名古屋グランパス DF オーマン (カルマルFF) A-
MF 李升熙 (スパンブリーFC) B+
DF 古林将太 (湘南ベルマーレ) B+
DF 安田理大 (ヴィッセル神戸) B+
FW シモビッチ (ヘルシンボリIF) S-
MF 明神智和 (ガンバ大阪) C+
GK 荻晃太 (ヴァンフォーレ甲府) C-
GK 武田洋平 (大分トリニータ) B-
→ 経営的な問題を抱えているのか、推定年俸が8,000万円と高額だった西野監督との契約を更新せず。GM補佐という立場だった元日本代表の小倉隆史氏が新たに新監督に就任した。年俸がチームトップの1億5,000万円だった(とも言われている)DF闘莉王(→未定)との契約はまとまらず。DF本多(→京都)とDF牟田(→京都)もチームを離れたので最終ラインのレギュラー3人が一気に抜けるという非常事態に陥った。
守備的なポジションは不安いっぱいであるが、新戦力となる191センチのDFオーマンはかなり優秀な選手だと思われる。高さを生かした空中戦が最大の武器となるがフィード力がある。さらに「統率力もある。」という話が伝わってきている。守備の要になることが期待されるが現時点で「CBが本職」と言えるのはDFオーマンとDF竹内彬とDF大武の3人だけ。質はともかく量が不足している。更なる補強は不可欠である。
一方の攻撃陣は怪我もあってチームにフィットしきれなかったFWノヴァコヴィッチとMFレアンドロ・ドミンゲスが抜けた。Jリーグでの実績は抜群であるがあまりチームの力になれなかったので大きな影響は無い。期待されるのは199センチのFWシモビッチ。右足のシュートは強烈で得点王争いに加わる可能性がある。サイド攻撃の主役になれるDF古林(湘南)とDF安田理(神戸)の加入も不足分を補ういい補強と言える。
ガンバ大阪 MF 藤本淳吾 (横浜Fマリノス) A-
MF アデミウソン (横浜Fマリノス) S- ・・・ 期限付き移籍
→ 今シーズンからU-23チームを編成してJ3リーグに参加することになった。2つのチームを編成するためにはある程度以上の人数が必要となることもあって期限付き移籍だったMF岡崎建(愛媛FC)やMF小川直(藤枝MYFC)を呼び戻したが徳島に期限付き移籍中だったDF内田裕はそのまま完全移籍となった。新卒の選手を除くとメンバーの入れ替え自体は多くなかったがピンポイント補強で戦力アップに成功した。
期待されるのはMFアデミウソン(横浜FM)とMF藤本淳(横浜FM)。MFアデミウソンは「ブラジルの五輪代表の10番」と紹介されることが多いが大半の人がイメージする「ブラジルの10番」とは異なる。MFリバウドやMFネイマールのような「1人で完結するタイプ」ではないが味方選手を使うのが上手い。「周りにいい選手がいればより輝くことができるタイプ」と言えるので横浜FM時代以上に活躍する可能性が高い。
レフティのMF藤本淳を獲得できたのも大きい。長谷川監督になってからはサイドハーフの選手に運動量を求めるようになったがMF大森やMF阿部浩やMF倉田とは全く違ったタイプで攻撃に変化を加えることができる。横浜FMにはMF中村俊がいるのでプレイスキックを蹴る機会は少なくて自分の持ち味を出し切れなかったが左足のキッカーがDF藤春くらいだったG大阪ではプレイスキッカーとしても期待大。
ヴィッセル神戸 MF 藤田直之 (サガン鳥栖) A+
DF 田中雄大 (水戸ホーリーホック) B-
DF 村松大輔 (清水エスパルス) C+ ・・・ 期限付き移籍
GK キム・スンギュ(蔚山現代) A-
→ 大きな動きと言えるのはキャプテンを務めたMFチョン・ウヨン(重慶力帆FC)が退団したこと。今オフはボランチが1番の補強ポイントで日本代表経験のあるMF藤田直(鳥栖)を獲得できた。「MFチョン・ウヨンとMF藤田直のWボランチ」であれば強力と言えたがMFチョン・ウヨンが抜けると質も量も物足りない陣容になる。当然、MF藤田直を獲得できたのは大きいが±でいうと限りなくゼロに近くなってしまう。
気になるのは10番のMF森岡の動向。国内では柏や川崎Fなどが興味を示していたが「海外志向が強い。」と報じられている。『ベルギー1部のロケレンが興味を示している。」という具体的な話も出ているので電撃移籍の可能性がある。有望株のMF増山やFW田代容らも控える1.5列目や2列目の層はどちらかというと厚い。何とかなる可能性はあるがチームの顔的な選手が抜けるのはいろいろな面でマイナスである。
期待されるのはブラジルW杯にも出場しているGKキム・スンギュ(蔚山現代)。GK山本海やGK徳重もレベルの高いキーパーであるが「韓国代表クラスのキーパー」となると実力は1枚上。神戸の新たな強みになる可能性がある。期待したいのは左SBのDF田中雄(水戸)。プロ入り後は期待外れの時期が続いていたが水戸で評価を急上昇させてJ1の舞台に戻ってきた。DF安田理とDF奥井が抜けたので活躍の場はありそうだ。
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