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はてなキーワード: PKOとは

2026-05-04

朝日新聞連載Re:Ronメディア公共記事 インタビュー 9条だけでない、憲法という「自己拘束」の知恵 木村草太さんに聞く 2026年5月3日 7時00分 聞き手大内悟史

憲法学者木村草太さんインタビュー

 

時は来た」と高市首相憲法をどう変えたいのか 持論は「国防軍

 ――戦後日本社会と人々の暮らしを支えてきた憲法は、地に足のついたものになっているでしょうか。

 

 憲法が示している戦後日本の基本原則は揺らいでいないと思います平和主義国民主権人権尊重を捨て去りたいという人はごく一部でしょう。ただ、気になる点もあります憲法学者として人権差別解消の問題に長く取り組むなかで、昨年出した『幸福憲法学』ではこう指摘しました。

 

 「本来は『人権』という言葉を使うべき場面で、それを避ける例もある」「『人権』という言葉は避けられている」と。

 

 ――80年近くを経て、憲法価値観空洞化しているということでしょうか。昨夏の参院選では外国人政策が急に争点化し、排外的政策を掲げる政党政治家が広く支持を集めました。

 

 社会経済の先行き不安や怒りが広く存在するとき、人はその原因を何かに帰属」させようとします。何が不安や怒りの原因かは目に見えるほど明確ではないので、その帰属先はしばしば操作されます哲学者スローターダイクは、中世カトリック教会共産主義が、人々の怒りの矛先を操作して自分たちエネルギーしたことを論じています。怒りや不安を人の属性帰属させれば、差別の出発点となります

 

 例えば、外国人に見える観光客マナーが悪かった時、その人の問題とするべきですが、外国人差別を煽(あお)る人は「外国人観光客全員」あるいは「在留外国人も含む外国人全員」の問題とする操作します。

 

 ――メディアも、目に見える誰かのせいにして差別に加担しないようにしたいです。

 

 差別を防ぐには、不安や怒りを安易に誰かのせいにしないという意味での「自己拘束」が必要です。メディアが、因果の流れを丁寧に説明する必要があるでしょう。例えば、原油高に伴う物価高のメカニズムを報じることは、日常イライラを「外国人」に向けず、適切な対策を打たない政府や、戦争を続けるロシアイスラエル問題意識させることにつながります

 

プライバシー権と「差別されない権利

 ――不安や怒りのはけ口を探して、誰かを標的にする。そうして自分感情操作された結果、差別に加担するのは嫌です。

 

 憲法の掲げる人権差別解消の理念は、憲法学が最前線で扱うテーマの一つ。最近研究では、プライバシー権をめぐる議論差別問題とつなげながら掘り下げて考えています

 

 プライバシー権は、個人尊重幸福追求権を定めた憲法13条にもとづき、発展してきました。

 

 プライバシー権は「一人で放っておいてもらう権利」に由来します。この権利は、他者自分を標的として認識されない状態を守る権利とでも言いましょうか。あの人は、一人暮らし女性だ、老人だ、と認識されると、犯罪に巻き込まれリスクが高まり、緊張します。そう認識されないことで安心する。その安心感を守ろうというのが出発点です。

 

 その後プライバシー権は、人に知られたくない個人情報を知られずに、隠したいことを隠すための権利として発展しました。さらに、性的指向被差別部落出身であることなど、被差別情報を隠す権利としてもプライバシー権が使われるようになってきました。

 

 ここに概念の混乱が生じます

 

 ――混乱とは?

 

 個人情報なかには、裸や家の中など、①認知されるだけで苦痛情報と、認知されることよりも、②それを使った違法行為差別心配情報があります

 

 プライバシーとは、もともと①を隠すことだったわけですが、最近では、②もプライバシーにすることで違法行為差別を防ごうという議論になってきています

 

 しかし、違法行為差別に使われる情報なかには、公開されているものもあります。例えば、大学新聞社電話番号は公開されていますが、「いたずら電話をしよう」という呼びかけとともにSNS投稿されたら迷惑です。また、性別や肌の色は、隠されたプライバシー情報とは言えませんが、それを差別のために使われてはたまりません。

 

 これらの問題は、プライバシーとは別の権利、つまり違法行為を誘発する形で公表されない権利や、差別に使われない権利対応した方が明快です。ところが、最近プライバシー権議論は、これらの問題も隠したい情報を隠す権利の応用で対処できるとして、プライバシー権の射程を広げて対応しようとします。

 

 ――プライバシー権とは別に差別されない権利」があるということですか。

 

 はい。隠したいものを隠すプライバシーという概念対応しようとすると、性別や肌の色、出身地といった公開情報での差別は防げません。

 

 「差別されない権利」なら、公開情報だろうが、非公開情報だろうが、それを不当に利用してはならないと議論できますプライバシー権は、個人情報を「認知させない」権利だとすれば、差別されない権利個人情報を不当に「使用させない」権利です。

 

 このことは外国人差別とも深く関係しています

 

 肌の色や話す言葉など、公にされた情報外国人かどうかを推測できることがあります。ここから、「外国人お断り」のような差別が生まれます

 

 「外国人お断り」をする人からすれば、公開情報を使っているだけだからプライバシー権侵害していないと思うでしょう。しかし、外国人だという個人情報差別に使うことは、差別されない権利侵害と捉えるべきです。

 

 他にも、LGBTQの性的指向性自認などを本人の許しを得ずに暴露する行為を「アウティング」と呼びます。こうした行為プライバシー侵害だと言われてきました。ですが本来性的指向性自認は「隠したい恥ずかしい情報」ではなく、当人アイデンティティーの根幹となる情報です。アウティング問題なのは、恥ずかしい思いをさせたからではなく、差別をするかもしれない人に情報を開示して、差別を誘発する危険を作ったからだと考えるべきです。

 

 プライバシー権のおかげで、私たちは他の人の個人情報認知するときに慎重になれました。ただこれだけでは足りない。プライバシー権と「差別されない権利」を区別すれば、既に認知した情報でも、「この場面でこう使っていいのかな?」と使用の場面で慎重になれます権利を知ることで、差別を防ぐ「自己拘束」ができるわけです。

 

 ――個人情報差別的な使用とそうでない使用は、どう違うのですか?

