も不当に感染者が少なく見えてしまっている。
「1医療機関あたりの患者数が30人を超えたら警報レベル」なんてのは、こういう格差をまったく無視した暴論で、奈良県の30人と沖縄県の30人では、実際の感染規模は3倍以上も違うのである。
全国 | (1.00) |
北海道 | 1.31 |
青森県 | 1.15 |
岩手県 | 1.35 |
宮城県 | 0.92 |
秋田県 | 1.58 |
山形県 | 1.00 |
福島県 | 1.48 |
茨城県 | 1.55 |
栃木県 | 0.94 |
群馬県 | 0.98 |
埼玉県 | 1.04 |
千葉県 | 0.97 |
東京都 | 0.64 |
神奈川県 | 0.59 |
新潟県 | 1.39 |
富山県 | 1.34 |
石川県 | 1.15 |
福井県 | 0.55 |
山梨県 | 1.34 |
長野県 | 1.57 |
岐阜県 | 1.59 |
静岡県 | 1.22 |
愛知県 | 1.31 |
三重県 | 1.21 |
滋賀県 | 0.86 |
京都府 | 1.05 |
大阪府 | 1.03 |
兵庫県 | 0.55 |
奈良県 | 0.51 |
和歌山県 | 0.63 |
鳥取県 | 0.78 |
島根県 | 0.84 |
岡山県 | 1.09 |
広島県 | 0.86 |
山口県 | 0.91 |
徳島県 | 0.73 |
香川県 | 0.98 |
愛媛県 | 0.84 |
高知県 | 1.26 |
福岡県 | 0.97 |
佐賀県 | 1.09 |
長崎県 | 1.16 |
熊本県 | 1.00 |
大分県 | 0.91 |
宮崎県 | 0.92 |
鹿児島県 | 1.05 |
沖縄県 | 1.72 |
新型コロナの5類化以降、厚労省も都道府県もマスメディアもこのような歪みをまったく考慮しないまま定点あたりのデータを垂れ流していた中で、まともに考慮して補正していたのは札幌医科大学と増田出張所のみだった。
札幌医科大学: 【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推定値
https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan_estimate.html
https://knoa.hatenablog.com/entry/2023/08/25/191314
※ コロナもインフルエンザも定点医療機関は同じ。定点はやすやすと変更されるものではないけど、コロナ禍が落ち着いてからは追いかけていないので、都道府県によっては最新の指数が異なっている恐れがある。ただし、大幅に変わることはないだろう。
上の子がインフルエンザ罹った。下の子は5歳以下で重症化リスクが高いのでワクチン接種していたが、小学生である上の子はやってなかった
全部言い訳なんだけど、2回も病院行くの面倒なのよ。土曜やってるとこもあるけど普通の患者も入り混じって待つし、ワクチンのために休むとかすれば良いけどそこまでって思うし
そもそも時間のある高齢者はいつでも病院行けるのに役所とかで集団接種するのに、子供は親が時間作って病院の空いている時間に行かないといけないのは納得がいかない
別に価格の問題じゃなくて時間の問題で、いっそ市とかが土曜に子供限定のワクチン接種会とかしてくれれば行くのよ。土曜に空いている病院行くのと何が違うの?って言われるだろうけど、なんか不思議とこっちの方が行く気がおきる
たぶん在庫とかお金とか2回接種とかの問題なんだろうけど、多少高くても領収証出してこの日に行けばワクチン打てるって安心貰えれば行くよ
親なら普通休み取ってでも接種行くでしょとか言われるのも覚悟の上だし、妻を専業に出来ない年収6~700万の愚痴だと思って。
