20位 : DF 秋山貴嗣 (ガイナーレ鳥取→藤枝MYFC)→ 守備的なポジションであればどこまでもこなせるユーティリティーな選手として鳥取の中心として活躍。低迷するチームの中、闘志あふれるプレーで人気を集めたが藤枝MYFCに移籍することになった。2011年~2013年までJ2を経験した鳥取の主力選手がクラブ規模的にはJ3で下位レベルとなる藤枝MYFCに移籍するというのは結構な衝撃だった。守備の万能選手として藤枝MYFCで重宝される可能性は高い。
19位 : GK アン・ジュンス (セレッソ大阪→鹿児島ユナイテッド)→ 2017年は離脱した時期もあったが13試合で18失点。秋以降の躍進の立役者の1人になった。韓国の年代別代表の常連になっている力をJ3の舞台で示すシーズンになったが鹿児島に期限付き移籍することになった。状況判断能力の低さなど改善すべき点は多いがセービング能力は相当に高い。C大阪U-23では何度もビッグセーブでピンチを防いだ。27才のGK山岡との競争になるが定位置を確保しても不思議はない。
18位 : FW 谷口堅三 (グルージャ盛岡→藤枝MYFC)→ 2016年は29試合で8ゴール、2017年は32試合で7ゴールを記録。体の強さを生かして盛岡のフォワードの軸として大きな存在感を発揮したが藤枝MYFCに移籍することになった。クラブ規模的には同レベルなのでやや意外な移籍となった。攻撃の中心として共に2桁ゴールを記録したFW遠藤敬とMF枝本がW流出した藤枝MYFCは戦力ダウンが心配されている。J3で実績のあるFW谷口堅にかかる期待は大きい。
17位 : DF 田中奏一 (ファジアーノ岡山→鹿児島ユナイテッド)→ キレ味鋭いドリブルを武器にここ数年は元日本代表のMF加地(→引退)とポジションを争った。2017年限りで契約満了になって移籍先を探していたがJ3の鹿児島に加入することが決まった。DF丹羽竜(→SC相模原)に代わって右SBのレギュラーになることが期待されている。「攻撃になったときに両SBの選手の貢献度が低い。」という点が鹿児島の課題の1つだったので効果的な補強になる可能性は高い。