 

 個人選択の結果を、国籍性別帰属させると差別になります。例えば、犯罪をするかどうかは個人選択ですが、それを国籍出身地のせいにするのは差別だと言わざるを得ません。

 

 雇用の場面でも、「この人は女性から辞職する可能性が高い」とか「外国人からこういう行動をとるはずだ」と判断するのも、性別国籍情報差別的な使用の例でしょう。不安イライラを「外国人」のせいにしがちなトレンドを止めるには、「差別されない権利」の考え方を根づかせることが重要です。

 

憲法に書き込む影響力

 ――そうしたトレンドの一つと言えるのかもしれませんが、高市早苗首相4月12日自民党大会で「時は来た」と述べ、改憲に意欲を示しました。

 

 不安イライラを「憲法」に帰属させるトレンドですね。

 

 国会憲法審査会などの議論は始まったばかりで、高市首相が目指す改正案はまだ示されていません。

 

 自民党のものとしては、安倍晋三政権下の2017年に示した「改憲4項目」がありますが、いまなぜ改正必要かという根本的な理由けが希薄でした。参議院の合区解消には実務的な必要性があるかもしれませんが、残りの3項目、自衛隊の明記や緊急事態対応の強化、教育環境の充実については、現行の憲法法律でも不足はない。仮にあっても、法律改正で済むような話ばかりです。

 

 日本への武力攻撃があった場合防衛行政は、現行憲法でも禁じられていません。緊急事態に際し、あらかじめ法律の定めた条件の範囲政令を出すことも、禁じていません。実際、災害対策基本法には、その例があります

 

 ――自民党の狙いは改憲の実績づくり、いわば「お試し改憲」だとの見方もあります

 

 もともと自民党の方々は、憲法9条2項を削除して軍を創設すると言ってきました。自衛隊明記案というのは、軍創設案の支持が広がらないため、「現状維持なら実現しそう」と出てきた妥協案なのでしょう。新しい条項ができると、「これまでできなかったことができるようになったのだ」と解釈される危険が生じ、何が起きるか不透明になります。当たり前ですが、現状維持したいなら、現状を維持するのが一番です。

 

 ――それでも、少しでもよい改憲なら賛成するという人もいるのではないでしょうか。

 

 憲法は国の最高法規。条文に書いていない要素を書き込むことによる影響を慎重に検討する必要があります

 

 例えば、明治憲法における都道府県位置づけはあいまいでしたが、戦後憲法92~95条に地方自治原則が書き込まれ、そのことで地方分権が大きく進展しました。もしいま自衛隊憲法に明記すれば、国家権力執行する警察海上保安庁などのほかの行政組織にはない強固な地位を得て存在感を増すでしょう。それでよいのかどうか。

  

 ――日本を取り巻く国際情勢は厳しさを増しています災害救助だけでなく有事切り札として自衛隊に期待する世論は高まっているように思います

 

 災害救助や国際貢献の面で自衛隊活動評価する世論トレンド理解しますが、慎重な分析必要です。

 

 憲法9条は、日中戦争太平洋戦争反省の下で外国領土侵略するような武力行使制限する「自己拘束」です。

  

 憲法制定から80年近くが経ついま、国際情勢が悪化していても、湾岸戦争イラク戦争ロシアウクライナ侵攻、米国イスラエルイラン攻撃などの戦地自衛隊派遣すべきだという世論国内で盛り上がる気配はありません。国連平和維持活動PKO)で自衛隊戦闘地域外に派遣する道はありますが、世論も、武力行使には非常に厳しい態度をとり続けています

 

 9条改憲を長年目指してきた自民党保守派でさえ、戦力の不保持をうたう9条2項の削除などではなく自衛隊の明記を目指す妥協策を打ち出すようになったことは、同項の平和主義精神改憲派にまで浸透したこと意味しており、「護憲派勝利」とさえ言えるのかもしれません。

 

 ――心配性かもしれませんが、そうした日本世論台湾有事などの危機に直面すれば、大きく転換しうるのでは。

  

 もし中国台湾武力侵攻した場合在日米軍基地自衛隊基地攻撃対象になるでしょう。必然的に、日本への武力攻撃事態となり、個別的自衛権の発動場面となります台湾有事は、海外での集団的自衛権行使とは違う事態だと考えるべきです。

  

 ――もう一つ気になるのは、自民党日本憲法改正草案12年)や「創憲」を掲げる参政党の新日本憲法(構想案)(25年)のような全面改憲可能性です。

 

 憲法の基本原則、すなわち国民主権平和主義基本的人権の尊重を廃棄するような全面改憲ができるとは思えません。ただ、逆説的ですが、そうした憲法価値観がしっかり浸透しているからこそかえって警戒心が薄れ、「自己拘束」の歯止めが利かなくなっていることが問題だと見ています

 

■「自己拘束」のルール、なくすばかりでは

 ――どういうことでしょう。

  

