手倉森誠 (ベガルタ仙台)
→ 2008年に仙台の監督に就任すると、2009年にJ2優勝を果たして、2011年はJ1で4位で、2012年はJ1で優勝争いをして2位と素晴らしい成績を残した。清水監督が去った後は、毎年のように監督が交代するような状況で、毎オフ、お家騒動が起こっていたが、手倉森監督は6年目と長期政権となった。何事にも動じないタフさと強さを持っていて、図太いところも成功の理由の1つと考えられる。また、目標設定の上手な監督で、着実にチームを進歩させることのできる指導者といえる。
レヴィー・クルピ監督 (セレッソ大阪)
→ 多くの若手選手を一流に育て上げてきた。試合中の采配は巧みとはいえないが、若手を使うことに対して躊躇することがない。抜擢のタイミングを見極める目を持っていて、一度、使うと決めたら、結果が出なくても、使い続ける頑固さを持っている。愛弟子としては、ブンデスリーガに移籍したMF香川、MF乾、MF清武の3人の名前が挙がることが多いが、好不調の波が激しくて、幼いところもあったMF乾を代表クラスに育てることができたのは、クルピ監督以外にはいなかっただろう。
続きをメルマガ(J3+メルマ)で読む。