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2026-05-13

オタク迫害」はあると断言できるし、今も残ってる

オタク迫害」の存在についての意見として、大きなものは2つだと思います

一つは、いわゆる『陰キャに対する迫害』。もう一つは、『オタク向け作品理由とした迫害』。

前者は世界的に迫害対象です。例えばアメリカであれば「ナード」のようにマイナスな捉え方をされて、カースト底辺として扱われます

とはいえ、「陰キャ」と「オタク」はイコールの話じゃないので、除外したほうが良いでしょう。

後者の『オタク向け作品理由とした迫害』は、作品に影響されてオタク犯罪を起こす可能性が危惧され、世論犯罪者予備軍として扱われていることを発端としたものです。

昔であれば宮崎勤事件最近であれば「バトル・ロワイアル」「ひぐらしのなく頃に」を殺傷事件の原因の可能性として扱った報道が有名どころかと思います

実際には作品犯罪の原因として人格形成心理的要因につながるという確たる論拠はなく、あくまで『正しい気がする』という程度で世論形成されただけですが、その影響は大きいです。


ナチス・ドイツ日本、そして世界流行した、「優生思想」はご存知でしょうか。

民族人種障害などに科学的な観点から優劣をつけ、法的に強制不妊殺害を行う理由になった考え方です。

ただし、これは当時の科学としても怪しく、現在科学では否定されており、ナショナリズム福祉コスト削減を動機として盛り上がってしまったものとされています

『正しい気がする』というだけで、人間正義のために残酷行為します。「優生思想」を根拠にした私刑の記録が大量に残っているのです。

犯罪者予備軍』が相手で、場所日本から、そのようなことは起きてないと言うのでしょうか。

血液型性格分類」というものはご存知でしょうか。

A型几帳面O型はおおらか、というように血液型性格相関性があるとされるものです。これも科学根拠はないですが、今でも「あなたB型からおおざっぱなんだね」というようなハラスメント散見されます

一般論として『根拠無し』となっても、世論から血液型性格分類」が消えるかどうかはまた別ということです。

今でもオタク向け作品は無根拠迫害の影響を受けています

漫画アニメなどの表現は厳しく年齢制限自主規制を行い、何かのきっかけで世論に火がつくことのないよう、出版制作元で注意を払っています

もっと分かりやすいところだと、ゲームにはCEROという日本独自審査機関があります。ここで審査が通らなければ日本の小売の流通に乗せることがほぼできません。

流血表現などが海外スタンダードよりはるかに厳しく制限されており、海外ゲーム日本販売する際の障壁にもなっています

とはいえ、流血を見ることが犯罪者となる直接的な原因にはなり得ないので、あくま世論意識した制限しかありません。

日本で「優生思想から誕生した『優生保護法』は1996年にやっとなくなりました。

血液型性格分類」に伴うハラスメントは今でもなくなりません。

オタク迫害はいつまで残るでしょうね。

2026-05-07

私刑犯罪のもの

世間一般から暴行罪傷害罪殺人罪として認識されている行為は、犯罪者本人からすれば私刑である

私刑肯定する人間はそれを認識しておかなければならない。

2026-05-03

警察が頼れないなら私刑もありならなんで安全ピンにキレまくってたんだか

2026-05-01

BeRealが照らし出した「管理なき社会」の構造

はじめに

2026年春、短期間に複数情報漏洩炎上が相次いだ。西日本シティ銀行の行員による顧客情報流出病院学校大手企業での内部資料露出——いずれもSNSアプリ「BeReal」が引き金となった事案だ。

こうした炎上が起きるたびに、日本社会は「個人意識問題」として処理する。当事者を叩き、企業謝罪し、「再発防止を徹底する」という定型文が出て、やがて忘れられる。しかし同種の事案が繰り返されるという事実が、この処理の仕方そのものの失敗を示している。