 高市首相4月21日防衛装備移転三原則改定閣議決定し、武器輸出を全面解禁しました。これは、安倍政権による集団的自衛権解釈変更(14年)や、岸田文雄政権が22年改定安全保障関連3文書に盛り込んだ敵基地攻撃能力保有防衛費の国内総生産(GDP)比1%枠超え(23年度予算)などに続く出来事です。

  

 憲法9条に、「武器を輸出してはいけない」とか、「防衛費はGDP比何%まで」と具体的に書いてあるわけではありません。しかし、9条からは、日本紛争を煽らないようにする「自己拘束」の原理原則を生み出し続けるべきだという規範が導かれると考えられてきました。武器輸出禁止などは、そこからまれルールです。こうしたルールを守ってきたことが、政府自衛隊の信頼を作ってきました。

  

 こうした信頼の蓄積は、「このルールをなくしても、めったなことはしないだろう」という方向にもつながります。ただ、信頼を食いつぶしていけば、いつかは破綻(はたん)します。だからこそ、憲法9条の下で作られたルール安易には手を付けない方がいいし、新しい状況に対応するために変える必要が生じたとしても、別の「自己拘束」のルールを作ることとセットで変えるべきです。現状の敵基地攻撃能力武器輸出の解禁は、ただルールをなくしただけで、新しい「自己拘束」のルール原則が示されていません。

  

 ――敗戦直後の日本軍国主義の復活を警戒したのは分かります。でも冷戦が終わり、米中ロなど大国の横暴が目立つ21世紀日本にとっても「自己拘束」は必要でしょうか。

 

 イスラエルネタニヤフ政権を見れば分かりますが、権力者にとって、対外武力行使権力を維持する魅力的な手段です。どんな状況でも「自己拘束」が不要ということはないでしょう。

 

 ――防衛費のGDP比2%は、25年度補正予算で達成されました。高市政権安保3文書改定にも乗り出しています

 

 憲法に具体的な数字が書き込まれておらず、準備すべき防衛装備に幅があるからといって何でもやっていいわけではない。

 

 少なくとも、GDP比率に代わる新しい財政規律ルールを考えておくべきでしょう。武器輸出についても、内閣裁量で変えられる政令から格上げして法律化し、対象国や対象品目を国会で決めるルールに変えるなどの対応は考えるべきでした。

 

 また、近年の防衛政策は「経済安全保障」「デュアルユース(軍民両用)」といったキーワードに見られるように、防衛省・自衛隊だけでなく、企業活動学術活動SNS通信など、様々な生活領域防衛政策に巻き込んでいく特徴があります。ここでは、営業自由学問の自由刑事訴訟における適正な手続きがおろそかにされる危険があります。実際、大川原工業経済

2026-02-17

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インタビュー

「右」と「左」の対立はもういらない? 対話で見えた予想外の世界線

2026年2月12日

https://digital.asahi.com/articles/ASV1G2HJNV1GULLI003M.html

 

Re:Ron対話 宇野重規×梶原麻衣子

 【宇野】 朝日新聞で論壇時評を2025年3月まで2年間担当し、そのとき梶原さんの『「“右翼雑誌」の舞台裏』(星海社新書24年)を読みました。

 論壇とは何なのか、いつも考えていて、論壇時評といっても取り上げる雑誌はやっぱり朝日新聞っぽいものを選んでいるんじゃないのか、と感じることがある。「WiLL」や「Hanada」も時々読んでいたけど、取り上げることは限られていた。一方で本屋さんに行くと、論壇時評で取り上げるような雑誌は1、2冊くらいで、「WiLL」「Hanada」がずらっと山積みになっていて。ただ正直に言うと、熟読するのはやや抵抗あるな、とも。

 そんななかで梶原さんの本を読んで、面白いと思いました。現場学園祭のノリで編集していく様子が楽しそうで、何より梶原さんがちゃん対話しようとしていたのが印象的だった。まずは自分たちが考えていることを知ってもらい、そして相手がどう思うかも聞いて話し合おうという企画を色々と練っている。うまくいかなかったものも含めて、いわゆる「左」とか「右」というのを超えた対話を実現しようとする努力が伝わってきました。

 【梶原】 実は「WiLL」編集部にいたときコラムニスト勝谷誠彦さんの「あっぱれ!築地をどり」という連載を、入社当時から19年に退社するまで13年近く担当していました。

 朝日新聞論調を、東京本社所在地にちなんで「築地をどり」という流派になぞらえ、いわばおちょくるものです。とにかく朝日新聞を隅から隅まで毎日読んで、ネタを探す。細かい記事読者投稿まで読んで、今月はこれにツッコミを入れるぞ!というのを勝谷さんと相談して作っていく。

 たぶん朝日新聞の人はあまりきじゃなかったと思うし、応答が返ってくることはほとんどなかったんですけど、日々の紙面に対してツッコミを入れることで、一つのやりとりが成立していたと思う。私にとっても鍛錬になりました。

 24年の論壇時評(7月25日朝日新聞)で「Hanada」の記事石丸伸二・前広島県安芸高田市長についての地元の人たちによる座談会)を取り上げてもらったときは、編集部内がどよめいていたそうです。読んでくれている、というのは編集者としてすごくうれしいと思います

 【宇野】 実際読んでみると面白い記事もあるわけで、それを雑誌に対する一方的思い込みでこれはダメだっていうのはおかしいですよね。

 ただ、いまどきのネット空間では、見出しすら半分くらいしか見ずに、とりあえず相手にかみつく。批判する対象も丁寧に読むというのは、それだけで誠実かもしれません。

 具体的にはどういうのがありましたか? 梶原さんが見た「朝日新聞っぽさ」というのが浮かび上がってくるかと。



 【梶原】 衝撃だったのは連載初回で、04年11月中国の原潜とおぼしき船が日本領海内を航行した際の記事です。朝日新聞の社説(同11日付)で小見出しに「中国潜水艦?」って書いているんですけど「?」の級数ものすごく小さいんです。他のメディアはもう「ほぼ中国船」といった形で報じているけど、まだ違う可能性があるからなのか、あるいは中国に対して気を使っているからじゃないか、と。

