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はてなキーワード: パーカーとは

2026-05-12

経験皆無で女風に行ったら本番された

困っていた。「3年付き合っていた人がいる」と、知り合って日が浅い彼氏何気なく嘘をついた手前、彼女(私)として男性経験がないわけにはいかなくなった。

そんなときに私は、彼氏に本当のことを話すのではなく、嘘を本当にするしかないと後から無理やり帳尻を合わせようとする性格だ。いじっぱりでプライドが高く、勢いで口から出た嘘を告白するような勇気や柔軟性がない。30年間キスセックスしたことがない私。30代にもなって一度も経験がないなんて、とても言えなかった、本当に恥ずかしくて。恥の意識彼氏社会から見てどうかじゃなくて。誰よりも私が、モテない私を開示することを、許せなかった。

その日は何をしていたのか忘れたが、帰りが遅くなって、気づいたら深夜2時近くになっていた。勇気をふりしぼったわけでもなくて、ただなんとなく以前聞いたことのある女性風俗webサイトぼんやりと眺めていた。●●(都心部某所)、はアクセスがいいけど会社の人に会う可能性がある。どちらかというと●●がいい。スクロールすると、あまり区別はつかないが色々な男性がいて、雰囲気を見比べようとする浅ましい自分がいる。普段は大して顔の好みがないとか言ってるくせにね。写メ日記……は、風俗ではたらく女性イメージだけど男性も同じなんだな。メンズメイク慣れした、明るい髪に黒パーカーネックレスをつけたような、いかにもな若くてチャラいイケメンちょっと自分の隣にいて違和感が出ることは容易に想像がついた。どうせなら年が近くて、目がくりっとしていない普通っぽい人がいい。うーん、ラブホテルなんて行ったことがないな。でも、向こうが指定してくれるらしい。そうか。

そうしてだらだらサイトを眺めるうちに、なんだか本当にやってみようかな?という気になった。普段は警戒心が強いくせに、こういうときブレーキが外れてる。深夜3時半くらいに申し込みの電話をしたら、すぐに予定が確約できた。うわ予約できちゃった、と思いながら眠りについた。

翌日の夕方セラピスト男性が待ち合わせ場所に現れた。爽やかな好青年ではあるものの、想定通り、いかにもな若くてキラキラしたチャラいお兄さんではなくて少し安心する。「●●さんですか?」と話しかけられて軽く挨拶をかわし、そのすぐ後に指が絡んでくる。恋人つなぎ。あ、そうか、私はそういう行為を「買った」ってことだよなとそこで気づき、罪悪感と違和感が混ざり合った気持ちになりながらラブホ街を歩く。

初めてのラブホテルは、なんとなく満喫チェーンと似たような、無機質で綺麗でも汚くもないような空気。受付はスムーズにすんだ。部屋のソファにかけると「カウンセリング」が始まる。質問はこう。「今日来た理由はありますか?」「キスしたことない?」「オナニーは月にどのくらいする?おもちゃ?指で?」「エッチを克服したいってことなら性感マッサージを多めにしようか」・・文字にすると顔を覆いたくなるような話だけど、病院の問診のように穏やかに淡々と聞かれるので、こちらも過度に恥ずかしくならず、正直に答える。

順番に歯磨きをしてシャワーを浴び、バスローブに着替える。セラピストが照明を落とし、丁寧なハグから始まった。次いでキスに応じ、その後は私の希望もあってひととおりのセックスの流れや型のようなものリードされつつ教わっていく形になった。男性器を触ったり舐めたりするやり方を教えてもらい、途中からだんだんと楽しくなる。指入れしてもらったけど、入れたことがないので全然入らず。ここから私がしばしば痛がり、ムードが冷めて徐々にその場が工事現場と化していく。なんとか鳴らして指1本が最後まで入った頃。特殊な状況に慣れてきた私に、彼がしれっと「克服したいなら、挿入してみる?」と言ってきた。え、動揺。本番行為がアウトなことはさすがに私でもわかってる。反応を伺いたくて「ゴムないよ」と返すと「ここにあるよー」とホテルの備え付けを指される。よく考えたら当たり前です。でもここで「ゴムをしてくれる」合意が取れたことでちょっと安心した部分もあり。どうせ処女なんていらないし、プロに任せた方が痛いことにならないんじゃないかと思う自分がいた。10代の頃からずっとずっとコンプレックスだったから。男性経験なしでいきなり風俗でいきなり本番されるって、馬鹿なことはわかっていて、それでもそのまま流された。

結局、狭くて痛くて最後まで入らなくて、痛いと言っているうちに彼のもの萎えはじめたようだった。「ちょっと待ってね」と言われ、自分でしごいてるだろうことをベッドの振動で感じながら仰向けで待つ間、私は「入らなかったけど、ここまでできたか彼氏にも言い訳が立つんじゃないか」と考えた。キスフェラはできたわけだし、色々な事情で長年付き合っていても本当に挿入が難しいカップルだって世の中にはいる。彼氏にもそんな感じで話せば、わざわざここで初日大工事をしなくたっていいじゃないか。私はセラピストに「今日は諦める」と言った。

それで終わればよかったが、終わらない。さら馬鹿なのはこの後で、私はゴムを取った状態でいろんな対位で素股をされた。彼が丁寧で「指導」っぽい雰囲気で終始ことを進めるので油断していた。特にバックでの素股は妊娠可能性が高いとあとで知った。私は最中「これってやばいのかな。やばいかもしれないな。この人やっぱ、よくない人か。あーー」と思っていたけど、わかった上で見ないふりをした。性経験がなさすぎて、「妊娠」の可能性に現実味がなかった。ホテルを出て、別れ際にラインを交換した。もちろんこれもNG行為。彼のした行動もろもろについて「したことないって言ってたか今日サービスだけど、本当はだめだから、言わないでね」と柔らかな笑顔で言われる。内心の私はまさに「ワロタ」であった。自分の中に色恋感情がいっさいないのは幸運であろうか。

彼と別れた後、アフターピルについて調べた。キスしたこといかアフターピルなんて調べたこともなかったから、5800円もするなんて知らなかった(これは安いやつみたい)。なんとなくネットで調べたところ、女風大手のそのお店で、本番行為はまったく珍しいわけではないような気配を感じた。本番に関する証拠がないから、お店に問い合わせしても泣き寝入りになった人の声をいくつか見た。きっとこれが性被害ってことなんだろうなとなぜか人ごとのように私は思って、お腹が空いたので、繁華街で辛いこってりラーメンを食べた。おいしい。舌がひりひりして、膣が少し痛いことに気づいた。ラーメン屋にいた港区女子とチャラおじみたいな集団がうるさくて、この人たちもみんなセックスしてるんだよねきっと、と思った。