本稿で問いたいのは、なぜ日本でだけこれが繰り返されるのか、という点だ。そしてその答えを、「管理の不在」と「私刑による補完」という逆説的な構造見出したい。

1. BeRealは特別アプリではない

まず前提として確認しておきたいのは、BeRealの仕様特別危険というわけではない、という点だ。

かにBeRealは1日1回のランダム通知から2分以内に即投稿を求める設計であり、「考える時間を奪う」という批判はある程度妥当だ。しかしBeRealには「Late投稿」という機能があり、通知を無視して後から投稿することも可能である。反射的に投稿しなければならない強制力はない。

より根本的な問題は、職場での私物スマホの扱いにある。BeRealがなくても、スマホを持ち込める環境撮影を思いとどまらせる仕組みがなければ、同種の事故InstagramでもTikTokでも起きる。実際、今回の炎上事例を見ればNTT東日本の事案ではInstagramストーリーズも同時に問題になっている。

BeRealは問題の「引き金」ではあっても「原因」ではない。この区別重要だ。

2. 日本にだけ集中する理由

同様の事例が海外ではほとんど問題化していない。BeRealはフランスまれ欧米でも普及していたが、職場での情報漏洩炎上として報じられた事例は見当たらない。なぜか。

最も説得力のある説明は、欧米機密情報を扱う職場では私物端末の持ち込み自体物理的・規則的に制限されているという点だ。GDPRをはじめとする法的枠組みが組織に厳格な情報管理義務づけており、「個人意識」に依存する前に環境設計されている。

翻って日本銀行営業店では、顧客の氏名や営業目標ホワイトボードに書き出され、新卒行員がスマホを手にしたままそれを日常的に目視できる。この環境設計の時点で、情報漏洩リスクはすでに内在している。BeRealの通知はそのリスク偶発的に顕在化させたに過ぎない。

問題日本に集中する理由は、日本組織情報管理を「システム」ではなく「個人自覚」で担保しようとしてきたことにある。

3. 均質性の幻想がもたらす設計の失敗

なぜ日本組織システムによる管理を怠ってきたのか。ここに日本雇用構造的な問題がある。

情報セキュリティの基本原則に「最小権限原則(Principle of Least Privilege)」がある。その人の業務必要情報しか触れさせない、という考え方だ。これを実装するには、誰がどの情報アクセスすべきかを職務ごとに定義する必要がある。

ところが日本新卒一括採用は、職務定義する前に人を採用する。「この仕事のためにこの人を雇う」ではなく「この会社メンバーとして雇う」という発想なので、権限範囲職務に紐づかない。全員が同じスタートラインに立つという建前が、権限設計不可能にしている。

加えて、同じ採用プロセスを経た全員が同じ水準のリテラシーを持つという暗黙の前提がある。実際にはリテラシー個人差が大きく、職種業務内容によって求められる判断能力も異なる。「研修で周知する」という対応一見平等に見えて、実態リテラシーの低い人間に高度な自己管理要求するという無理な設計だ。

均質に扱うことが、かえってリスクを生む。これが「悪い意味での平等」の正体である

4. 私刑管理の代わりを果たすという逆説

ここで本稿の核心に入る。

日本組織情報管理システム担保しない一方で、問題が起きたとき機能するのがネット上の「私刑」だ。クローズドSNS投稿スクリーンショットが瞬時に拡散され、特定班による個人情報の発掘、実名顔写真晒しSNSアカウントの掘り起こしが組織的に行われる。

これは国家企業による「上から監視」ではない。市民市民監視制裁する「横から相互監視」だ。

逆説的なのは、この相互監視組織管理不全を補完する機能果たしているように見える点だ。組織システムで防げなかったことを、事後的にネット民が制裁するという構造が出来上がっている。企業謝罪文を出して幕引きし、当事者個人ネット私刑を受ける。組織設計責任は問われないまま、個人けが燃やされる。

欧米では問題が起きても法的手続きで処理されるのに対し、日本ではネット上の私刑事実上の社会的制裁として機能する。上から管理が緩いほど、横から監視が過剰になる——この逆説が、日本SNS炎上に繰り返し見られる構造だ。

5. 制裁非対称性という問題

この構造が持つ最大の問題は、制裁の重さが行為の重さと全く釣り合わない点だ。

今回の当事者たちが受けた被害——実名顔写真デジタルタトゥー過去SNS投稿の全掘り起こし、勤務先・住所の特定、無期限の晒し嘲笑——は、新卒若者が「反射的にスマホ撮影して投稿した」という行為に対して著しく不均衡である

