■ 世界が待ち望んだ決勝戦日本が初出場を果たしたフランスW杯の決勝戦はフランスとブラジルの対戦となった。開催国のフランスと前回王者のブラジルの顔合わせというのは世界中が待ち望んだ夢のカードだったがまさかの3対0。フランスが大勝して初の世界一に輝いた。自国開催で世界一に輝いたのは1934年大会のイタリア、1966年大会のイングランド、1974年大会の西ドイツに次いで4回目となる。ブラジルはアメリカW杯に続く連覇を目指したが完敗だった。MVPに選ばれたのはブラジルのFWロナウド、得点王はクロアチアのFWシュケルだった。
フランスにとっては最高のW杯になったが準々決勝のイタリア戦はPK勝ちだった。0対0でPK戦に突入して辛くも勝利しているが決勝Tに入ってからは苦戦の連続だった。1回戦はパラグアイを相手に0対0のままで延長戦に突入。DFブランのゴールデンゴールで勝利したが大苦戦した。準決勝のクロアチア戦もFWシュケルに先制ゴールを奪われたが右SBのDFテュラムが2ゴールを挙げる大活躍を見せて2対1で勝利した。「決勝Tの4試合の中では決勝戦が最も楽な試合になった。」と言えるが素晴らしい決勝戦になった。
MFジダンがCKから2ゴールを奪った。185センチとサイズに恵まれているが「ヘディングが得意な選手」というイメージは全くない。代表では108試合で31ゴールなので「ずば抜けて得点力の高い選手」というわけではなかったが、一番、大事な試合で得意とは言えないヘディングで2ゴール。神がかり的な活躍だった。自国大会で英雄になったことで押しも押されぬスーパースターになったがGLの2試合目のサウジアラビア戦では暴力行為でレッドカードを受けるなど順風満帆なW杯ではなかった。出場停止の処分も下された。
GLの3戦目と決勝Tの1回戦が出場停止だった。仮に決勝Tの1回戦のパラグアイ戦で敗れていたらイングランドのMFベッカムやアルゼンチンのMFオルテガと同様で大きな批判を浴びただろう。「戦犯の1人」になったと思うが幸運にも味方選手の頑張りでパラグアイに勝利することが出来た。Rマドリーでも主力として活躍したが「90年代後半から00年代初めの時期」はどう考えても「MFジダンの時代」である。世界のサッカー界は彼を中心に回った。圧倒的なスキルと強さとキープ力を武器にサッカー界をリードした。
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◆ まとめ #2524 【1998年:フランスW杯】 フランス代表 vs ブラジル代表の試合を観た。 (2020/5/17)
→ 世界が待ち望んだ決勝戦
→ 黄金期を築いたフランス代表
→ オランダもタレント軍団
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