12月。富門 武(ふもん・たけし)の内科循環器クリニックには、朝から多くの患者が押し寄せていた。インフルエンザや新型コロナウイルスの流行による発熱患者があとを絶たず、予約はぎっしり埋まり、一時間に二十人以上を診察しなければならない。なるべく待ち時間を減らすため、富門は流れるように診療をこなしていた。
しかし彼の頭の片隅には、広島に入院している父親の姿が離れない。父は肺がんで、化学療法を続けているものの、病状はなかなか好転しない。親族の中で医師は富門だけ。主治医からの説明も、ほぼ彼が一人で受け止める状況だった。
昼過ぎ、ちょうど診察を急いでいる最中にスマートフォンが震えた。相手は、広島の病院だ。嫌な予感が胸を締めつける。
「残念ですが……化学療法がまったく効いていません。腫瘍はさらに大きくなっています。余命は、一週間か、二週間ほどかと……」
予想していた言葉ではあったが、実際に突きつけられると心がぐらりと揺れる。思わず電話口で沈黙してしまい、会話は二十分ほども続いた。クリニックのスタッフが心配そうに覗きこむが、富門はうまく笑顔を返せず、ようやく電話を切ると再び診察室へと戻った。
その後の診察はどうしても上の空だった。次々とやってくる発熱患者、咳やのどの痛みを訴える人、そして、腹痛や下痢を訴える若い女性も現れた。
彼女の顔色は悪い。症状からウイルス性胃腸炎の可能性を考え、念のためインフルエンザと新型コロナの抗原検査を行ったが、いずれも陰性だった。水分はなんとか摂れているとのこと。
「うーん、水分が摂れているなら大丈夫ですよ。無理に食事をとらなくても、1~2日くらいなら問題ありませんから」
余裕のない頭で、型どおりの説明をして胃腸薬を処方し、富門は次の患者を呼んだ。結局その日、彼は150人以上を診察した。父親の余命宣告を胸に抱え、ぎりぎりの精神状態だった。
夜、ようやく業務を終えてクリニックのホームページを確認すると、Googleの口コミに星ひとつの低評価が書き込まれていた。
「とても不親切なクリニック。『水分が摂れていれば大丈夫』なんて。しかも一時間も待たされたのに……」
胸が痛んだ。自身の悲しみや焦りとは関係なく、患者にとっては自分が唯一の医師である。富門は深く反省し、丁寧な謝罪文を投稿した。けれど、その文章を書きながら父の顔が浮かび、どうしようもなく悲しくなった。
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大上 春香(おおがみ・はるか)、26歳。ごく普通の企業で働く彼女の職場では、ここ数週間、風邪や発熱が流行していた。朝から下腹部に鈍い痛みがあり、昼ごろには熱も上がってきた。どうにも我慢できず、近隣のクリニックをいくつも電話するが「本日は発熱患者が多く対応が難しいです」と断られる。ようやく、富門クリニックという内科が診察してくれるとわかり、ほっとしたのも束の間だった。
受付に行くと、「発熱の方は廊下でお待ちください」と指示される。空調の効きにくい廊下で待つこと約一時間。身体の痛みと寒さ、心細さが入り混じって、頭はくらくらしてきた。ようやく順番が回ってきたと思ったら、まずインフルエンザとコロナの抗原検査を鼻からされる。
「私、熱はあるけれど、腹痛と下痢が主なのに……これ、意味あるのかな」
そう思いながらも、言える元気はなかった。再度待たされ、ようやく診察室に呼ばれる。
そこでは簡単な触診のあと「ウイルス性の胃腸炎でしょう、胃腸薬を出しておきますね。水分は摂れてますか? じゃあ大丈夫ですよ。1~2日食事がとれなくても、水分が摂れていれば問題ありませんから」とさらりと言われた。
さらに会計で三十分、薬局でも一時間。家にたどり着く頃には、疲れと寒気で泣きそうだった。
「やっと診察してくれたけど……なんだか雑に扱われた気がする」
腹痛と苛立ちが収まらないまま、マンションのドアを閉める。誰も優しい言葉をかけてくれるわけでもなく、ただしんどさが増していく。怒りにも似た感情がこみ上げた。
