■ 22クラブの中では大宮のみが未勝利J2は早くも8節が終了した。22クラブの中では大宮のみが未勝利となるが徳島・山形・甲府・FC琉球もまだ1勝のみなので上との差が大きく広がっているわけではない。20位の甲府との差は「3」のみ、21位のFC琉球との差は「1」のみ。15位の大分との差も「6」なので挽回は可能と言えるが2位の東京Vとの差は「15」となった。「15差」を逆転するのはなかなか大変である。J1昇格のためには大型連勝が必要となる。
開幕から7試合勝ちなしで迎えた8節の山口戦(4月3日(日))は大きな注目が集まる試合だった。3連戦の3試合目。次の9節までは中5日。間隔が空くことを考えると「開幕前に下位候補に挙げられた山口にも敗れるようだと霜田監督は解任だろう。」と思われていたが0対1で敗れた。監督人事に対する注目度はさらに高まったが4月7日(木)の時点では監督やフロントの人事に関するニュースやリリースは流れていない。
日曜日に試合が行われた場合、解任や退任や辞任のニュースが流れるとしたら月曜日もしくは火曜日なので「ひとまず乗り切った。」と言えるが次の試合でも勝てないようだとさらに状況は厳しくなる。20位の甲府とのホーム戦になるが甲府も1勝4敗3分けと低迷している。こちらは昨シーズンは3位だったことを考えると「大宮以上に不本意なシーズンになっている。」と言える。吉田達磨監督も危うい立ち位置になる。