問題さらに複雑にするのは、この制裁に終わりがないという点だ。法的な手続きであれば時効があり、処分には上限がある。しかネット上の私刑には期限がない。検索すれば半永久的に出てくる。「デジタルタトゥー」という言葉はまさにこの永続性を指している。

一方で、組織側の責任——スマホを持ち込める環境放置したこと権限設計を怠ったこと、教育OJTに丸投げしたこと——は「再発防止に努める」という一文で免責される。個人が過剰に燃え組織が軽く済む。この非対称性は偶然ではなく、構造的に生産されている。

おわりに

BeRealが照らし出したのは、アプリ危険性でも当事者の愚かさでもない。「管理システムで行わず個人自覚に委ね、失敗した個人私刑で燃やす」という日本社会の処理構造だ。

この構造が維持される限り、引き金がBeRealであろうと次の何かであろうと、同じことは繰り返される。そして繰り返されるたびに、誰かの20代が終わる。

個人を叩くことで組織社会設計責任が免責されるこの構造こそ、本当に問われるべき問題である

2026-04-30

死ねばいいのに」はネットではご法度

福生高校生ハンマーで殴られた事件

ぱっと見通り魔的な事件かと思ったが、

騒音を注意」とあったのでああヤンキー違法改造バイク騒音問題とかか、と認識を改める。

珍走団だったらいい気味だざまあみろ、怪我だけでなくむしろ死ねば良かったのに、みたいな感想を抱く。

だがこれでも

不謹慎だ、私刑肯定だ、自力救済だ、暴力はいけない」という反論が出てくるし、

ヤフコメなんかだとAIが削除するようになる。

私人間のごく他愛のない日常雑談愚痴程度のものでも、

ネットだと不謹慎だし、本気にするやつもいるし、ってことで禁止される。

私人コミュニケーションと全世界コミュニケーション混沌とした溶融がネット空間であり、

私的感情公的論理で覆い隠すような表現ねじ曲がってしまっているな。

あい死ねばいいのに、という感情を抱かない人間などまずいないんだけど、

もちろんそれを本人の前で堂々といったり会議発言したりするやつもいないし、

それはネットでも実社会でも同じ。

ただ実社会では大抵1対1で話したり、ここだけの話という感じでコミュニケーションを閉じてやる。

他方でネットは鍵アカ等の閉じ方はあるにもかかわらず、

どうも開かれたネット空間私的感情を発散させたいという情動がなかなか制御されないという問題がある。

どうにも、愚痴を吐くってのは本当はリアル人間関係でなければ感情的に満たされないのではないかという感じがする。

からリアルで友だちがいない人間が、ネット愚痴を吐いて叩き叩かれ、不毛な争いが生まれるのかなあ。

2026-04-24

映画】MERCY マーシー AI裁判 を見た

大雑把search/サーチ2やないかい!61点。

 

トランプ政権のせいで治安死ぬほど悪化して司法あっぷあっぷになってしまった近未来アメリカはついに裁判AIに任せることに。それから2年後、18件のAI裁判が執り行われ犯罪率は65%抑制され大成功。そんなある日、主人公クリス・プラットが目が覚めるとなんとAI裁判所の椅子に拘束されていた。90分で自分有罪確率を80%まで下げないとその場で死刑されるこのマーシー制度。妻殺しの罪に問われたクリプラAI検事による真相究明が始まる。

みたいな感じの話。

 

クリプラ主演の時点で違うだろうとは思いつつ、まぁなんか昨今のAIによる情報侵略による私刑へのニヒリズム的な作品かなーってちょっと思って見てたんだけど普通の雑に作られたハリウッドエンタメ映画だった。

設定自体ちょっと面白くて、未来なのでほとんどのデジタル機器AI接続されているのでAI裁判中はAI検事権限によって他人デバイス情報SNSなどが見放題になる。またAI検事権力デバイス通話をかけ証言させることができる。そこからその犯行当時や前後情報を拾い上げて犯行の全貌を絞り込んでいくことができる。また無実自体証明する必要はなくて有罪である合理的判断できる割合を80%まで下げればとりあえずの死刑は免れる。

