■ 東日本大震災からちょうど11年東日本大震災からちょうど11年が経過した。「あっという間の11年」のようにも感じるが「はるか昔の出来事」のようにも感じる。微妙な感覚と言えるが11年後の2022年3月11日(金)に開催されたJリーグの試合は神戸 vs 鹿島の1試合のみだった。フライデーナイトJリーグとして注目が集まったが2対0でアウェイの鹿島が勝利した。上位候補の神戸は6試合を戦って0勝3敗3分けで勝ち点「3」のみ。大きく出遅れた。
逆に鹿島は3勝1敗とまずまず。3月11日(金)にレネ・ヴァイラー監督が来日したので何も問題が発生しなかったら次の試合から指揮を執ることになる。神戸戦(A)は岩政コーチにとってラストゲームだったが4試合で勝ち点「9」を獲得。いい形でバトンを渡すことが出来た。1節:G大阪(A)→2節:川崎F(H)→3節:柏(H)→4節:神戸(A)なのでかなり大変な日程だったが岩政コーチは代行監督として好成績を残した。
前半7分にMF三竿健のゴールで先制すると後半9分にはFW鈴木優が豪快なミドルシュートを決めて大きな追加点を奪った。新加入のFW鈴木優は4試合で2ゴール。まずまずのスタートを切ったと言える。FW上田やMF荒木遼などはいつ海外のクラブに移籍をしてもおかしくない状態なので鹿島はクラブの未来図を描くのは難しくなっているが、実績があって、かつ、これからピークの時期を迎える軸の選手がいるのは大きい。