■ スカパーの時代からDAZNの時代に・・・。Jリーグの新シーズンは2月25日(土)にJ1が開幕。翌日の2月26日(日)にはJ2も開幕を迎えた。Jリーグの試合を中継する主要媒体がスカパーからDAZNに変わったことが今シーズンのJリーグの大きな変化と言えるが、当初から予想されていたとおり、それまでとは比べものにならないほどの大きな負荷がかかるだろう2月25日(土)以降にいろいろなトラブルが発生しており、この点が大きな話題になっている。
個人的な話をするとニューイヤーカップの沖縄ラウンドの初戦となるFC琉球 vs 千葉が行われた1月22日(日)に新規登録したのでDAZNと契約してから1か月以上が経過している。DoCoMoユーザーなので、つい先日、「DAZN for docomo」に切り替えたばかり。合計するとすでに30試合ほどのサッカーの試合をDAZNで視聴しているが「全く問題が無い。」と言い難い。ストレスを感じることが多いのは確かである。
当然、(DoCoMoユーザーの場合は)月額980円になるというのは相当な魅力である。スカパーの時と比べると数分の一の値段でJリーグの試合を観ることが出来るのはやはり大きい。スカパーと比較するとアンテナやチューナーを必要としない点もDAZNが契約者数を伸ばしやすい大きな理由と考えられるが、現時点では「安かろう悪かろう。」と自分に言い聞かせて我慢している部分が多いのは間違いない話である。
■ 具体的な問題点を挙げると・・・。DAZNの中継でストレスを感じた具体的な例を挙げてみると
・試合中(=フルタイム動画)に急に画面が動かなくなるケースがある点。
・突如として映像が途切れ途切れになることがある点。
・「見逃し配信」でフルタイム動画を観ようとしたらハイライト動画しか観られないことがある点。
あたり。画質や実況・解説のクオリティなどに関しては許容できる範囲と言えるが、安定していないのは結構なストレスになる。個人的にはライブで試合を観ることを重要視していないので少々の遅延に関しては許容できるが、スポーツファンというのはライブ感を大事にする人が多い。「生で見られない。」 or 「生で見られなかった。」となるとDAZNに対して多くのサッカーファンからクレームが来るのは当然である。
厄介なのはユーザー側(=こちら側)のパソコンのスペックやネット回線の状況にも安定度等が大きく左右される点である。普段、家で使用しているデスクトップのパソコンはそこそこ高スペックなもので、ネット回線自体も標準以上の環境だと思うので、こちら側の問題は(おそらくは)小さくて環境的には恵まれていると思うが安定しないとなると『こちらのパソコンやネット回線に問題があるのか・・・。』と感じてしまう。