私は今のところあまり傷付かず、なぜか特に後悔していない。客観的にはひどいことをされたんだと思う。そして馬鹿なことをしたんだと思う、たいして調べもせずに。でも、妊娠リスクを背負うことよりも、性経験がないことのコンプレックスの方が、天秤にかけたら私にとってよっぽど大きい。「それ」がなくなって軽くなったことで肩の力がすっと抜けた。やっとみじめな自分から解放されたような気がする。正直、女風での時間気持ちよかったわけではない。何か良いわけでも悪い訳でもなくて、ただ肌が触れ合っている感覚けがあった。相手がどんな人か知らないから、何をさらしても恥ずかしくもないし大して感情がわかなかった。金持ちではないので出費だけは痛いけれど。滅多にあることじゃなので忘れないうちに気持ちを書きしるしたくなった。

2026-05-07

anond:20260507103441

パーカーオッサンの服と化してるようなもんか

若い頃の服って意外と捨てないからな

服に興味がなくなるとなおさら

2026-05-06

服が買えない 婚活ができない 詰み

服が買えない

買う気になれない

UNIQLOで3000円のシャツを見てためらう

ワークマンで同じくらいの値段で買ったやつのほうが生地が厚くて長持ちするじゃないかと頭の中で計算が始まる。そうやって結局何も買わずに帰る

友達がおしゃれな服を着ているのは見てわかる。似合ってるとも思う。でも同時に「そのロゴに3万円払ってるんだよな」という気持ちも湧いてくる

自分の服がダサいのも薄々わかってる。いや薄々じゃなくけっこうわかってる。くたびれたパーカーと色落ちしたチノパンで出かけて、街で自分の姿がガラスに映るたびにあまり見ないようにしてる。わかってるけどどうにもならない

捨てられないんだよな、着れるから。穴が開いてるわけでも破れてるわけでもない。多少よれてきたな、くらいで捨てるのができない。貧乏性とかじゃなくてたぶんこれは価値観問題で、ネットで「コスパ最強」「無駄遣いするな」みたいな話を見続けてきた結果こういう人間になった

そういう自分婚活をしている

ミリも上手くいってない

ダサい服で来るなとは誰も言わない。でもマッチングしても次がない。会った瞬間に相手側がこっちの服装見て若干冷めてるのが分かる

わかってる

外見の話だけじゃないのもわかってる

でも「この人の服装でもいい」と思ってくれる人に出会いたいと思ってしま自分がいて、それ自体がもう終わってる気がしてきた。どうにもならない

なんでこうなったんだろう

ブランドに踊らされるのはバカだと思ってた。思ってる。合理的に生きてるつもりだった。合理的に生きたいと思ってる

でも気づいたら服も買えない人間になってて婚活で全滅してる

どこで間違えたんだろう

誰か教えてくれ

いっそ殺してくれ

2026-05-04

dorawii@新刊発売(予定)

雨が霧雨と小雨の性質を足し合わせたように、霧雨というにもすごく密度が薄くて、ぽつ、ぽつ、と普通の人が表現するようなのよりもさらに低密度しか雨粒が落ちてこないような雨で、普通の人ならまず傘を差さない。

そういう雨でも親に絶対濡れるなと言われてるから合羽着て、左手自転車を引いて右手で傘をさしていた。

内側もパーカーだったからそのフードと二重に被った。

こうすると合羽のものに限らずフードを被ると横が振り向いても見えずらくなるものだが、内側に着ていたパーカー微妙ねじれていたのかそのフードもねじれていて、視界が狭くなっていた。

それで信号が青で渡ったんだけど、気づいたときには横で人が横断歩道の上で私とぶつかる寸前のところで止まっていた。

むろん気づかなかった方にも非があるだろうが、赤になってるのに横断歩道を渡っている方にも非があるのではないか

この場合私は自転車を曳いていて歩行者扱いだろうし、かりに歩行者単体よりも自転車ひいている状態の方が相手にぶつかったとき相手へのダメージが大きくても、過失割合は変わらないのではないか

dorawiiより


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2026-04-30

なんでハッカーって暗い部屋でパーカー被ってるの?

目に悪いし、パーカーのフードを被る意味も全くなくないか

あとなぜかノートパソコンだし

スペック的にデスクトップの方がいい気がする

明るい部屋で、ジェラートピケのパジャマ着てる方がいいと思う

2026-04-21

anond:20260421150528

1回着たら洗うのは生地を痛めるだけってのは正しい

けど、弱男はパンツ靴下や夏のTシャツ、汗の染み込んだ2日に1回それ着て出勤してるパーカーも洗わんくなりそう

転売ヤーに遭遇

ワークマン転売ヤーに遭遇。

開店してすぐ行って商品を見てたらカゴに人気の不審者パーカーをがさがさと何着も入れている人がいて、初めは店員さんが商品並べ替えでもすんのかなーと思ってたら違っていた。

白や黒っぽい色は商品から全て取り、ピンク系は不人気なのか少し残していた。うわーと思いながら何となく見ていたら店員さんに在庫確認までしていた。在庫はなかったようだが、あったとしてもこの転売ヤーに出すのだろうか?店としては売れることに変わりないから売るのかな。

ちなみにこの転売ヤーデカデカブランドの柄が入ったリュックを背負っていたが、しゃべっている感じはめちゃくちゃ普通というか丁寧そうな感じだったのが意外だった。でもあんなことできるぐらいだからあんまり人の目気にしたりしないんだろうな。

2026-04-17

せめて、人間らしく[辺野古][AI]

遺族の叫びが、左派メディア政治家に問うもの

2026年3月16日辺野古沖で起きた抗議船転覆事故は、17歳女子高生・武石知華さんの命を奪いました。

事故からわずか2日後の3月18日母親は眠れぬ夜を耐えきれず、突然「知華が呼んでいる」と感じました。そして一人で辺野古漁港へ向かいました。知華さんのパーカー帽子を着て、静かにホテルを出たのです。