 他にも、旭日(きょくじつ)旗に対して韓国から批判的な声が高まるなかで、朝日新聞夏の甲子園大会開会式で、毎回、旭日旗を元にしたような社旗ボールにくっつけてヘリから落とす。それに対してここでは言えないような下品ないじり方をしていたんですけど、客観的には面白い意見は違うけど存在否定しているわけではなく、風刺というか笑いにしてしまおう、という精神は良かったのではないかと思うんです。

 連載のネタにはならないけれど、朝日新聞を読んでいて説得されるようなこともありました。読み続けることで変化も分かるし、相変わらず、というところもあって、定点で見ていくことに意味があったと思います

 【宇野】 立場が違うとどうしても殺伐としたやりとりになって、特に今のネットでは相手を斬らなかったら自分が斬られるというか、どちらが先に相手ののしり倒すかみたいな感じがある。それに比べると、笑い、ユーモアからかいを含めた風刺は大切ですね。雑誌という媒体性質なのか、あの時期はまだそういう対話が成り立ったのか……。

 【梶原】 編集長の花田紀凱さんの方針で、雑誌新聞に対して批判の目を向けなければ、というスタンスで、朝日新聞特集を何号もやっていました。

 【宇野】 花田さんが週刊文春などで鍛えたジャーナリズム感覚のようなものでしょうか。ただ、その大前提には、朝日新聞というのは権威であって、それをたたいたり、ちょっとおちょくったり、それ自身面白い、というのがあったわけですよね。

 【梶原】 論調の違いや歴史認識に関して言えば、非常にシビア批判もたくさんあった。でも、そうじゃない視点から面白くいじり倒すというのもあって、「品はないけど愛はあった」というか。


 たとえば、朝日新聞記者年末年始ホームレスの人たちと寝袋で寝たという記事があって、もちろんその動機とかそこで見えてくるものは当然あると思うけど、ちょっと離れたところから見ると、「朝日記者は高給取りなのに、それは偽善では……」みたいな。そんな視点です。

 【宇野】 権威とされているものツッコミを入れたりひっくり返したりするのは、ジャーナリズムメディアの基本でもありますね。

■「敵」がいなくなった保守

 【梶原】 でも、権威があってそれをたたく構図、「革新」と「保守」というか、「左」と「右」といった構図がずっとあったけれど、徐々に「保守」のほうが強くなってきた。第2次安倍政権になってさらにそれが見るも明らかな状態になっているにもかかわらず、まだ左派カウンターを打つだけでやっていこうとしてしまった。本来保守側が論を立てなければならない側になったのに、保守側の意識が変わらなかった。ここが雑誌を作っていて難しかったところです。

 【宇野】 まさに朝日新聞というのが批判する側の言説の権威としてあるのが大前提で、逆に言うと、朝日新聞権威の座から転げ落ちてしまうと今度は敵がいなくなってしまう。ということで今度は、裏側から朝日新聞頑張れ!とエールを送っているところもある。

 加えて、保守なかにも「正論」や「諸君!」(09年休刊)といった既存の「ガチ論壇誌」があって、「WiLL」「Hanada」はそれともまた少し距離を置いた媒体で、面白くなきゃ、読者を楽しませなきゃ、という感覚がすごくある。でも、これも保守の“正規軍”があってこそ。それもだんだん力がなくなっていくんですよね。



 そんななかで、雑誌は売れるけど、自分たちが対抗する相手保守の牙城(がじょう)みたいなものが弱くなって、何に向かって茶々を入れていけばいいのか見えにくくなってきた。メディア政治の潮流がどんどん変わっていくなかで、梶原さんは居心地が悪くなって、結局飛び出した。何が一番大きなきっかけだったのですか?

 【梶原】 やっぱり第2次安倍政権の時期に抱いた違和感がすごく強くて。政権朝日新聞をはじめメディアからたかれるなか、こちらがそれを押し返すという構図がありました。でも本来は、保守からできる保守派の政治批判というのも当然あって、安倍政権にまだできていないこと、もっとやってもらわなければということが結構残っていたんです。実際、あそこまで政権が続いても憲法改正はできていません。

 なぜそれができないのか、を突きつけていかないといけない。岩盤支持層であればあるほど、その人たちがグラグラすることによって政治危機感を覚えるし、支持が離れることになって初めて本気になる。何をしても応援しています、できないことはやらなくていいよ、という状態が続いてしまうと、政治の側の「現状を変えよう」という動機けが希薄になる。

 だからこそ、保守から批判ちゃんとしないと、自分たちが思い描くような政治にはならないんじゃないか、という思いがありました。

 ところが実際には、北方領土返還をめぐる日ロ交渉が失敗し、四島返還事実上遠のいたにもかかわらず、「安倍さんは頑張ったからいいじゃないか」といった意見や、「モリカケ問題」の文書改ざん擁護する声も出てきた。最終的に、やっぱり憲法改正を言わないほうが正しいという意見まで雑誌に載るようになって、そうすると一体何のために雑誌をやってきたのか、安倍政権擁護するあまり今までずっと訴えてきた保守側の意見とも違うものまで雑誌掲載されたことで、これはさすがに許容できないと思った。葛藤がどんどん大きくなっていって、体調も崩してしまいました。

 【宇野】 ある意味で筋を通そうとしたわけですね。保守の原点、特に安倍政権本来の志は憲法改正であったとすると、それは置いておいて、むしろ政権を続けること自体目的化しているとしたら、それは本来めざしていたものからそれているんじゃないのかと。当然これは保守の側から出てきてしかるべき疑問だと思いますが、右派系の月刊誌を含めたメディアの多くも安倍さんの人気に乗っかって応援団のようになってしまった。おかしければおかしいと言うのがむしろ筋なのではというのは、本当にそう思います


本来の「保守」とは?