なので、クリプラAI検事と協力しながら様々なデバイスSNS情報を拾い上げ相棒警官に連絡を取りながら捜査も並行で進めつつ犯人の絞り込みを行っていく。という、ミステリ仕立てになっている。

ただ、このミステリ自体めっちゃ弱くて。

クリプラが疑われたのは当日にクリプラの嫁がクリプラの酒を勝手に捨てたことにブチ切れて家を襲撃したから。犯人は週末のBBQに遊びに来てそこで帰ったふりをして家の中に潜んでいたので当日に家に外部から侵入した形跡がなかったのだ!

クリプラ第一容疑者としてマーシー制度にかけられるようにするの偶然に頼りすぎじゃない?

たまたま2日後にクリプラがブチ切れてたからよかったけど、ず~っとなんかいい感じのタイミングないな~ってなってたら1週間とか2週間とか潜伏してたんだろうか。そしてその間ずっと仕事休んでたんだろうか。う~ん、そんなわけなくない?

で、途中から妻の会社薬品が盗まれいたことがメインになり、その犯人が盗んだ薬剤で超巨大爆弾を作っていたことが発覚し、その犯人が実はクリプラマーシー制度最初にぶち込んで死刑にした犯人兄弟だったことが発覚し、これは俺への復讐だったんだ!彼は俺を罠にハメ、娘を誘拐してAI裁判所にトラック爆弾で突っ込もうとしている!となる。

え、ネットワーク上の情報を利用して証拠を探して逆転裁判ごっこする話じゃないのこれ?

で、ド派手なカーチェイスやって結局トラック裁判所に突っ込んできて、クリス犯人はご対面。クリスAI検事と協力して犯人を油断させ肉弾戦で取り押さえ制圧しか真犯人が主張する通り、マーシー制度にかけられた彼の兄弟警察によって証拠改竄されていたのだった!ということが分かって終了。

で、結局、マーシー制度死刑にされた犯人兄弟はやってたの?やってなかったの?作中のAI検事風に言うなら「警察証拠隠滅したこと事実だとしてそれは彼の兄弟犯行を犯していない決定的な証拠にはなり得ません」ってことだと思うんだけど。気になるわぁ。

 

面白いと思った制度面もよくよく考えたらどうなんって話で。

AI検事もなんかめっちゃクリスに肩入れして助言とかケア労働してくるし、なんか絶妙に表情豊かでどんな設計されてるねんって感じだし、あらゆる情報アクセスできても90分は明らかに短すぎるし、なんかすぐ都合良く「その端末は接続されていません」って言い出すし、クリスに有利な証拠が出てくるとなんかすぐ調子悪くなるし、そもそも2年で18件しか処理されてないのに犯罪率そんな下がるか?って思うし、死刑第一号も「犯行当時、兄弟電話で話していたが、その電話警察隠滅された」ことで死刑になったんだけど当然容疑者はそれを証言したはずだし、そうなったら電話がなくても兄弟にその確認をしてその兄弟携帯からその証明可能だったはずだし。

ちゃんと考えて脚本書いた?って感じ。

デバイスSNSをハックして断片を繋ぎ合わせて大きな真相を明らかにする。そしてカメラ付き連絡機を使って外部の協力者と連絡を取り合って捜査を指示するっていうのはこないだ見たサーチ2とほぼ同設定だったけど、こっちはAIによる強制開示って言うより強く情報を集められる設定なのに話はよりスカスカなのはイカンともしがたい。

後、19件目にして初の死刑執行になったわけだけど、周囲の人間デバイスSNSも見放題チャンネルの後に開放するのってプライバシー的にどうなんだ。俺だったら警察連携して自分無罪な決定的な証拠を隠匿して逮捕されて90分間で関係者SNSサイトをハックしまくって情報たんまりとって無罪を勝ち取るビジネスを立ち上げる。

そんなことも想定されてなかったん?

