(順不同)
MF 遠藤航 (湘南ベルマーレ) 1993年2月9日生まれ 178センチ/75キロ
→ 愛称は「フルーツ王子」。リオ五輪出場を目指す手倉森ジャパンのキャプテン。2年ほど前までは「どちらかというとフィジカルの弱さが弱点」と言われるような選手だったが、ここ2年ほどで体作りの成果が出始めたのかフィジカル面で急成長。力強いボール奪取で相手の攻撃を食い止めるシーンが目立つようになってきた。リオ世代の中では一番乗りでフル代表に定着しそうな雰囲気がある。本職はCB。
MF 小林祐介 (柏レイソル) 1994年10月23日生まれ 172センチ/60キロ
→ 柏は「4-1-2-3」あるいは「4-1-4-1」を採用しており、インサイドハーフにボランチ系の選手を起用することが多くなっている。キャプテンのMF大谷が軸になっているが、ユース出身で3年目のMF小林祐の出場機会も徐々に増えつつある。サイズ的には恵まれていないが、フィジカルの強さを生かしたボール奪取が特徴の1つ。デビュー戦でMFレオ・シルバと互角の勝負を繰り広げた試合はインパクト大だった。
MF 秋山大地 (セレッソ大阪) 1994年7月28日生まれ 172センチ/66キロ
→ 今シーズンの前半戦は愛媛FCに期限付きで移籍。愛媛FCではボランチのレギュラーとして中盤の選手に怪我人が続出して台所事情が苦しかった愛媛FCを支えた。愛媛FCの木山監督は「ボール奪取力に関しては日本人の中でトップクラス」と守備能力を高く評価していた。サイズ的にもフィジカル的にも恵まれているわけではないが体の当て方などを心得ている。守備的なセンスを持っている選手と言える。
MF 深井一希 (コンサドーレ札幌) 1995年3月11日生まれ 177センチ/72キロ
→ 年代別代表で活躍してきた逸材・ボランチも度重なる怪我に苦しんでいる。リオ五輪代表のボランチの中心になってもおかしくないだけのポテンシャルを持っているので「怪我」がサッカー選手としての成長を阻んできたが、誰もが認めるポテンシャルを持っている。「力強いボール奪取」と「展開力」が武器。同じようなキャラクターの選手なので、チームメイトで元日本代表のMF稲本は最高のお手本になるだろう。
MF 上村周平 (ロアッソ熊本) 1995年10月15日生まれ 164センチ/55キロ
→ 2014年に熊本ユースからトップチームへ昇格。出場時間はそれほど長くなかったが、2014年はJ2の全選手の中で「タックル数/90分」の数値が第1位。164センチなのでサッカー選手としては小柄であるが、身体的なパワーを持っており、「献身的な動き」と「ボールを奪う能力の高さ」が高く評価されている。テクニックも標準以上と言えるが、攻撃に関する武器をいくつか身に付けることが大事になってくる。
MF 喜田拓也 (横浜Fマリノス) 1994年8月23日生まれ 169センチ/63キロ
→ モンバエルツ監督になってから急激に出場機会を増やしている。運動量が多くて、球際に強くて、粘り強い対応ができるのが特徴。足元の技術も標準をはるかに上回るレベルと言える。定期的に五輪代表に招集されて国際試合の経験を積んできたが、今シーズンの充実ぶりを考えると五輪代表でのポジション確保も夢ではなくなってきている。東アジアカップのときは予備登録メンバー50人に選出されている。
MF 橋本拳人 (FC東京) 1993年8月16日生まれ 181センチ/74キロ
→ 約1年半プレーしたJ2の熊本では主軸として活躍。熊本時代は最終ラインでプレーすることも多かったが本職はボランチ。FC東京U-18のときにボランチのポジションにコンバートされた。ここに来てフィッカデンティ監督の評価が急激に高まっており、スタメンで出場する機会も増えている。181センチ/74キロとサイズに恵まれているのもサッカー選手として大きな武器となる。球際の強さに定評がある。
MF 三竿健斗 (東京ヴェルディ) 1996年4月16日生まれ 180センチ/71キロ
→ 「MFシャビ・アロンソにプレースタイルが似ている。」と評価する人もいる19歳のボランチ。高卒ルーキーながら快進撃を続ける東京Vのボランチのポジションを確保した。サイズもあるのでCBでもプレー可能。試合途中にボランチから最終ラインに下がるケースも増えている。戦術眼が高くて19歳とは思えないほど落ち着いてプレーすることができる。五輪代表に呼ばれてもおかしくないレベルに達している。
MF 井手口陽介 (ガンバ大阪) 1996年8月23日生まれ 171センチ/71キロ
→ サイズ的にはやや見劣りするが、若い頃のMF稲本を彷彿とさせる万能型のボランチ。MF遠藤とMF今野がいるのでなかなか出場機会が与えられなかったが、ここに来て長谷川監督の評価が急上昇。途中出場を中心にプレー機会が増えてきた。攻撃力と守備力をバランスよく兼ね備えているのが特徴。五輪代表にも定期的に招集されている。近い将来、G大阪の中盤の要となって活躍するのは間違いない。
MF 小泉慶 (アルビレックス新潟) 1995年4月19日生まれ 172センチ/67キロ
→ 怪我のため中期離脱中であるが五輪代表にも初選出されるなど夏あたりから評価が急上昇している。大黒柱のMFレオ・シルバが体調不良で欠場した時期があったが、MFレオ・シルバがいない時期に彼の穴を感じさせないスーパーなプレーを見せた。ボランチが本職となるが左右のSBや2列目もこなす。Jリーグ屈指のボランチであるMFレオ・シルバの隣でプレーできることはかけがえのない財産となるだろう。
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