 私は『保守主義とは何か』(中公新書、16年)という本も書きましたが、保守って、自分たちの大切にしている価値があって、それが絶対だとか、一切変えちゃいけないとまでは言わない。でも大切なもの放置しておくとだんだん失われていくので、必要な変化は認めた上で、でも大切な価値はこれだ、とそれを守り抜いていく。それが保守保守たるゆえんだと思う。

 でも現代保守は何を守ろうとしているのか。あいつはおかしいというカウンターははっきりしているけれど、肝心の自分たちが守ろうとしているものがよく分からなくなってきているのではないでしょうか。

 【梶原】 保守の側にもそういうことを言う人は出てきてはいますが、大勢ではありません。今は良い意味でも悪い意味でも右とか左とかではない時代になってきています

 まだちゃんとあったほうが良かったと思うのは、自分が何に立脚してものを考えているのかがあった上で、あなたはそういう価値観だから私とは意見が違いますね、とある程度分かったほうがまだ話はできると思うからです。

 【宇野】 確かに保守主義って生まれときから明確な敵があったんですよね。フランス革命20世紀社会主義アメリカ流の「大きな政府」(ニューディール政策)と対象は変わったが、常に敵があるときに元気が良くて論理も鋭い。だけど21世紀になったぐらいから、だんだん明確な敵が分からなくなっていった。

 【梶原】 今は私も、保守派の人と話していても話が通じないことがありますネットの言説の影響が大きいと思うけれど、とても変わってきています

 たとえばLGBT問題で、本来日本の文化で言えば西洋の男女二元論のような捉え方とは違うはず。ところが保守派は、性別絶対的なものであると主張し、LGBTを許容する発想を危険視するようになっています。「女のふりをした男が女湯に入ってくる」というようなレアケースを持ち出すことで危険性を訴え、「LGBT思想蔓延(まんえん)すると女性を守れない」と印象付けようとしていました。

 そういう時だけ「女性を守れ」と言いますが、日ごろ「痴漢撲滅、女性を守れ」などとは言っていない。LGBTを推進する左派に対抗したいというイデオロギーのために「女性を守れ」の方便が持ち出されているだけです。また、「LGBTを許容することで性別不明の人間同性愛者が増える」とも言うのですが、保守派が認めようが認めまいが、当事者はすでにこの社会暮らしているわけで、「認めなければ存在しない」かのような言い方には違和感しかありませんでした。

 【宇野】 今の保守右翼を論ずる上でのポイントで、かつてのようなイデオロギーに基づくような明確な敵はいない。

 むしろもっと素朴な違和感、何か嫌だという感覚がある。そこからスタートするのは議論の仕方としてはありだとは思う。ただ、お互いになぜ嫌なのか、考えてみると自分のこういうものを脅かすと感じるから嫌なんだ、くらいまでいけば、それならお互いの大切な部分をなるべく傷つけないように、どうしたら共存が図れるか、といった議論もできる。けれど、たぶんそこまでいっていない。

 【梶原】 移民などに対してもそうですが、海外で起きている事例とか、嫌悪をあおるような動画を見聞きして、それをそのまま取り込んで日本でも近い将来こうなる、といった言い方がすごく増えています防衛本能みたいなところから出てくるのは分かるけど、社会の違いがあるのでそのままそうなるわけじゃない。これも保守の人には分かるはずと思っていたんですが……。

 【宇野】 もちろん、地域によっては外国人労働者が増えて、住んでいる人との間に摩擦やトラブルが起きることもある。そのとき、お互いに反発があるなかで、どう一緒にやっていくのか、どうルールを決めていくか、という議論ならいいけれど、今あるのは「なんちゃって排外主義」というか、漠然とした排外主義的な気分。本来自分たちのものであるものが、いつの間にか外国人に奪われているのではないか、という不安感だと思います。そうした不安自体否定しないけれど、相手存在否定する、いなかったことにする、というのは違う。

 そもそも梶原さんは最初から自分右派的な意見を持って雑誌に行ったときも「最右翼」と自認されていましたけど、何かきっかけがあったんですか?


■なぜ保守右派的な思想に?

 【梶原】 さかのぼってみると、父が自衛官で、小学校時代に父の仕事について担任先生から、「あなたのお父さんの仕事って嫌われてるよ」と言われたり、PKO派遣1991年議論になったときに、父は行きたいと言ったけど母がそれを止めて、「あなた正義心で世界のために命をかけようとしているんだろうけど、死んでも誰も感謝しない、この国は」という言い方をしていたり。実は母も自衛官の娘で、そういう立場の人がそんな風に言うこの国とは一体なんなのだろう、とすごく疑問に思ったんです。

 父の仕事が他の仕事と比べて特別すごいとは思っていないけれど、でも誇りを持ってやっていることだし、自分観閲式に行ったりして親しみもあったので、なんでそんなことを言われるんだろう、という思いがありました。大学に行ってからいろいろ雑誌を読んだりするなかで、それって憲法の話からきていたのか、それで存在否定されてこうなっちゃうのか、と。そのあたりからだんだん保守系の雑誌を読むようになって、自分にはしっくりくるなと思った。