 

まぁ、そんな感じかな。

クリプラ主演のお気楽SFミステリアクションと考えれば何も考えずにふーん面白かったぁで済ますこともできると思うんだけど、こんなに面白そうな設定を作っといてやることがそれっていうのはやや肩透かし感はぬぐえないかな。まぁ、90分時間潰せる映画見たい人には十二分にオススメAI裁判!という言葉に過剰な期待をしてしまいそうな人は覚悟して見るように。

2026-04-15

anond:20260415191014

ちょっと違う

民衆私刑を加えてもいい存在、見下してもいい存在を求めている。

正義棍棒を振るわせてくれる人」に市場価値があるんだよ

被害者子どもなら尚更価値が高いってこと

2026-04-13

anond:20260412080442

アクタージュの作者はわかってる被害についてだけとはいえ謝罪と賠償してるもん

障碍者ウンコ食わせてバックドロップしたミュージシャンだって被害者に例えば5千万円とかドンはらってたらおれはゆるすよ

 

無関係である俺にとってはけじめをつけたかどうかが大事

被害者に対して相応の賠償してれば俺は怒る筋合いはない

極論被害だってそれ以上怒るべきではないと思ってるよ 

 

逆にけじめをつけずにのうのうと生きてたら

法で裁けぬ悪を私刑の石で撃てみたいな話になっちゃうよな

2026-04-10

anond:20260410124228

いじめパワハラも、基本は遭った側が転校したり辞めさせられたりしてるもんな

でも私刑はよくないね😁

anond:20260410123942

加害者には人権があるから私刑は許されない」マン

「性欲解消は人権から買春する権利を守るべき」マン

自由買春できることが性犯罪を減らして日本安全な国にしている」マンが来るぞ

anond:20260410124156

法律加害者に甘くて、「ご近所で噂になり村八分にされる」とかの私刑治安維持してた国だからねえ

ご近所の評判を無視できる無敵の人外国人などの一見さんにとってはやりたい放題だよ

anond:20260410124051

性犯罪限定ではなく交通事故でもいじめ等の暴行でも加害者人権が最優先なのは一貫してる

でも私刑は良くないよね😃

2026-03-28

娘がストーカーに遭った時どうすればいいのか

この問題の核心は、「個人自由人権保護」と「被害者生命安全」のトレードオフという、民主主義社会普遍的に抱える構造矛盾です。以下、複数観点から論じます

法制度の構造限界

日本ストーカー規制法2000年の制定以来、2013・2016・2021・2025年と繰り返し改正されてきましたが、

その都度「重大事件が起きてから後追いで改正される」という批判を受け続けています

2025年12月の最新改正では紛失防止タグによる位置情報取得の規制や、職権での警告制度の創設が盛り込まれましたが、根本問題は解消されていません。

問題本質警察が「事後対応型」の組織であることにあります警察犯罪を未然に防ぐ組織ではなく、原則として犯罪が実行された後に動く行政機関です。

「一度逮捕し、接近禁止命令を出した」という状態が「法的にできる最善」であっても、それが生命を守る保証にはならない。

これは警察の怠慢というより、刑事法体系が「推定無罪」を基盤とする以上、犯罪者を犯行前に拘束し続けることが憲法上できないという根本的な制約です。

被害者への負担非対称性

繰り返し指摘されているのが、被害者仕事・住居・交友関係をすべて捨てる形でしか自衛できないという不条理です。

これは、いじめ被害者が転校を強いられる構図と本質的に同じです。被害者が職を失い、夢をあきらめ、シェルターに逃げ込んでなお、

「追いかけて来る加害者」がいる以上、逃げることが完全な解決策にならないことも事実です。

国家加害者を拘束する力を持てないなら、その分のコスト被害者に丸投げされる。これは制度設計の失敗と言わざるを得ません。

GPS監視制度可能性と限界

韓国では性犯罪者に対してGPS電子足輪義務付ける制度を導入しており、統計のある性犯罪での再犯率が導入前の9分の1にまで減少したと報告されています

2025年9月末時点での装着義務者は約4,600人で、実績として一定の効果確認されています

