■ 2位で通過!!!初のメダル獲得を目指す「なでしこジャパン」は、31日(火)に南アフリカと対戦したが、0対0のスコアレスドローに終わった。これで、グループFは、1勝2分けで得失点差「+3」のスウェーデンが首位で通過し、1勝2分けで得失点差「+1」の日本が2位で通過し、1勝1敗1分けで勝ち点「4」のカナダが3位でグループリーグを突破した。この結果、日本は準々決勝でブラジルと対戦することが決定した。ブラジルとは、4月に親善試合で対戦しており、このときは、両チームとも主力を欠いていたが、4対1で勝利している。直近の試合で敗れているアメリカやフランスよりは、戦いやすい相手であり、悪くない対戦相手と言えるだろう。
この日は、GK福元、DF鮫島、MF澤、MF川澄、MF阪口、FW大野、FW大儀見をベンチスタートにするなど、思い切った選手起用を行ってきた。すでにグループリーグ突破を決めているので、大胆なメンバー変更が可能となったが、2位で通過した方が、「移動が無い。」、「フランスとの対戦を避けることができる。」というメリットがあるので、佐々木監督も「2位狙い(=引き分け狙い)」を選手たちに指示して、そのとおりの成果を得た。南アフリカは、スウェーデンに1対4、カナダに0対3で敗れており、普通に戦ったら、日本が勝利するのは、間違いないところであるが、敢えて「引き分け狙い」を選択した。
このやり方については、否定的な意見もあるが、非常に現実的な判断であり、サッカーの世界では、よくあることである。ただ、五輪は、普段、全くサッカーを見ない人も観戦する大きなステージで、事実、先日のスウェーデン戦の視聴率は、関東地区で前半が24.3%、後半が30.2%を記録したという。したがって、「引き分けを狙う。」というなでしこジャパンの意図が分からず、「攻めないこと」、「チャンスを作れないこと」に対して、不満を感じた人も、多かったと思われる。世界王者のなでしこジャパンが圧勝する試合を期待した人は、「肩透かしを食らった。」と言えるだろう。
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◆ まとめ #264 なでしこジャパンの2位狙いの是非 (2012/8/2)
・2位で通過!!!
・引き分け狙い
・佐々木監督の意図
→ GLの最終戦で南アフリカと対戦したなでしこジャパンは、0対0の引き分けを選択して、グループ2位で決勝トーナメント進出を決めました。佐々木監督は、試合後の会見で、「引き分け狙いを指示した。」と打ち明けましたが、露骨な引き分け狙いについては、賛否両論が巻き起こりました。
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なでしこジャパンの2位狙いの是非
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