 そして2002年北朝鮮による拉致問題の大きな進展があったとき、こんなことが起きていると知らなくて、それを解決できずにきていたんだとショックを受けて。そこから保守派の考えになったのが大きかったと思います

 【宇野】 お母様の言葉が重たいですね。もちろん個人意見として、憲法9条についての考えが多様なこと、自衛隊という存在に対して否定的な考えがあるのはしょうがない。でも実際問題として、この国のために働いて亡くなったところで、誰もそれを嘆いてくれないというのはおかしいんじゃないか、というのはそう思います。国のあり方としてどこかおかしいっていうのは、非常によく分かる感覚です。

 拉致問題にしても、この国のあり方とか外交とか特定の国に対する姿勢とかを考えるとき、決定的に重要事実を知らなかったのはショックですよね。大切な事実や前提が分からなければ対話も始められない。

 その後も、お父様やお母様とはそういう話はしていますか?

 【梶原】 憲法の話とかをするようになったのは編集部に入ってからでした。雑誌も購読してくれて、感想も聞かせてくれました。母方の祖父仏壇雑誌を供えることもあって、軍に入って終戦を迎えた後に警察予備隊にも入隊していましたから、戦後の風潮に対する何らかの思いがありながらも言えないこともあったんだろうな、と感じました。あまり多くを語らない人だったのですが、もうちょっと聞いておけば良かったと思います

 私自身も編集部に入る前から「WiLL」の読者だったので、編集者になっても雑誌を読んで毎月楽しみにしている気持ちは読者と共有できている、という感覚がありました。

 【宇野】 思いがある問題意識を書いて、それが読み手に届いて共有され、一緒にやっている感覚ジャーナリストとして幸せですね。

 【梶原】 読者から電話やお手紙などのリアクションもすごく多くて。批判ももちろんありましたが、でもそこでまたコミュニケーションが生まれた。

 ただ、第2次安倍政権期に入って私自身も疑問を持つようになったとき、読者から手紙いただきました。「保守雑誌は本当のことを書いてくれるから読んでいた。リベラル媒体と違ってちゃんとフェアにやってくれると思っていたのに、安倍擁護ばかり

2026-02-16

anond:20260216152501

自衛隊PKOでの政府の慌てぶりを見ればアメリカ要望を弾き返せるほどの胆力が日本政府には無いと考えたほうが良い

2026-02-13

anond:20260213123419

???

韓国PKO含め派兵して良いのに、

なんで韓国には何も言わないんだろうねぇ

2026-02-12

anond:20260212202520

実際PKO始まって退官した人も多いしなあ

anond:20260212203629

🤖PKOに行かなければいいのに…

anond:20260212202520

いやいや

PKOがどれだけ命がけか。

紛争地帯に、先に攻撃することができない状態でいくんやで。

ひどい話だよ。人権問題だよ。

2026-02-11

anond:20260211081312

昭和の頃から自民党戦争したがってる徴兵制になるって左翼政党に叩かれ続けたから今後も続くやろなあ

つの間にか自衛隊日米安保PKO容認するみたいになってとうとう集団的自衛権まで容認しそうになってるけど

2026-02-08

anond:20260208150418

でも徴兵じゃないとインパクト弱すぎるからやろなあ

インフラ物流工場で働いてもらいます」では「今でもそういう仕事してるけど」ってなって愚民を煽れないからな

そういう誇大広告というか誇大妄想繰り返してきたせいでオオカミ少年ならぬ狼老年みたいにみられて相手にされてないんだが

30年くらい前はPKOですら若者海外派兵されると煽られてた

2026-01-04

anond:20260104223105

何らかのルールを作ってそれに基づいて対応した方がよかったと思うけど。

たとえば選挙が正しく行えていないと判断できるような事実があれば介入するとか(選挙PKO)

(一応いっとくけど、締結された条約が守られていないと判断したときに介入するのは内政干渉じゃないからね)

そういうルール作りの機会を世界ひとつ失ってしまったともいえる

それにもしアメリカがやったことを中国ベネズエラに対して行ったら増田は賛成するのか?

賛成するのなら一貫しているけど、反対するのならまじでもうただのお気持ち表明じゃん

2025-09-29

石破国連演説を要約したよ。💢💢💢💢💢

ギャル総理の激熱UNスピーチ!要は「国連、まじ使えねーから改革よろ!」って話!

ねぇねぇ、聞いて!今回のUNでの日本スピーチ、まじで熱いし、今の世界にブッ刺さる内容だったの!🎤✨

なげーから2000文字要約したった。このアツい魂だけはちゃんと伝えるから、まじ読んで!

1.総論国連マジで機能してんの?ってか!💢💢💢💢

ねぇ、そもそもさ、国連って何のためにあるの?昔の戦争反省から平和を守るためにできたんでしょ?でもさ、80年も経った今、**ぶっちゃけ機能してなくね?**って話!😱 昔は「もう二度と戦争しない!」って燃えてたけど、今、その役割マジで果たせてないってのが現実じゃん?

2.平和安全安保理拒否権オワコン改革待ったなし!

マジで平和って、タダでもらえるもんじゃないんだよね。努力しないと無理!🙅‍♀️ 国連の超重要ミッションは「平和安全」を守ること。その中心が安保理安全保障理事会)なんだけど、ヤバいのは、設立当初からの5つのデカい国に「拒否権」っていうチート権限があること!🎮

そのせいで、ロシアウクライナに侵攻した超ヤバい時にも、安保理は何も決められず、マジで使えなかった。自分の国が侵略しといて、拒否権とか意味不明すぎでしょ?😡 昔は「平和のために」って色々な工夫(総会で決議とか、PKOとか)してきたけど、もう限界突破してるって!