父親はそれを止めませんでした。

「私は何も言えなかった。『知華が呼んでいる』という妻の気持ちに、私は逆らえなかった。」

漁港に着いた母親は、事故船「平和丸」が意外にも制限なく置かれていることに驚き、船の端に触れ、知華さんの名前を呼びながら写真動画撮影しました。

風が強く、波が白く立つリーフエッジの近くで、母親はただ一人、娘のことを想い続けました。

その一方で、運動からの反応は、冷たく、痛いほど無情でした。

事故後も「活動事故はつきもの」という声が一部から上がり、公式な深い謝罪や遺族への直接的な連絡はほとんどありませんでした。父親メモにこう記しています

基地職員海上保安官は、事故直後から遺族に対して非常に丁寧で人間らしい対応をしてくれた。一方、運動からは『活動事故はつきもの』という冷たい声しか聞こえてこない。平和を唱える人たちが、なぜこんなにも冷たいのか。」

3月19日遺体神戸搬送する飛行機の中。母親は何度も「知華、寒くない?」と声をかけ、父親は胸が張り裂けそうな思いでこう思いました。

「もう温かくしてあげられない。」

通夜の準備では、知華さんの好きな服や小物を棺に納めながら、家族全員が泣き崩れました。

これが、遺族が味わった現実です。

左派メディア政治家の冷淡さ

ところが、左派メディアの多くは、この痛みを真正から受け止めようとしませんでした。

琉球新報事故から1カ月後の4月13日、こう報じました。

「再発防止に向けて、修学旅行を誘致している県としては責任感を持って強く取り組む必要がある」
「間違った情報が広く回ることはあってはならない。正しい情報公表していけるよう努めたい」

事故本質である反対協の安全管理のずさんさや、平和学習政治的偏向にはほとんど触れず、「安全対策強化」と「デマ防止」に軸足を置いています

朝日新聞も同様に、事故を「平和学習中の不幸な海難事故」と位置づけ、学校行政対応を前面に押し出しました。遺族の痛みや外部委託構造問題を深く掘り下げることはありませんでした。

左派政治家もまた、責任矮小化する言葉を並べました。

服部良一社民党幹事長事故直後の街頭演説で、こう述べました。

平和学習に対するバッシングが来ないよう、力を合わせて、この危機を乗り越えていきたい」「そもそも辺野古の新基地建設いつまでも続けるのが悪い。埋め立てるのが悪い。こんなことをしなかったら、こういう事故も起こり得なかった」

事故の直接的原因を検証せず、すべてを辺野古工事のせいに転嫁する——こ被害者の痛みを政治的に利用する冷酷な態度です。

玉城デニー知事4月10日の会見で、

平和学習基本的な考え方と共通している」「中立性が確保された上での教育の一環」と述べ、平和学習継続を暗に肯定しました。

遺族メモが問いかけるもの

遺族の父親は、こうした冷たい対応を静かにしかし痛切に記録しています

平和を唱える人たちが、なぜこんなにも冷たいのか。」

平和」という言葉が、違法行為思想誘導を覆い隠し、遺族の悲しみを相対化する免罪符として機能している——その現実を、遺族メモ淡々と、しかし胸を締め付けるように描き出しています

左派メディア左派政治家の方々へ。

あなたたちが大切にしている「平和」「反戦」「いのちの大切さ」という価値は、本来尊いものです。しかし、それが被害者の痛みを矮小化し、責任曖昧にし、冷たい態度を正当化する道具になってしまっているとしたら、それは本末転倒です。

遺族のメモは、ただ事実を記しているだけです。その中にこそ、人の心を取り戻してほしいという、静かで切実な呼びかけがあるように感じます

どうか、左派メディア左派政治家の方々が、この事故を機に、人の心を取り戻すことを、心から願っています

引用元:武石知華さん父親note辺野古ボート転覆事故遺族メモ3月18日3月19日分、琉球新報2026年4月13日記事服部良一社民党幹事長2026年3月19日発言玉城デニー知事2026年4月10日会見など)

2026-04-14

anond:20260414160143

女の服装意味ないよね

美人だったりダンスが美味かったらねずみ色のスウェットで超かっこいいし

男も同じだろ

外人が来着てたらパーカーおじさん渋くて格好いいと言うんだろ

2026-03-30

パーカーのフードを被って歩いてるやつってどういう心情?

外人はよくやってるの見るけど日本人でやってる人って少ないし

やってるの見たらなんかイキってるように見えちゃう

被ってる人って防寒目的で被ってんの?

2026-03-22

anond:20260322163849

まずは肉がたるんでるなら、筋肉をつけて引き締めろ。

眉は人によって似合うのが違うんで気にするな。

メガネが似合う人は一定数いるので、伊達メガネ考慮したほうがいい。

パーカーが似合うタイプゴスっぽいのが似合うタイプと色々いて、似合う格好をしたら、垢抜けているというのがあるんで色々試してみるといい。

何もメイクすることだけが垢抜ける手段とは限らない。

髪は青とか変わった色に染めるのが合うのもいるけど…

こちらは髪がマジで死ぬ

薬液によるストレートパーマは垢抜けるのに手っ取り早い方法ではあるが、こちらも同様に死ぬ

2026-03-21

anond:20260321172152

できたぞ!自分全く指摘してないからな!

黄金放課後モノクロの夢』

 銀行残高に並んだ「0」の数を何度数えても、それは現実だった。

 宝くじ一等、前後賞合わせて6億円。その瞬間、僕を縛り付けていた「生活のための労働」という鎖は、音を立てて弾け飛んだ。

 翌週には退職願を叩きつけ、僕が向かったのはハローワークでも不動産屋でもなく、都内にあるマンガ専門学校の門だった。

「……あの、保護者の方ですか?」

 受付の女性怪訝な顔をされたとき心臓が跳ねた。

「いえ、入学希望者です。……4月からの」

 僕は震える手で資料差し出した。38歳。かつて受験に失敗し、親の勧めるまま就職し、趣味で描くことさえ忘れていた「漫画家」という夢。その燻っていた火種に、6億円というガソリンが注がれたのだ。

