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■ 活躍が目立つドイツでプレーする日本人アタッカー日本代表は11月12日(木)にアウェイでシンガポール代表と対戦して、11月17日(火)には同じくアウェイでカンボジア代表と対戦する。日本の入ったE組は首位のシリアが4勝1敗で、1試合消化の少ない2位の日本は3勝1分けで、3位のシンガポールは3勝1敗1分け。6月に行われたホーム戦はスコアレスドローに終わったシンガポール戦が重要な試合となるが、幸いにして今回の日本代表メンバーは状態のいい選手が多い。
ドルトムントのMF香川はここまで3ゴール6アシストで、マインツのFW武藤嘉は6ゴール4アシストで、ハノーファー96のMF清武は3ゴール4アシスト。ドイツ国内では「ゴール数とアシスト数を合計したポイント」が評価対象となるが、10ポイントのFW武藤嘉は7位タイで、9ポイントのMF香川は9位タイで、7ポイントのMF清武は14位タイ。ランキングの上位に3人の日本人アタッカーが名を連ねている。
さらにヘルタ・ベルリンのMF原口も今シーズンはレギュラーを確保しており、フランクフルトのMF長谷部は右SBを中心にスタメンが続いており、ハノーファー96のDF酒井宏も右SBの1番手として出場機会を確保している。チームの軸になっているMF香川やFW武藤嘉を含めた大半の選手が開幕前の時点では「レギュラーを確保できるのかは微妙」と言われていたことを考えると非常にポジティブな状態である。
その他のリーグではオーストリアのザルツブルクでプレーするFW南野が絶好調。14試合で7ゴールを挙げているが、これはリーグ3位タイで得点王争いに絡んでいる。シーズン序盤は出場機会がほとんどなかったインテルのDF長友もここに来てマンチーニ監督の信頼を勝ち取った。近年は怪我に悩まされているがキレとスピードが戻ってきた印象。復活した左SBのDF長友は今回の2連戦では大きな武器になるだろう。
■ 出始めている本田不要論対照的に気になるのはACミランのMF本田の状態である。開幕当初はスタメンで起用されていたが、ここに来てベンチスタートが続いている。後半の終盤に途中出場するケースが多くなっているが、監督に存在をアピールすることが出来ずにいる。「今冬の移籍を希望している。」、「エバートンが獲得に興味を示している。」、「来年の夏に退団することが決まった。」などいろいろな話が出ており周辺は騒がしい。
「ACミランで十分な出場機会が得られていないこと」、「ACミランで結果を出せていないこと」、「縦に速いサッカーを目指すハリルホジッチ監督のスタイルに必ずしも合致しているとは言えないこと」、「ポジションを争うFW武藤嘉やMF清武やFW南野が目立った活躍をしていること」、「4年後のロシアW杯のときは32歳になるという年齢的な問題を抱えていること」なども絡んで本田不要論も出始めている。
確かにサッカー選手の場合、30歳を超えたあたりで急激にパフォーマンスが落ちるケースは多い。また、FW武藤嘉やMF清武やFW南野は運動量も多くて縦に速いサッカーにも問題なく対応できる。もちろん、MF宇佐美やMF原口などもここ1年ほどでかなり伸びてきており、MF香川を含めた2列目は人材が豊富。日本サッカー界の強みになっているが、それでも「現段階で本田不要論を唱えるのは時期尚早」と言える。