■ U-19アジア選手権女子のU-19アジア選手権が10月11日から10月20日にかけて中国で開催された。1994年1月1日以降に生まれた選手が対象で、日本・北朝鮮・中国・韓国・オーストラリア・ミャンマーの6カ国が参加して、6チームの総当たり方式のリーグ戦を行って、上位3チームが2014年8月5日から8月24日にかけてカナダで開催されるU-20女子W杯に出場することができる。よく知られているとおり、2012年大会は日本で開催されて「3位」という好成績を残している。
吉田弘監督率いるU-19女子日本代表(=ヤングなでしこ)は初戦はミャンマーに7対0で勝利して、2戦目はオーストラリアに2対0で勝利したが、3戦目は韓国に0対2で敗れて、4戦目は中国と2対2の引き分けに終わった。最終節が北朝鮮戦となったが、4試合を終えた時点で、1位が韓国で3勝1分けの勝ち点「10」、2位が北朝鮮で3勝1敗の勝ち点「9」、3位が日本で2勝1敗1分けの勝ち点「7」、4位が中国で1勝1敗2分けの勝ち点「5」となっている。
先のとおり、3位までが本大会に出場できるので、1位の韓国と2位の北朝鮮のW杯出場は決定。最後のイスを日本と中国が争う形となった。日本は最終節の北朝鮮戦に勝利すれば自力で出場権を獲得できるが、引き分けや敗戦した場合は、日本と北朝鮮の試合の後にキックオフされる中国とミャンマーの結果にゆだねられることになる。ただ、ミャンマーは4試合で0勝4敗0分け。4試合で計18失点を喫しているチームなので、日本としては勝利が必要な試合だった。
U-19女子日本代表は「4-2-2-2」。GK平尾。DF清水、三宅、乗松、上野。MF中里、猶本、伊藤、長谷川。FW道上、田中美。2012年のU-20W杯でもメンバーに選ばれていたボランチのMF猶本がチームのキャプテンで、なでしこジャパンにも召集されている日テレ・ベレーザのFW田中美が攻撃の中心となる。最終ラインは同じくなでしこジャパンに召集された経験のあるJFAアカデミー福島のDF三宅が中心で、前回と同じで吉田弘監督がチームを指揮する。
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◆ まとめ #636 不可解だったヤングなでしこの戦い方 (2013/11/12)
・U-19アジア選手権
・まさかの4位・・・
・勝ち点「3」を狙わなかった判断
・ダメージの大きい予選での敗退
→ 前回、地元開催で世界3位となったU-20日本代表(=ヤングなでしこ)がU-19アジア予選に出場しましたが、6チーム中で4位となって、本大会の切符を獲得することはできませんでした。最終節の北朝鮮戦で勝つと自力で3位以内を確定させて、本大会の切符を獲得できましたが、0対0の引き分けに終わりました。気になったのは、消極的な試合運びで、中国の結果によっては、引き分けでも出場権を確保できる状況でしたが、戦い方には疑問符が付けられます。
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