 4月。教室に入ると、そこは異世界だった。

 金髪ピアスオーバーサイズパーカー。18歳や19歳の若者たちが放つ、根拠のない自信と熱気。そこにスーツを脱ぎ捨て、ヨレたTシャツを着た「おじさん」が混じる。

 授業が始まると、現実さら残酷だった。

「……田中さん。このコマ割り、古いです。昭和劇画をなぞってるみたい」

 講師を務める20代の青年が、僕の原稿を冷淡に指さす。

「今の読者は、もっとテンポを求めます説明台詞が多すぎるんですよ」

 周りの生徒たちの視線が痛い。クスクスという忍び笑いが聞こえた気がした。

 6億円あれば、最高級の画材も、資料となる資料も、快適な仕事部屋も買える。けれど、失った20年という「感性の鮮度」だけは、いくら積んでも買えなかった。

 放課後。一人、自習室でGペンを握る。

 インク匂い。指先につく黒い汚れ。これだけは、中学生の頃にノートの端に描いていたあの時と同じだ。

「……あ、その背景。すごく丁寧ですね」

 顔を上げると、隣の席の少女が僕の原稿を覗き込んでいた。ピンク色の髪をした、クラスで一番絵が上手い子だ。

「あ、いや。古いって言われちゃってさ」

「古いですけど、すごく安定してます。私、パースとか苦手だから……ちょっと教えてもらえませんか?」

 彼女は屈託のない笑顔で、自分クロッキー帳を差し出した。

 僕は驚き、それから少しだけ胸が熱くなった。

 僕は働かなくていい。一生遊んで暮らせる金がある。

 それでも、僕はここにいる。

 自分より二十歳も年下の子に頭を下げ、流行を教わり、必死に食らいつく。

「いいよ。その代わり、最近流行りの漫画、教えてくれるかな」

 窓の外には、夕焼けに染まる街並みが広がっている。

 6億円で手に入れたのは、贅沢な暮らしじゃない。

 もう一度、夢に破れるための「挑戦権」だった。

 僕は再びペンを取った。

 真っ白な原稿用紙に、僕だけの新しい線を引き始める。

〈続くのかは知らん〉

2026-03-13

春の始めに想うこと

もう春です。焦っています

からあの発表から約10ヶ月あって、何もできていません。オタクとしては生きているのだけど。自分の嵐のオタク(仮)としての記録が何か残せたらいいなと思って、何かしよう、しようと思って、約300日です。本当にあっという間です。嵐の皆さんは毎日忙しそうなのにね。私はこんな普通社会人の癖してね。

私は、2年前に嵐を、というか櫻井翔さんを好きになり、その年の5月にFCに入りました。あのお知らせが去年5月に来た時、少し運命的なものを感じながら更新しました。

活動が終わることはなんとなく薄ぼんやり頭の片隅にあったけれど、FC自体がなくなることは、全く予想できていませんでした。お金出して見たい欲しい過去コンテンツ、本当に本当にまだまだたっくさんありますドリアラとかOneとかどうなるの・・・・・・?

まり新規です。しか活動休止後にFCに入っているので、もしかしたらあんまりいないタイプ?かもしれません。あと、ド新規の癖して何語ってんだと言われたら本当にそうです。でも、どうしても語りたくなったので、語ります

初めて国立に嵐が立ったとき、私は中学生でした。同級生の友人には、ハワイ海上デビュー会見をしている嵐の記憶があるらしいので羨ましいです。私自身にはこの記憶は全くありません。私の中の一番古い嵐の記憶は、思い起こすと、プチシリーズCMの様な気がします(2001年くらい)。シングルの一番古い記憶は多分「君のために僕がいる」で、「時代」に若干衝撃を受けた気がします。

小学生の頃、母親松平健さんのことが好きだったおかげで、私の家では土曜の昼は、ほぼ毎週松平健さんが司会をつとめていた「バニラ気分」という番組を見るために、フジテレビがかかっていました。そうなると、その番組企画の‘’まご‘’の嵐を自動的に見ることになります。私はこの「まごまご嵐」という最高の番組で、嵐のメンバー名前をしっかり覚えました。番組を知らない方に説明すると、まごまご嵐とは、視聴者から依頼され、なかなか会いに行くことが難しい本当の孫の代わりに、嵐が1日孫になって、依頼された方のおじいちゃん・おばあちゃんのお家へ行き、お手伝い(農作業とか)をするというハートフル番組です。当時の嵐はみんな20代前半で、大野くんが25歳くらいでした。

テレビを見ながら、「良い番組よね」と母親が言っていたのを覚えています。少しお堅めの母親なので、当時金髪茶髪だらけ(一部坊主)の嵐の面々を見て最初怪訝な顔をしていたと思うのですが、番組内容をきちんと見た上での発言だったと思います。この頃、幼すぎて恐らく理解していませんでしたが、既に私はおじいちゃん・おばあちゃんに優しい嵐に対して好感を持っていたのだと思います。後ほどこれが「VS嵐」になると思うと感慨深いし、「GRA(ゴールデンラッシュ嵐)」も「中華街留学」も良い思い出です。お城行ったり、子どもの晩ごはん作ったりもしてましたね。あと、大人になって、多分うっすら、「嵐の技ありッ!」も見ていたのだと思い出したりしました。お昼の番組って意外と見ますよね、小学生特に

中学生くらいになると、少し遅い時間番組も見ることができるようになりました。というか、親の就寝後に起きて、音量最小限で深夜にテレビを見ることに興奮していました。私は、夜更かしをすることが異常に好きで、深夜帯の影響を現在に至るまで、受け続けています。ちなみに今も夜更かしすることだけは得意です。

社会不適合の片鱗がここから現れるなと書いていて思いましたが、嵐のことを書きます

嵐の真骨頂は、今でも深夜帯だと思っています

嵐の宿題くん」で見る嵐は、面白爽やかお兄さん集団でした。あのゆるい空気、今ならわかります、大好きでした。

本当なら、「真夜中の嵐からずーっと深夜帯の嵐を追いかたかったです。

女子校だった高校生の頃、隣の席の子がやたら鮮やかな赤色の財布を持っていました。それを見た私が、

「財布が赤色なのは赤字連想させるから、良くないよ」

と、なんとも高校生らしくない婆臭いことを言ったのですが、

の子

だって翔くんの色だもん」と言ったのを今でもはっきり覚えています

その時初めて、ジャニーズにメンカラがあることを知ったのです。

当時その子は嵐のFCに入っていて、ライブ当落で一日中そわそわするのを横で眺めていました。嵐のライブは、多名義で応募しても札幌ドーム第一希望でも外れるくらいのやばい代物ということはその子経由で知りました。正直、当時は北海道福岡までライブに行く発想があることにびっくりしていましたが、這ってでも行く気持ちが今なら痛いほどわかります

嵐が売れなかった頃の記憶がうっすらとあり、嵐が国民アイドルになるまでの過程もなんとなくですが、テレビで見る範囲では、わかります国民アイドルになってからは、毎日誰かがテレビに出ていて、嵐の番組も毎週何かしらはずっと見ていました。だから、誰が何が得意で何が不得意かは知っていたし、なぜかどういう服のコーディネートを組むかまでも知っていました。

