左SB編→ 3大会連続出場を目指すDF長友(ガラタサライ)はインテルで出場機会に恵まれなかった時期に日本代表でもポジションを失った。DF酒井高(ハンブルガーSV)の方が序列が上になった時期もあったが最近の試合はずっと「左SBの1番手」として起用されている。経験豊富な選手で、かつ、現時点でも日本人の左SBの中では1番の実力者と言えるので、DF長友についても「よほどのことがない限りは当確」と言える。
ただし、2010年の南アフリカW杯や2014年のブラジルW杯の時と比べると力的には落ちている。当時は日本代表の最大のストロングポイントの1つだったが現状はそこまでの存在ではない。2番手以下との差は確実に縮まっており、コンディションを崩したり、ケガを抱えて代表に合流した場合はポジションを失う可能性も否定することは出来ない。絶対的な存在ではなくなっており、サブに回る可能性も無いとは言えない。
続くのはDF酒井高(ハンブルガーSV)になるが3月の欧州遠征のときは最初はメンバーに選ばれなかった。結局、DF酒井宏(マルセイユ)がケガをして代表入りを辞退したのでDF酒井高が追加招集されたがハリルJAPANの末期の時期は不安定な立ち位置だった。経験値が豊富で、かつ、左右両サイドこなす点は大きな魅力と言えるので「メンバー入りは有力」と言えるが「ロシア行きは確実」とは言い切れない。