■ 2度目のJ1復帰を果たした徳島2014年以来で2度目のJ1復帰を果たした徳島はオフの移籍市場で勝ち組になった。今オフの移籍市場の目玉だったMF藤田譲瑠チマ(東京V)の獲得に成功。同じく目玉の1人だったMF本間至(新潟)の加入もほぼ確実となった。懸念のCBの補強がほとんど行われなかったことは不安に感じるが主力の流出はほぼゼロ。2020年のメンバーをベースに新戦力のMF藤田譲瑠チマとMF本間至がどこまでポジション争いに食い込めるのか?が注目点になる。DF吹ヶ、FW宮代、MF鈴木徳、DF安部崇、MF藤原志のブレイクにも期待したい。
J1レベルで考えると最終ラインの手薄感は否めないが中盤から前目のポジションはタレントの宝庫になった。FW垣田、MF渡井、MF小西、MF岸本など東京世代のタレントがたくさんいる中、MF藤田譲瑠チマやMF本間至がどこまで存在感を発揮できるのか?は興味深い。もともと注目クラブの1つだったが2人の加入によって注目度はさらに高まった。前回、J1だった2014年は3勝のみ。大惨敗を喫したが同じような事態に陥ることは考えにくい。「J2王者は高確率でJ1残留を達成している。」というジンクスもある。
台風の目になることも考えられるがアクシデントが発生した。リカルド・ロドリゲス監督の後任として就任したスペイン出身のダニエル・ポヤトス監督の来日の時期の見通しが立っていない。報道をまとめると
・チーム始動時には不在となることが決定している。
・2020年12月の始めに仮契約を結んだ。
・年末には必要な書類がスペイン領事館に到着した。
・年明け早々にも来日する予定だった。
・スペイン国内で変異種が確認されたことで状況は一変。
・スペイン領事館からビザの発給が不可能であるという連絡が届いた。
・上は日本政府の外国人の入国を拒否する方針を受けての対応。
・現在も発給される見込みは立っていない。
という。徳島は1月18日(月)が今シーズンの始動日になるが当面は監督不在となる。さらにほぼ同じ理由でマルセルコーチも不在となる。ちなみにJ1の20クラブの中で監督交代を実施したのは仙台・浦和・清水・C大阪・徳島の5チームになるが仙台は手倉森監督、浦和はリカルド・ロドリゲス監督、清水はロティーナ監督なので2020年もJリーグのクラブを指揮した監督になる。再登板となるC大阪のクルピ監督はブランク期間があるのでかなり危なかったが「年末にブラジルを出国してすでに来日している。」と報じられている。
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◆ まとめ #2717 【Jリーグ】 ポヤトス監督(徳島ヴォルティス)の不在について (2021/1/17)
◇ 2度目のJ1復帰を果たした徳島
◇ ハンディを背負うことになった。
◇ 徳島にとっては水を差すようなニュース
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