ダブルパーカーばっかり言われているけれど、私は「ひみつの嵐ちゃん!」がなかったら、漁サン漁業サンダル)にあんなにカラバリがあることを知らずに生きていたと思います

出ていた紅白も勿論全部の年を欠かさずに見ているし、ラスト紅白の時に母親テレビを見ながら、「もったいないねえ、こんなにいいグループなのにねえ…」としみじみ会話した記憶があります

このことが、どんなに震える事実なのかを、きちんと好きになってから、把握しました。

(というか意識をしていなくても当たり前に嵐に触れていることが本当にすごい)

今、きちんと好きになれて、本当によかったな。という気持ちがあるけれど、もう少しだけでいいから、もっともっと早くちゃんと好きになりたかった、できることなら、オタクとして心底一生涯をかけて応援たかったというのが、昨年5月のお知らせを聞いてから最初に思ったことでした。というか、一生涯かけて応援している方々は、間違いなく見る目がありすます。私は大後悔しています。あの報告の後、本当にいろんな気持ちがまざり、号泣し、一週間ほど食欲がなくて、ここは現実なのか?幻なのか?と、雲の上を歩くように地に足がつかない状況で職場に行くことだけをしていたら、人生で初めてコロナになりました。ウィダー(inゼリー)さん、お世話になりました。ありがとうございます

嵐のことをもっと早くに応援していたら、きっと今の私とは全く違う人間になっていたのだろうな、とも思います。もしそうだったら、今の今まで、同じ情熱応援し続けられるかは正直わかりません。

でも、今、ずっとこれを書いているときだって思うのです。毎日、嵐のこと好きだなあ、大好きだなあって。

嵐との一方的な付き合いは、今だけでなくずっとずっとあったのに、なぜ今になってFCに入ったのか。それは、まあ単純に、好きなことに今気づいたから、というか、やっと認めたから、なんだと思います

かっこよく?言うと初恋にやっと気づいたから、ラブソーのイントロがずっとかかっていたのに、聞こえてきたのが今、という感覚です。

きっかけは、ぐんぴぃのドッキリ動画櫻井くんが出ていたことなんだけど、そこからFC入会まで、この気持ちが本当なのかどうかを確かめるのに3ヶ月かかりました。

私がこの気持ちになんとなく20年間くらい(改めて年数を数えると長)、蓋をしていたのは、異性のアイドルを本気で応援することに、照れや恥じらい、葛藤があったからなのかな…となんとなく思います。そんなことで?と思うかもしれないけれど、ジャニーズを、男性アイドルを好きって言うことはそれなりに勇気がいる、というか、お前なんかが応援すんの?と誰かの目に映ることが本当に怖いのです。特に思春期の頃は。

あとは、社会人になって、アイドル凄さをよりクリアに捉えるようになった(仲間と何年間も続ける仕事プロ根性など)と言うのもあります

スクールカーストというものがありますが、ジャニオタは私の世代ではかなり上位の存在で、ディズニーオタと同じくらいの権威があったように思います(これを書いていて思いましたが、令和の世と時代が違います)。私の世代学校は、音楽で言うとジャニLDH支配されつつ邦ロックAKBももクロ坂道K-POPV系オタクがいて、まあ二次元オタ(ボカロアニソンとか聞く層)もなんとなくいたみたいな感じでした。二次元オタクは母数かなり多かったのですが、多くは語りませんが、まあなんというか、‘’そういう位置‘’にありました。でもオタクに優しい学校だったと今振り返ると思います

当時、ヘ○リア、ボカロ少年ジャンプニコニコ動画…と二次元に染まりきっていた私は、素直にジャニーズが好き(というか嵐が好き)と言えなかったように思います気持ちに蓋をしていたこ自体封印していたような感じがします。今で言う逆張り極致にいたので、ジャニーズ(笑)というレッテルスクールカースト下位の下位(もしかしたらカーストからあぶれていたかもしれません)から貼っていました。嵐がFNSで色々と迷宮入りしたときネットで草を生やされているのを野次馬根性で見ていたような、そんな哀れな存在だったのです。

素直になるまで時間かかりすぎだろと自分で思いますが、人生本当に何が起こるかわからないことを実感しました。アイドルってすごい。と堕とされた今、純粋に思います

そして、四谷大塚の有名広告「なんで私が東大に?」と同じテンションで、「なんで私がジャニオタに?」となっているこの状況に毎度驚かされますファミクラストアの箱がたくさん家にあるの、自分で買ったものなのに結構びっくりします。

正直言うと未だにオタクと呼べるほどの存在ではない、まさにオタク(仮)です。Tの嵐!(仮)

今、嵐を好きになって本当に良かったと心の底から思います。そして、自分がどこの立場で物を言っているか、わからないけれど、私の世代男性アイドル代表格、ど真ん中が嵐というグループで本当に本当に良かった。この穏やかで優しくて、若い頃はかったるそうで、でも尖るとき尖ってて、ファンや見ている人々に寄り添ってくれて、面白くて、それがわざとらしい感じじゃなくて、どこかの商店街にいそうな空気感なのに、どこにもいない。そして、ちゃんと見ると(ちゃんと見なくても!)、実は全員イケメンなおじさ…お兄さん達大好きです。そして確信しています。こんなアイドルグループもう二度と出てこない。こんな好きな人たちに出逢う季節二度とない。

もう、春です。明日というか今日札幌ライブ初日です。てか今日になってる。

昨年の夏、嵐がいる最後の夏だと思って勝手に切なくなっていました。

6月1日、どうなっているでしょうか。未来のことは何もわからないし、誰にもわからないです。どうか、嵐という最高のグループが、最高の景色で終えることができますように。

Five最高だったよ!