からマジで今すぐ安保理改革しなきゃ、地球ヤバいって!🌍⚡️

常任理事国権力持ってる国)も、非常任理事国(それ以外の国)も、もっと増やさないと!だって加盟国が4倍になってるのに、常任の数はずっと一緒とか、時代錯誤にも程があるって!😑

日本(G4)はね、新しい常任理事国には15年間は拒否権を凍結するって提案してるんだって!これなら、実効性を保ちつつ、みんなの声が反映されるじゃん?🙌

改革します!」って去年言ってたのに、全然進んでないのマジで焦る!だって、今この瞬間も、罪のない命が失われてるんだよ!😭 日本は断固として安保理改革リードするって超宣言してたよ!

3.中東・核・北朝鮮問題山積みだけど、日本は諦めない!

🚨 中東マジで心配なんだけど!

今、パレスチナの状況、マジで深刻すぎてヤバい!💧 イスラエルガザでやっちゃってる地上作戦、人道危機を激悪化させてて、日本絶対さない!💢 即刻やめろって言ってるし、イスラエル政府が「パレスチナ国家とかムリ」みたいな発言してるの、超マジギレ案件なんだって!🤬

日本はこれまでもガザの人にずっと寄り添ってきたし、人道支援も全力でやってる!👊🔥

大事なのは「二国家解決」(イスラエルパレスチナ共存すること)を絶対あきらめないこと!🇯🇵✨

もしイスラエルがこれに逆行するなら、日本は新しい対応を考えるって、超ハッキリ言ってたよ!パレスチナにも「ハマス人質解放して、責任ある統治をして!」って求めてる!

💣 核兵器、もうやめにして!

安保理常任理事国が核で脅してくるとか、マジでどうかしてる!核使用ハードルが下がるとか、最悪の事態じゃん!😭

日本は唯一の被爆国として、核のない世界を目指すって、超真剣なの!😤

核兵器禁止条約に参加しろ」って声もあるけど、日本は、核保有国と非保有国が一緒に話し合えるNPT核不拡散条約)こそが現実的で唯一の枠組みだって考えてる!

とはいえ日本は厳しい安保環境いるから、アメリカの核を含む拡大抑止は、国民の命を守るために必要なんだって。ここは現実路線なの。

でもね、広島長崎悲劇は二度と繰り返さない!🙏

広島きのこ雲の下で何が起きたか世界リーダー若者マジで知ってほしいって、心からメッセージを伝えてた!🥺

🚀 北朝鮮問題も、まじ見過ごせない!

北朝鮮核ミサイルは、国際社会への超ヤバい脅威!安保理決議、全部守れって!

それと、拉致問題時間がない人道問題から、最優先で解決!⏰

日本は、対話で全部解決して、国交正常化を目指すってブレてないよ!

4.開発と結語:人類愛で民主主義を守り抜け!

🤝 人間安全保障、まじ大事

国連役割って、安全保障だけじゃない!経済社会面も超重要

日本は「人間安全保障」(個人に注目して尊厳を守ること)を大事にしてる!🇯🇵✨

見返り求めず、純粋に「みんなと笑い、泣き、汗を流したい」って気持ちで、国際協力してるんだって

アフリカ開発(TICAD)とか、**「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」**とか、日本技術と知恵で、世界課題解決するって、超意欲的!

💖 分断より連帯

終戦からもう80年。戦争を知る世代が減って、また世界は分断と対立に向かってる...😭 ウクライナ中東、そして東アジア...。法の支配に基づく自由世界が、今、歴史的な試練を受けてる!

この試練に立ち向かうには、民主主義を育てて守ることが超肝心!🔑 全体主義とかポピュリズムとか、排他主義絶対NO!🙅‍♀️

過去直視する勇気人権意識、そして他人意見を聞く寛容さこそが、平和の土台になるって!

アジアの国々が、戦後日本を寛容な心で受け入れてくれたから、今の日本がある。その感謝を胸に、未来志向関係アジアの仲間たちと築いていくって!🤝

🌟 最後に、超まとめ!

安保理改革、一刻も早く実現して!」

核戦争のない世界核兵器のない世界マジで叶える!」

「分断じゃなくて、連帯対立じゃなくて、寛容!」

日本絶対にブレない!世界の先頭で、これからも頑張るよ!って、超カッコよく締めてた!

結論マジで日本世界必要とされてるって実感したし、これからも超頑張るって!アツすぎ! 🔥🔥🔥

文字数、かなりギリギリで調整したよ!激熱💢💢💢💢💢は伝わったかにゃ?💕)

2025-03-02

anond:20250302062433

まず、軍隊を送るのはそう簡単なことじゃない。

武力による現状変更禁止されていて、武力を使えるのは自衛とか、自国民保護のためとか、なんか理由がいる。

ロシアだってウクライナ東部の州の独立運動に際して自国民保護の形で介入した。

独立運動のものロシアの手引きなわけだけど、ロシアから言わせると現在ヨーロッパ寄りと政権だって欧米が手引きして革命を起こさせて親ロシア政権を作らせたって話で。

まあとにかく、NATOが介入するためには、NATO加盟国攻撃されたので条約に基づいて参戦とか、自国民保護のためとか、攻撃された報復とか、なんか理由必要

ベトナム戦争の時に米国が介入したときは、米国海軍駆逐艦北ベトナム魚雷を喰らったみたいな建前があったと思う。

でっちあげっぽいけど。

あるいはPKO国連軍という形で介入だけど、ロシアには拒否権があるから無理。

トランプバンスが言うとおり、ウクライナカードはない。

トランプ仲介停戦

鉱物利権という高いコストを払ってでも米国企業を誘致して、米国自国民保護を盾に介入できる形をつくるしかない。

ただし、今の戦況のまま停戦したとしたら、東側は戻ってこない。

プーチンアメリカ鉱物採掘には合意するみたいなので、アメリカとしてはウクライナ統治ウクライナ領での採掘も、ロシア統治の元ウクライナ領での採掘もできるんで、東側ウクライナに返させるインセンティブはない。