ただし、以下の課題が残ります

厳罰化ジレンマ

厳罰化犯行凶悪化を招くという犯罪学上の知見がありますストーカー行為懲役10年となれば、証拠を消すために被害者殺害するインセンティブ生まれる。

これは刑事法の設計原則として、犯罪の「あがき」を生まないように量刑バランスを取る必要があるという問題です。

一方で、「現行法が無力な以上、厳罰化しても悪化のしようがない」という反論も成立します。

ポケモンセンター事件のように、犯行後即座に自殺するほど極まった加害者には、刑事罰は抑止力として機能しないことも明らかです。

抑止力機能しない相手に対して法律本質的に無力であり、これは法制度の限界を超えた問題です。

私刑」という選択肢倫理的評価

ストーカーに殺される前にストーカーを殺すしかない」という私刑論は、感情的には理解できても、制度として正当化はできません。理由は二つあります

第一に、因果関係の確実性が保証されない。「こいつはいずれ殺す」という予測に基づいて先手を打てば、それは司法による有罪判決なき殺人であり、冤罪本質的に同じ構造を持ちます

第二に、私刑を認める社会は、強者弱者を「危険」と判定して排除できる社会意味します。

ただしこれは、追い詰められた被害者家族の「殺す覚悟」を道徳的非難することではありません。

制度機能不全に陥ったとき人間暴力に訴えるのは歴史的普遍的現象であり、問題はそこへ追い込む制度の側にあります

更生プログラムという第三の道

見落とされがちな視点として、支援団体専門家は「被害者保護だけでは限界があり、加害者一方的な執着心や感情コントロールする更生プログラム義務けが急務」と指摘しています

今回の事件でも加害者カウンセリング拒否していたことが大きな問題でした。現状では更生プログラムへの参加に強制力がなく、最も介入が必要人物が自らの意思で拒絶できてしまます

カウンセリング強制人権制限を伴いますが、逮捕・釈放後の保護観察期間中に更生プログラムへの参加を釈放条件とする制度設計は、人権侵害の程度を最小限に抑えつつ実効性を持たせる方向性として現実的です。

総合的な評価

この問題には「完全な解決策」は存在しません。

しかし現状は、「法的に可能な最善策を尽くしたが被害者が死んだ」という結果を繰り返し許容している点で、制度として十分ではありません。

優先的に取り組むべき方向性は以下の三点に集約されます

制度を強化すれば必ず人権侵害危険が増す、しかし何もしなければ被害者が死に続ける——この緊張関係社会真剣議論し続けることが、問題連鎖を断ち切る唯一の道です。

2026-03-23

anond:20260323180158

また自己放尿してんのかお前。

まず冷静に見ろ。「差別的投稿した奴が悪い」っていう前提まではいい。そこは議論余地がある。

でもな、その次に出てくるのが「個人情報漏洩してほしい」「人生終わってほしい」「ひどい目に遭ってほしい」って、全部自己放尿なんだよ。

わかるか?お前が叩いてる対象と、やってることの構造が一致してるんだよ。これが自己放尿の典型例だ。

何も進歩してない。単にプレイヤーが入れ替わっただけで完全に自己放尿である

しかもな、「報いを受けてほしい」って言ってる時点で、自分が裁く側に回ってるつもりなんだろうが、それも危ない自己放尿だ。

社会ってのは私刑肯定し始めた瞬間に崩れる。個人情報漏洩なんて、ルール外の暴力のものだ。

これ、筋として完全に崩壊してるぞ。自己放尿ど真ん中だ。

あと感情の扱いも雑すぎる。怒るのはいい。だが怒りをそのまま破壊願望に変換してる時点で、自己放尿である

本来なら、差別投稿規約違反なら通報プラットフォームルールに従って処理。これで終わりだ。

ここに「人生終われ」とか「ひどい目に遭え」を乗せた瞬間、ただの自己放尿になる。

最後に一番重要な点な。

お前、正義をやってるつもりかもしれんが、その書き込み見た第三者からすると「また一人キレて自己放尿してる奴いるな」って評価になるだけだ。説得力ゼロ。むしろ逆効果

お前がやるべきは、自己放尿をやめてルールに戻ること。それだけだ。

anond:20260323133536

まだ捜査中だぞ日本語分かるか?