※厳密に言うともうジャニーズはないけれど、ジャニーズと書かせてください。

2026-03-06

息子がただの中二病だと思ってを放置していたら実は統合失調症だった

 息子が自分のことを「器」だと言い出したのは,高校二年の六月であった。

「父さん,まだ知らないんだよ。この世界,表側しか見えてない」

 夕食の席で,白飯を口に運ぶでもなく,優斗は妙に低い声でそう言った。妻が怪訝そうに眉を寄せ,私は思わず吹き出した。

「何だそれ。漫画の見すぎか」

 優斗は私を真っ直ぐ見た。以前のような,どこか頼りない子どもの目ではなかった。本人としてはたぶん,鋭く,深く,すべてを見通しているつもりなのだろう。だが父親の目から見れば,ただ肩に力の入った,気恥ずかしい年頃の少年しかない。

「笑ってられるのも今のうちだよ」

はいはい

「昨日も来た。黒い竜だ」

「竜」

夢じゃない。あれは向こう側から干渉だよ」

 私は箸を置いて,とうとう声を立てて笑った。

 黒い竜。向こう側。干渉

 あまりにも見事な中二病で,むしろ感心したほどだった。

 優斗は昔から空想好きではあった。子どものころは勇者ごっこに本気で泣き,大きくなってからは黒い服ばかり着るようになった。最近では銀色アクセサリーまでつけ,「この紋章には意味がある」とか,「左目はまだ開けないほうがいい」とか,そんなことを言う。机の上には分厚いノートがあり,覗いてみると,そこにはびっしりと,円陣だの翼だの竜だの,禍々しい意匠が描き込まれていた。余白には,

《黒焔竜ヴァル=ゼルクは再臨の時を待つ》

 などと書かれている。

 私はそれを見て,「これはひどい」と笑った。

 妻も困ったように笑った。

 優斗は怒ってノートを取り返し,「見ないでよ」と言った。

 だが,あのとき私は,少しも考えなかったのである

 これが,ただの恥ずかしい空想ではない可能性を。

 そのころから優斗自分の右腕をやたらと庇うようになった。真夏でも黒いパーカーを脱がず,暑くないのかと訊けば,

封印が弱るから

 と真顔で言う。

「何の封印だ」

黒竜の核」

はいはい

「父さんみたいに鈍い人には見えないんだよ。脈打ってるのが」

 そう言って袖の上から右腕を押さえる仕草が,ひどく芝居がかっていて,私はうんざりした。友達の影響か,動画でも見すぎたのだろうと思った。思春期男子というものは,ときどき妙な方向へ全力疾走する。中学高校の二,三年など,羞恥心と万能感と孤独が奇妙に発酵する時期だ。親としては適当に流して,ほとぼりが冷めるのを待つのが最適解に思えた。

 私は,まさにその「適当に流す」を選んだ。

 しかし,優斗言動だんだん冗談では済まない調子を帯び始めた。

学校の連中,もう気づいてる」

「何に」

「器が誰かってことに」

「またそれか」

「咳払いしてるだろ。あれ,合図なんだよ。監視役が混じってる」

 私は新聞をたたみ,「くだらん」とだけ言った。

 優斗は唇を噛みしめた。

「くだらなくない」

クラスで浮いてるのを,勝手に設定にするな」

「設定じゃない」

「じゃあ何だ」

「本物だよ」

 その「本物だよ」という言い方が,何とも言えず癪に障った。

 子どものくせに,親の知らない深刻な世界自分けが知っている,という顔をしていたからだ。

 まもなく,息子は学校へ行かなくなった。

 部屋に閉じこもり,夜中にぶつぶつ呟く。

 壁には紙が貼られた。

 意味のわからない記号,矢印,円環,蛇のような文字列中央には赤いペンで,大きくこう書いてある。

《龍脈接続点》

 その下に,

《西の窓から侵入

《三人いる。いや四人》

《声は天井から落ちる》

 と続く。

 さすがに私は苛立った。

 痛い。あまりにも痛い。

 ここまで来ると,もう可愛いものではなく,腹立たしいだけであった。

優斗,いい加減にしろ

「静かにして」

「何」

「今,喋ってる」

「誰が」

「竜が」

 私はため息をついた。

「お前な,そういうの,いつまでやるつもりだ」

「やってるんじゃない」

「じゃあ何だよ」

「聞こえてるんだよ!」

 その怒鳴り声は,私が予想していた芝居がかった調子ではなかった。

 もっと切迫していた。

 だが私は,その切迫すら演技だと思い込んだ。

はいはい黒竜ね,封印ね,世界の裏側ね。そういうのは中学生までにしとけ」

「違う」

「何が違う」

「ほんとに来るんだよ。夜になると,耳のすぐ後ろで,起きろって言うんだよ」

「だったらイヤホンでもしとけ」

「父さん!」

 優斗の顔が,その瞬間,ぐしゃりと歪んだ。怒っているのか,怯えているのか,私にはわからなかった。今になって思えば,その両方だったのだろう。理解されない怒りと,本当に何かに追い立てられている恐怖と。

