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【京都サンガ×セレッソ大阪】新スタジアムのこけら落としに行ってきた。 (生観戦記・下) | | |　

■　亀岡駅前までの道は大渋滞

新スタジアムのこけら落としとなった京都 vs C大阪のPSMは3対2でC大阪が勝利したが大きな事故やトラブルはなかったようだ。来場した人のほとんどは新しいスタジアムに好印象を持っただろう。京都はJ2の開幕戦はアウェイで山口と対戦する。2節がホーム開幕戦。長崎との対戦になる。長崎戦は3月1日(日)に行われるが今回のPSMと同様でたくさんのお客さんで埋まるだろう。最高の雰囲気になる可能性は高い。

心配されたのは寒さならびに雪の影響である。開門前には雪が降っており、吹雪になった時間帯もあった。京都というと、毎年、「雪化粧した金閣寺」が話題になるが、意外と雪が降るところである。(近年の)年間の積雪日数を平均すると8日くらいになる。大変なコンディションだったがスタジアムは屋根に覆われているのでスタジアムに入ってからは全く問題はなかった。厚着をしたので寒さもあまり感じなかった。

今後の課題は「試合前と試合後の混雑をどう解消するか？」だろう。14時キックオフなので15時55分あたりに試合が終了しているが帰り道ならびに帰りの京都行きの電車が混雑することを見越して試合終了のホイッスルが鳴る前に席を立つ人は多かった。「後半47分のFW都倉のゴールならびに後半50分のFWピーター・ウタカのゴールをスタジアムから聞こえてくる歓声で知った。」という人は多かったと思われる。

■　亀岡駅に向かう道は大混雑

試合後の亀岡駅に向かう道は大混雑だった。「駅からスタジアムまでは徒歩3分」なので目の前に駅はあるが駅前は工事中のところが多くてスペースがあまりない。少しでも出るタイミングが遅れるとスタジアムの外に出るだけでも結構な時間がかかるほどである。J2のリーグ戦で2万人前後の動員する試合はそこまで多くないとは思うが今後は亀岡市とクラブとJRが中心になって対策を立てないといけないだろう。

「バス輸送」はもう少し増やせそうな気はする。京都サンガの公式サイトを見ると「C大阪戦のときは阪急の桂駅までの直行臨時バス」が出ていた。所要時間は50分になる。「JRの駅の目の前にあるスタジアム」なのでJRを利用したくなるのは当たり前であるが、今後、臨時バスを利用する人が増えると幾分かは駅前や駅構内の混雑は解消されるだろう。周辺には「バスの乗り場になりそうな場所」は豊富にある。

「帰りが大変だった。」、「駅までの道は大混雑だった。」という声はSNS上でもたくさん流れているが、ただ、それでも、亀岡駅の構内はそこまで混雑しておらず、京都駅行きの電車もそれほど混んではいなかった。ぎゅうぎゅう詰めではなかった。地元メディアによると「車両数は通常の4両から8両へ増結。試合終了後の午後4時台は亀岡から出る京都行きの快速と普通電車を計8本に増やす。」という対策を取ったようだ。

■　駅前は変わるのか？変わらないのか？

亀岡駅前にはイオンがあるがスタジアムとは反対側になる。スタジアムのある北側は上の動画を見るとよく分かるが、建物は少なくて栄えた感じではない。工事中の箇所がたくさんあったが、今後、フクアリのようにスタジアムを中心にドンドンと周辺が発展していくようだと面白い。駅前という絶好の位置に立派なスタジアムが出来て周辺がどういう風に変わっていくのか？(変わらないのか？)も注目すべき点になる。

ここ数週間の日本列島は「新型コロナウイルスの話題で持ち切り」と言えるが過剰な対策はとっていなかった。一応、トイレの近くやゲート付近には消毒液(？)が用意されていたがたくさんの人が使っている風ではなかった。マスクをしていた人は多かったがマスクをしていない人もたくさんいた。新型コロナウイルスの影響でスタジアムに行くことを躊躇した人や取り止めた人はいたと思うがパニック感はほぼなかった。

男子用トイレはこんな感じ(↓)だった。新・国立競技場もこういう感じだったが最近の公共施設はこれがスタンダードなのだろう。女性には分かりずらいと思うがこういう感じの男子用トイレだと隣の人のウインナーは「見える可能性あり」である。よほど自信のある人でない限りは前に出て用を足そうとするので便器の前におしっこがこぼれる回数は圧倒的に減る。掃除をする人はかなり楽になる可能性は高い。

お土産で購入したのは京都みやげの定番の「生八ツ橋」。「八ツ橋」と「生八ツ橋」があるが「生八ツ橋の皮を焼いたものが八ツ橋」になる。生八ツ橋の皮と中身の組み合わせはたくさんあるが最もポピュラーなのは「にっき+餡(あん)」の組み合わせになる。京都には数えきれないほどの観光名所があって日本人や外国人に愛される場所がたくさんあるが「サンガスタジアム by Kyocera」も愛される場所になれるだろうか。