■ 25節が終了した時点で・・・。J2は25節が終了した。J1やJ3とは違ってコロナや雷雨が原因の中止がほとんどないこともあって全22チームが25試合を消化している。59.5%の日程が消化されたことになるが「徳島・福岡・北九州・長崎の4強」を中心とした昇格争いになっている。ちょっと前までは「3強(長崎・北九州・徳島)」の争いだったが10連勝の福岡が急上昇して上位争いに参加して来た。首位の徳島が勝ち点「51」、2位の福岡が勝ち点「49」、3位の北九州と4位の長崎は勝ち点「46」となる。得失点差は「+21」の徳島が大きくリードしている。
徳島は9試合負けなし中。9試合で12得点なので一時と比べると得点力は低下しているが9試合でわずか4失点のみ。GK上福元を中心とした守備陣の頑張りが目立っている。3位の北九州ならびに4位の長崎との差は「5」なので「少しだけ余裕のある状況になっている。」と言える。29節がホームの新潟戦、31節がホームの磐田戦になる。この2つはポイントになるだろう。最終節(=42節)はアウェイの福岡戦になる。12月20日(日)に予定されているが「最終節まで昇格が決まらない。」というのは徳島は避けたい。
2位の福岡は現在10連勝中となる。各種のスタッツを見ても「それ以前」と「連勝期間中」で大きな違いは見られないがシュートチャンスを確実に決める勝負強さが大型連勝の大きな要因と言える。たくさんのチャンスを作っているわけではないが確実に仕留めることが出来ている。10試合でわずか3失点のみとなる。低調だったFWフアンマ・デルガドの調子が上がってきており、怪我をしていたMF福満も復帰を果たした。さらには山形からMF山岸祐を完全移籍で獲得することができたので「選手層は厚くなった。」と言える。
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◆ まとめ #2644 【J2】 残りは17試合。昇格争いの雑感 (2020/10/13)
◇ 25節が終了した時点で・・・。
◇ 踏ん張りどころを迎えている北九州
◇ 本命視された磐田は14位と低迷
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