 けれど当時の私は,それをただの癇癪としか見なかった。

 ある夜,妻が私の寝室に来て言った。

「やっぱり,少しおかしいと思う」

厨二病が長引いてるだけだろ」

「そんな感じじゃないの」

「じゃあ何だよ」

「……本気で怯えてる」

 私は寝返りを打った。会社で疲れていた。朝から晩まで数字と報告に追われ,家に帰れば今度は息子の黒竜騒ぎである。正直に言えば,私はもう,関わりたくなかった。

「そのうち治る」

「でも」

「放っとけ。変に相手するから,余計にひどくなるんだ」

 妻は何も言わなかった。

 その沈黙を,私は都合よく同意だと解釈した。

 数日後,優斗自分の髪を自分で切った。

 鏡の前で,何かに取り憑かれたように鋏を動かし,「媒介になるから」と言った。机の引き出しには塩が盛られ,窓は黒い布で覆われた。スマホは浴槽に沈められていた。

位置を取られる」

「誰に」

「向こうに」

「その“向こう”って何なんだよ」

「ずっと前から,こっちを見てるやつらだよ」

 もう限界だった。

 私は声を荒げた。

「いいかげん目を覚ませ! そんな恥ずかしい妄想家族を巻き込むな!」

 優斗はしばらく黙っていた。

 それから,妙に静かな声で言った。

妄想じゃない」

妄想だ」

「昨日,母さんの後ろにも立ってた」

「ふざけるな」

首に手をかけようとしてた」

「やめろ!」

 私は思わず頬を打った。

 乾いた音がした。

 優斗の顔が横を向き,前髪の隙間から目だけがこちらを見た。

「……ほらね」

「何が」

「父さんも,もう操られてる」

 その一言で,私は完全に怒り狂った。

 いよいよ手がつけられないと思った。

 頭の中では,この年頃にありがちな反抗期厨二病が,悪質にこじれただけだと,まだ信じていた。

 だが,その夜だった。

 リビングで物の割れる音がした。飛び起きて駆けつけると,床にはガラス片が散り,優斗が何もない空間に向かって叫んでいた。

「出ていけ! 母さんに触るな!」

優斗!」

「見えてるだろ! 黒い翼が! そこにいるだろ!」

 両手で耳を塞ぎ,首を振り,誰かを追い払うように空中を殴りつけている。

 その顔は,昼間まで私が「痛い演技」だと思っていたそれとは,まるで違っていた。

 必死だった。

 本当に,何かと戦っていた。

 いや,正確には,彼にだけ見え,彼にだけ聞こえる何かに,圧倒されかけていた。

 妻はソファの隅で震えていた。

 私はそのとき初めて,自分背中に冷たいものが走るのを感じた。

 これは,ごっこではない。

 病院で,若い医師は静かな調子で言った。

統合失調症が疑われます幻聴被害妄想に,妄想的な意味けが混ざっています

「竜が見える,とかも……?」

「ご本人の中では,一貫した現実として体験されています

 私は,何も言えなかった。

 竜。封印。器。向こう側。

 私が笑っていたすべてが,息子の病の表面だったのである

 奇妙な装飾がついていたせいで,私はその下にある苦痛を見ようとしなかった。

もっと早く受診していれば,苦痛を減らせた可能性はあります

 医師は責める口調ではなかった。

 しかし,その穏やかさがかえって残酷だった。

 私は,自分が息子の異変を「黒竜ごっこ」と呼んで片づけた日々を,一日ずつ思い出した。ノートを笑ったこと。右腕の仕草を真似して茶化したこと。耳の後ろで声がすると言った夜に,「イヤホンでもしとけ」と答えたこと。

 どれも小さなことだ。

 そして小さいからこそ,逃げられない

 人は大罪より,日々の瑣末な冷酷さにおいて,いっそう正確に他人を傷つける。

 数週間後,面会に行くと,優斗は病室の窓際に座っていた。

 薬が効き始めたのか,以前のような剣呑さは薄れていた。

 けれど,その分だけ,ひどく疲れた顔をしていた。

「この前よりは,少し静か」

「何が」

「声」

 私は椅子に座った。

 白い病室は妙に明るく,その明るさがかえって痛かった。

「竜は?」

 と,私はおそるおそる訊いた。

 優斗は少し考えてから言った。

「まだいる。でも前より遠い」

「そうか」

「……父さん,あれ,本当に聞こえてたんだよ」

 私はうなずいた。

「うん」

中二病のふりしてたんじゃない」

「うん」

「ほんとに,世界の裏に何かあると思ってた」

 私はそこで,初めて,自分の中の何かが崩れるのを感じた。

 世界の裏に何かあるなど,本当はないのかもしれない。あるいは,病というかたちでしか存在しないのかもしれない。だが少なくとも,息子にとってその恐怖は本物だった。そして私は,本物の恐怖を,年頃の痛々しいポーズとして笑ったのだ。

「すまなかった」

 そう言うと,優斗は小さく笑った。

 以前のような,世界を睨む笑いではなく,ただ疲れた人間のかすかな表情だった。

「父さん,黒竜って言ったの,変だったよね」

「……ああ」

「でも,ほんとに,そうとしか言えなかったんだよ」

 私は,泣きそうになった。

 人は自分の壊れ方を,必ずしも医学用語で表せるわけではない。

 ある者は電波と言い,ある者は神と言い,ある者は呪いと言う。

 息子にとっては,それが黒竜だったのだ。

 それを笑うのは簡単だ。

 理解した気になるのも簡単だ。

 だが,その奇妙な比喩の奥に,本人にしかからぬ恐怖があるかもしれないと想像することだけが,どうしてあんなにも難しいのだろう。

 退院後,優斗ときどき,昔のノートを見返してはすぐ閉じる。

 黒い竜の絵,翼の紋章封印文句

 そこに書かれているものを今の彼がどこまで信じているのか,私にはわからない。たぶん彼自身にも,わからない部分があるのだろう。

 ただ,先日,台所で水を飲みながら,彼がぽつりと言った。

今日,竜の声,しなかった」

 私は振り向いた。

 彼は少し照れくさそうにしていた。

「そうか」

「うん」

「よかった」

 それだけしか言えなかった。

 けれど今は,それでいいのだと思う。

 わかったふりをしないこと。笑って片づけないこと。奇妙な言葉の奥にある苦痛を,まず苦痛として受け取ること。

 父親として,私が覚えるべきことは,たぶんそれだけだったのである

2026-03-01

レバテックCMの「エンジニア

レバテックCMで「ウチはエンジニアのことをよく理解してるんで」というスタンスに基づくアピールがなされるんだが、画面に登場して独白形式ポイント説明するエンジニア役の人が、非エンジニア界隈が薄っぺらステレオタイプ通りに選んだ服装と演技(天パかアフロ分からん髪型メガネブカブカパーカー系衣類、程よくダサいリュック平板でボソボソした喋り、無表情、などなど)で、基本スタンスぶち壊し感がある。

2026-02-23

キモいオスが若い女性的ものを着せようとしているキモイキモイ」ってよくおばあさんたちがわあわあ言ってるけど

因果が逆なんだよな

大抵の場合若い女が着用しているから、その服が性的になる

例外バニーガールかぐらいだ(あれはさすがに意図的デザインされた例である

セーラー服ブルマやらスク水やらによくおばあさんはキレてるが

あれらは性的に見えない時期→若い女が着ているので魅力的に見える時期→えっち服装象徴になる時期 という経過で変わっている

ちゃんえっち創作を追いかけたまえ。ぱんつはえっち、スパッツ色気ないねという状態からスパッツえっちになるまであっという間だったし、もうスク水えっちだの水着えっちだのの古典の話してないでラッシュガードちゃんと見なよめちゃくちゃえっちでしょという世界は通り過ぎていった

ずぼらで部屋がゴミだらけで部屋の中でタバコ吸っててストゼロいつも飲んでてパーカーとかトレーナー着てる若くて美しい女はミステリアスえっちというマンガはもう複数あるわな(正気か?とは思うが)

