モンテディオ山形 → B-→ 愛媛FCで結果を残した木山監督を招聘したが14勝11敗17分けで11位。何とも微妙な成績に終わった。42試合で45得点/47失点なのでロースコアの試合が多かったが「1試合平均の決定機の数」は4.81回。これはJ2で5番目に多かった。その一方で「1試合平均の被決定機の数」は4.70回。J2で4番目に多かった。木山監督というと「手堅い」というイメージが強いが2017年の山形は「手堅さ」とは程遠かった。
「決定機を作りながら決められない点」と「決定機を作られ過ぎている点」が今シーズンの山形の大きな問題点と言えたので補強ポイントは絞りやすい。FW阪野とMF瀬沼に続く選手が必要だったがブラジル出身のMFアルヴァロ・ロドリゲスを獲得した。左利きでゲームをコントロールしながらチャンスを演出するアタッカーである。山形に不足していた「攻撃の中心になれるアタッカー」なので的確な補強と言える。