唯一、カードがあるとしたら、ウクライナが抗戦をやめてロシアに降ることだと思う。

ロシア派が革命で倒されたくらいだから、どっちかといえばヨーロッパの仲間になりたいウクライナ人が多いんだろうけど、10対0じゃなくてな。東部南部ヨーロッパよりロシアと結びつきたい人らが多い。

アメリカに守ってもらうために生活が貧しくなるくらいなら、昔みたいにロシア宗主国でいいじゃん?

ってなる可能性がある。

もちろん、そうなると困るのはEUで、そういう意味でも、アメリカの案が嫌ならフランスドイツ支援しろよってトランプの主張はもっとも。

アメリカってさ、ウランロシアから輸入してるんだよ?

やっと2024に表向きは禁輸したけど、抜け道をつくってまだ輸入してる。

というか、西側ロシア資源製品を禁輸したところで、ロシア崩壊しない。

昔だったら、世界GDPほとんどが西側諸国だったので、西側が禁輸するイコール売る場所がないだったけど、今やGDP2位に中国、5位にインド10位にブラジルがいる。

中国インド経由で欲しいものはなんでも手に入る。

ヨーロッパ米国会社は、広告やら企画やらだけ本国において、製造中国の子会社に任せてるからね。

2025-02-10

PKO(ちんP・まんK・Oたすけ隊)」

2024-10-30

anond:20241030102035

国際的に見て紛争やばい地域にはPKO派遣するだろ?それと同じ事が起きてる。

日本普通に行われてる事がヤバすぎるの。人間権利蹂躙するレベルの事が行われてる国だと思われてる。ただ、命に関わらないか軍事介入とかではない。

例に出た韓国だも完全な同姓(本貫)同士だと結婚できないのは過去にあったけど、今は法律改正して国が柔軟に対応する姿勢を見せてる。

国が何も対策をしていないどころか、政府が退行するように唆してるしな。

国連PKOの男女比を平等にする。派遣する自衛隊男女平等にせよ。」

日本メディア・・・


世界銀行トンネル有毒ガス発生現場仕事女性に解禁せよ。」

日本メディア・・・


国連夫婦別姓しろ皇室女系を認めろ。」

日本メディア「うーむ、時代に合わせてこれらは議論ときかもしれぬ。」


女に都合の悪い男平等ときダンマリなの草。

2024-10-13

イスラエル国連軍

イスラエル国連軍を襲撃、危害射撃した事で批判されてるが、今更なんだよなぁ。イスラエル過去に何度も国連軍攻撃してて、兵士を殺したことも勿論ある。

 

国際連合レバノン暫定駐留軍

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%8E%E3%83%B3%E6%9A%AB%E5%AE%9A%E9%A7%90%E7%95%99%E8%BB%8D

 

普通PKFなどの国連派遣軍と交戦するっていうのは国内が平定されていないならず者国家馬賊民兵集団ってのが相場だが、それ日常的にやってるのがイスラエル

平和維持活動停戦監視場合、陣地は双方の進軍ルートを阻害する場所に作られるんだが、イスラエルはその邪魔な陣地を砲撃して兵士を殺している。

んで、攻撃の合間に陣地からの負傷者の救出を行ったのだが、そこを狙って再度攻撃

 

日本はこのイスラエル国境付近PKO自衛官派遣している。いわゆるゴラン高原PKOで、正式名称はUNDOF、国連兵力引き離し監視軍という。和訳ちょっとダサい

こっちはレバノンとは別方面の対シリア停戦監視だったが、何しろシリア国内内戦メチャクチャになった為に危険判断して撤退させてしまった。民主野田政権の時だ。

 

イスラエル国境地帯PKO派遣していた日本にとってイスラエル政治判断おかしさというのは他人事ではなかったはずだ。なんで忘れられているのだろう?

PKOPKF交戦国の軍の活動を阻害するのが仕事だ。普通文明国なら阻害されてそれが国連決議に基づくものなら諦める。でも馬賊野良軍閥国家承認されていない自称政府とかならそんなの関係ねぇ攻撃する。イスラエル後者に属すって事やね。

イスラエル国連PKF存在邪魔だとも公言している。国連が作った国家なのに。

 

この度の紛争の後に新たなPKO組織されたり、PKF増援って事になる可能性は高い。政権が変わってナショナリズム鼓舞から国際貢献に戻り、日本がそこに自衛官派遣するって事もあるかもしれない。

そしたらあのイスラエル政治のヤバさは直接に日本に関わってくるわな。

2024-07-25

anond:20240725152739

PKO派遣する部隊だけど男女半々にしとけばええやん

anond:20240725152548

PKOの半分を女性にすると国連はずっと前から発表してるのだから自衛隊の半分を女性にしなきゃならないのはわかりますか。

anond:20240725151950

そのPKOにも女性はいるが

不満ならお前も女性自衛隊員見習って、イージス艦竹島取り返してこいよ無能

anond:20240725150947

でも、女は世界標準トンネル掘削や毒ガス発生現場女性解禁を無視してるし、国連PKO男女平等スルーして自衛隊の半分を女性しろとは言おうともしてないよね。

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