あっ私刑のことか。これだから

2026-03-12

anond:20260312182126

表現の自由ならまだしも内心の自由すら認めないってやべーな。

日本私刑禁止からレイプした加害者ボコボコにしてやりたいって思うだけでアウトになるな。

2026-03-10

一人が単独で行えば何ら問題のない行為を、意思連絡のない多人数が同時に行ったとしても、それをリンチ呼ばわりするのはおかしいに決まってるんだよ。

単独では別に問題のない、単に批判的な発言が数多く集まっただけの事をネットリンチなどと呼ぶのはおかしい。

批判私刑ではない。多数になったとしても私刑になる訳がない。

一部実行全部責任原則あくま意思の疎通があり、徒党を組んで行っている場合だけだ。

2026-03-09

私刑は許されるか?

しばし議論になる、

否定派の言い分は、法があり法治国家である以上法で定められた罰を受ければ終わり、私刑は禁じられている

 

これを完全論破しましょう、私刑は許されておりむしろ善行である

ではまず手始めに憲法31条を持ち出すトンチカン野郎を片付けましょう

31条はあくま罪刑法定主義、あわせてデュー・プロセスの明文規定にすぎない

私刑禁止規定ではない、勝手拡大解釈すな

憲法とはそもそも国家暴走抑制するもの私権私人行為には(あまり)踏み込まない

かつては王様特権、横暴で恣意的に、ランダム私権が奪われたり、時には刑罰が課された。

そーゆーのは許さんからね、と宣言しているだけ

私刑禁止なんてどこに書いてます?書いてないよね、あなた感想はいあっさり論破

 

次に、倫理面、犯罪を許さない、犯罪者も許さない、それを社会から排除したい、

という個人お気持ちは許されるか?許されないか

内心の自由憲法で明確に保証されており、許されます、ここまではOK?

で、具体的な行動を取ることは犯罪か?

例えば相手犯罪者であっても棍棒で殴れば犯罪である、そりゃ俺も認める、イカン事だ。だが後述する。

 

次、犯罪者の社会復帰を社会スクラム組んで排除することは犯罪か?

たんなる集団意識にすぎない。犯罪ではない

受刑履歴のある履歴書もってきた応募者を断る、何ら問題ない

履歴書不記載が後からバレた従業員をクビにする、何ら問題ない

被害者性犯罪の紙面公表を望んだが拒否し、ペンネームを変えて復帰させた出版社ネット糾弾するのは犯罪か?

いえ、別に?なんの犯罪にもなりませんよ、憲法31条なんでしょ?罪刑法定主義でしょ?なんの犯罪になるんですか?

罪名は?ないよね?倫理的な問題にすぎない。個人価値観内心の自由

刑罰執行で禊が終わった社会復帰の権利を得たと解釈するひともいれば、一生抱えるべきだと思う人もいる、正解など規定できない、法がない

あくま内心の自由、ここまではいい?いいよね?一分の隙もない完璧理論

 

棍棒でぶん殴る話に戻しましょう

そもそも犯罪とは?刑罰とは?

棍棒でぶん殴った時点では倫理問題にすぎない、この時点では厳密には犯罪ではないのだ。

それが犯罪であると確定するのは裁判所

ボクシング試合で殴り合いをしても傷害罪にはならない、それを決めるのは裁判官であり、

裁判を望むかどうかは被害者が決める、あるいは法執行機関が決める、これは親告罪非親告罪かで決まる

ともかく、傷害罪非親告罪ではあるが、現実的には被害者被害申告しなければ捜査はされない、結果裁判にもならない

性犯罪加害者がとつぜん棍棒で殴られて「許せん!訴える」ならば訴えれば良い、どうぞお好きに、その権利は奪わない

殴った人が裁判で決められた刑罰を受け「それで終わり」を覚悟して殴ったならば、「それで終わり」にしかならない

イカンことだ。だが覚悟持ってやったなら、刑を受け罪を償えたら「終わり」なんだよね?