スマートフォンを開き、Googleの地図アプリから富門クリニックを検索すると、レビュー投稿の画面が表示された。
「私のつらい気持ち、これじゃ伝わってない……」
気づけば、悲しみと悔しさをぶつけるように、星ひとつのレビューを投稿していた。
「とても不親切。水分が摂れていれば大丈夫、なんて。待たされた時間は一時間以上。私の苦しみを、誰も分かってくれない……」
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医師である富門 武は、父の余命宣告を受けながらも大勢の患者を診なければならないという極限状態にいた。一方で大上 春香は、職場の風邪の流行で追いつめられ、どこにも受け入れてもらえない焦りと寒さの中で待ち続けた。
「水分さえ摂れていれば大丈夫」と言う言葉は、医療現場ではしばしば出てくる基本的な説明だ。しかし、言われる側の患者には、その言葉で満たされない不安や痛み、生活への支障があった。
知らず知らずのうちに、人は自分の事情に追われてしまう。だが、ひとたび相手の背景を想像すれば、そこには親を看取ろうとする苦しみや、腹痛と高熱に苦しむ心細さが隠れている。「どうして、こんな言葉しかかけられなかったのか」「どうして、こんな気持ちになったのか」。そう思いを巡らせることで、私たちは少しだけ優しくなれるのかもしれない。
うわあ、一般的な看護師妻すぎる。愛はある、あるけど守るべきもの(ギリギリの人手のシフト、患者の命)がデカすぎて家族への愛を表現するHPやMPがない。
職業病というか、気付かないうちに自分で自分に呪いをかけてる。でも自分1人で病棟回してて残りのメンバーは新人とかもザラにある。何十人の患者と若い看護師が両肩に乗ってたらそりゃ感染したらしたで休めばいいや!旦那に優しく看病してあげよ!とは思えない。そもそも子供はともかく独身一人暮らしの大人だったらインフルエンザだろうがコロナだろうが自分の面倒自分でみるしかないのが当然だし。(という考えでいるだけで、愛がないわけではないと思う。)
看護師から離れて何年か別の仕事したら自分のおかしさに気づくと思う。本当に大切なのはシフトじゃなくて家族だってことも。それでも一度身につけた感染対策の知識は消えないから、私はバイキン扱いしてると思われないようにものすごいストレスを感じながらも自分を抑えて看病してる。看病される側になっても「伝染るだろあっち行けよ全滅したら誰が子供の面倒みるんだよ」と思ってしまう。こんなだけど旦那と子供はめちゃくちゃ愛してる。
金遣いはストレスもあるけど、独身の同僚はもっとすごいから環境のせいでもあると思う。海外旅行ばっかり行ってたり何百万のアクセサリー買いまくったり。でも正直こういうのは専門卒にめちゃくちゃ多かった。リボ払いの仕組みがわかってないとかも含め。国公立の大卒は大体投資に回してる。マネーリテラシーについては一緒に学んだりできないかな?三十代半ばくらいで急にお金関連の雑誌とか読み出して投資に目覚める人もいるよ。変にFxとかハマられる前にFPのセミナーとか連れて行ってみたら。保険売りつけられるけど。
ちなみに増田がそういう思い(ワンオペしんどい、愛されてない)でいることを奥さんは知っているのかな。あと愛されてる感のために奥さんの稼ぎが減ってもいい?いいなら転職も含めちゃんと話し合ってみてもいいんじゃないだろうか。
浮気疑いに関しては元彼がどうこうより、一緒に働く医者が現在進行系でガパガパ不倫してるので一生信じることはできません、すみません。患者の死に際に愛人と正妻のバトルがはじまるとか入院中不倫それたとか病気になったら旦那に離婚言い渡されたとかも日常的にあるので。真面目な人大好き。奥さんの代わりに増田にお礼言いたい。「浮気じゃないの?」≒「あなたに浮気されたくない愛してる」くらいに捉えてもらえないだろうか。無理か。