それでいいんだよね?憲法31条なんでしょ?はい論破

 

ネットリンチも同様である、それが犯罪であると思うなら被害者加害者)はどうぞお好きに告訴告発民事訴訟を起こせば良い

「ボクは性犯罪犯人だが文句言われる筋合いはない!実名で堂々と戦ってやる!裁判だ!ボクをネットリンチする奴らを許さん!」

えぇどうぞ、お好きにやりなさいである、止めない、全て自由である、だが不思議にこれをやるやつはない

まり当人も仕方がないと認めているのである、受け入れているのである、受け入れているなら文句なかろう

他人がとやかくいうことではない、あくま個人価値観の話である

 

そもそも日本世界では珍しく裁判所私刑容認している国だという事実を受け入れましょう

こういうの聞いたことがないかな?

被告人はすでに社会的制裁を受けており、罪を減じます

ん?ん?よく考えてみ、おかしくない?理屈合ってないよね?

 

社会的制裁と刑罰は別物だよね?なんで裁判でごっちゃにしてるの?

裁判所社会的制裁の存在を認め、かつそれによって罰を加減するのである。つまり機能として組み込んでいる証拠

仮に社会的制裁を認めないのであれば、裁判所刑罰と分離するはずである

被告人がななんらか社会的制裁をうけ、不合理な損失を被ったのであれば、かつそれが犯罪行為であるならば

それはそれで別個の刑事裁判民事裁判をやればいい、元の裁判とは関係ない、という姿勢を貫くはずである

実際に諸外国はそうしている、日本だけ社会的制裁を加味する。

逆に言えば、私刑社会的制裁は許されている、容認されていると言うてもいい。

極論言えば私刑しても裁判所はどうせその分減じるのだからいいじゃない

 

まり私刑裁判所も認める社会機能なのである

ここまで反論ある?ないよね?無理だよね?

裁判所が間違ってる!とか?

そうかもね、どうぞ頑張って憲法変えて下さいw

はい論破完了

 

結論出ました。私刑ネットリンチ、村八分、これら全て社会活動ボランティア善行です

anond:20260309104039

あの私人逮捕系のヤカラみたいな連中持ち上げるんだから結局そう言ってるのと同じことなのにな

そうやって都合のいい時だけ私刑同調圧力に頼ろうとする

anond:20260309103643

ネットでやってる私刑リンチ)のことで、別に間違いじゃないだろ。

 

これはネットリンチにはあたりません、とかいトンチンカンなこと言うより、

やってもいい私刑もある、と言ったほうがまだ説得力出せると思うぞ。

anond:20260309090921

私刑にしたいやつのことを「加害者」という犯罪に関する法的用語で呼ぶのやめようぜ

労働運動かいうやつはすぐそうやって統括粛清に走る。

2026-03-08

いま被害者への誹謗中傷デマが凄いけど、それでも「加害者への私刑をやめろ」「加害者には人権がある」しか言わん人たち本当にすごい

加害者人権を守る!

ネット私刑から法治主義を守る!

正義面しながら、やってることが被害者顔写真晒しに群がることなんだから本当に呆れるわ

2026-03-04

マンガワンから掲載取り下げた作者の大半が女性作家だったのってさ

「性被害者ケアする」という名目さえあれば、

既に刑期を終えて社会復帰しようとしている才能ある人間社会復帰を阻害して潰す

ネットリンチ運動に我先にと加担しつつ、テメェらは正しい側且つ被害者ポジにいようとする屑が「女性」に多いって話になってしまうよね


やってる事は結局ヒステリックな学級会そのもの

「悪いアイツ」を虐めたり無視したり邪魔したりする行為に加担しない人間も「悪い、キモい」とレッテルを貼ってリンチ対象にする残酷

リンチターゲット発言権も弁解の権利も取り上げられて、一方的リンチされないと「加害する悪い人間」にされる

リンチで潰されようが、暴走した人間が最終的に対象を追い詰めて殺そうが「悪い奴」が勝手に死んだだけだからワタシタチ一切悪いくないもんね~とシラを切る

極めて女性らしい女性しぐさと言えよう


せめて、真っ当な社会人なら、いや人間なら恥を知れよ

お前らがやってる事は見ず知らずの被害者勝手に叩き棒にしてターゲットリンチして社会的生命破壊し殺したいだけの残酷私刑

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