発狂せずに人類の性欲とちゃんと向き合いたまえ

まあたまに女の性欲の発露としてネットで男殴ってるのもいるがね

自覚的になりたまえよといつも思う

冴えない男が性を求めているのにすげなく断られるところを見るのが気持ちいいというそれは女の性欲です

ネット越しでも生身の人間相手にやるな、創作でやっとけ

何もかも持っていて順風満帆だった女が転落して性的にもズタボロになるマンガはよくあるじゃん、ああいうことで発散しなさいな

生身の人間でやるのは趣味悪いわあ

何言ってるんだろ私

パソコンというのは、買おうと決めるまでがいちばん静かで落ち着きがない。

頭のどこかではとっくに「買う」と判が押されているのに、その判子が手元の紙に降りてこないで、空中をぐるぐる回っている感じだ。

脳内では何度も注文ボタンを押している。

その脳内クリックのたびに、新しいケースの光り方や、静かなファンの回転音や、軽くなったコンパイル時間なんかが、短い予告編みたいに再生される。

なのに現実の指先は、最後動作完了させない。

クリックは、ためらうように止まり、別のタブを開き、なぜか冷蔵庫の中身のことなんかを考え始める。

まるで別れた彼女が残していった部屋着のパーカーを届けるべきか捨てるべきか迷っているみたいだ。

そのあいだ、世界別に劇的には変わらない。

変わらないのに、自分の中だけで、買う側と買わない側の天秤だけが、静かにいつまでも、行ったり来たりしている。

そのはずだった。

そのゲーミングPC最初に見つけたのは、たぶん、眠りそこねた平日の夜更けだったと思う。

スペック表には、RTXがどうとか、メモリが64GBでどうとか、ストレージが2TBのSSDでどうとか、そういう、数字の並びだけ見ていると少し酔いそうになる情報が、几帳面に並べられていた。

値段は、ギリギリ「これは無理だ」とは言わなくていいくらいのラインに収まっていた。

手を伸ばせば届くかもしれない。

でも、そのためには外食とか、ちょっとした贅沢だとかをあきらめる必要があるかもしれない。

そういう、現実的な距離感だった。

それから数日間、僕はその商品ページを、朝と夜に一度ずつ眺める習慣を身につけた。

会社に行く前のコーヒーを飲みながら、タブを開いてスペックと値段を確認する。

仕事が終わって家に帰り、シャワーを浴びて、部屋の灯りを少し落としたあと、もう一度同じページを開く。

カートに入れる、というボタンと少しの間だけ、にらめっこをする。

僕は毎回そこまで行きながら、最後の一押しをしないままタブを閉じる。

「もう少しだけ考えよう」とつぶやきながら。

考える材料はいくらでもあった。

今使っているPCは、確かにそれなりにくたびれてはいるけれど、まだ致命的に壊れてはいない。

ゲームも、設定さえ落とせば、どうにか動いてくれる。

ファンが全力で唸り、筐体のどこかが微妙に熱を持ち始めたあたりで、「そろそろ限界かもしれない」と思う。

だけど、ウィンドウを閉じてブラウザを落とし、しばらく放っておけば、彼はまた何事もなかったように静まり返る。

「まだいけるぞ」と無言で主張しているみたいだ。

そういう健気さに、僕はつい愛着を覚えてしまう。

一方で、新しいPCを買うことの具体的なメリットも、頭の中ではよく分かっていた。

最近ゲームを快適なフレームレートで動かせるとか、動画エンコード時間が半分になるとか、大きめのAIモデルだってローカルで回せるかもしれないとか、そういう種類の輝かしい未来イメージだ。

そういったものたちは、頭の中でゆっくりと膨らんだりしぼんだりしながら、僕の背中を軽く押したり、押すのをやめたりする。

AIにも相談をしたりする。

でも最終的に「注文する」のマウスクリック動作を指先に伝達するのは、僕の役目だ。

そこまでは、誰も代わりにやってくれない。

そうして、決断を先送りにしたまま、何日かが過ぎた。

給料日を一度挟んだ。

電気代の明細を一度受け取った。

スーパーで特売の鶏肉を買い、コンビニで新作の缶チューハイを手に取り、使っていないサブスクを一つ解約した。「これで、多少は余裕ができたはずだ」と心の中で計算する。

うそろそろ買ってしまっていいんじゃないか、とも思う。

その一方で、「来月になったら、もう少し安くなっている可能だってある」と、小さな声が耳元で囁く。

僕はその声を、わりと簡単に信じてしまうたちなのだ

決定的な瞬間は、意外なほど何の前触れもなくやってきた。

ある日の昼休み、なんとなくスマホで例のページを開いてみた。

会社デスクの隅で、冷めかけたコーヒーを片手に持ちながら。

スペック表は、昨日までと同じだった。

GPUも、CPUも、メモリも、すべて見慣れた並びだ。

だけど、値段のところだけが、静かに別の数字に置き換わっていた。五万円、高くなっていた。

僕はしばらく、その数字を見つめていた。

ブラウザの表示がバグっているんじゃないかと思って、一度ページをリロードしてみた。

Wi-Fi状態確認し、念のためにタブを一度閉じてもう一度開き直してみる。

そこでも、同じモデルの値段は、やはりきっちり五万円分、上の段に引き上げられていた。

特別バナーが出ているわけでもない。

半導体価格高騰のため」とか、「円安の影響」といった説明文が派手に貼られているわけでもない。

ただ、ごく普通の顔をして、新しい定価として、そこに居座っている。

五万円というのは、妙に換算しやす金額だ。

新幹線で片道どこまで行けるか、とか、松屋で何回定食を食べられるか、とか、そういう計算が頭の中で自動的に始まってしまう。

ついさっきまで「ちょっと頑張れば手が届く」と思っていたラインが手を離れて遠くに移動してしまう。

その距離の変化を、脳がうまく処理しきれず、しばらくのあいだ、思考が空転する。

もし数日前に、あのときに、なんとなく勢いで「注文を確定する」を押していれば、僕は今ごろ、そのPCを部屋の机の上に置いていたはずだ。

箱を開け、ケーブル接続し、初期設定の画面を眺めていたはずだ。

その未来は、今となっては、並行世界しか存在しなくなっている。

相場が上がった」という言葉は、じつに便利だ。

為替だとか、世界情勢だとか、需要の増加だとか、いろいろなものをひとまとめにして、「仕方ないよね」の一言に変換してしまう働きがある。

その「仕方ないよね」の影に、僕のぐずぐずした優柔不断さも、うまく紛れ込む。

五万円値上がりしたのは、もちろん僕のせいなんかじゃない。

だけど、五万円安かったあの瞬間に決断しなかったことについては、少なくとも半分くらいは、僕の責任だと言える。

責任と言ってしまうには、少しささやかすぎる種類の後悔だけれど。

休みの残り時間を、僕はその画面を閉じたり開いたりしながら過ごした。

新しい値段で見ても、それは相変わらず魅力的なマシンだった。

性能は何も変わっていない。

変わったのは、値札に印字された数字だけだ。

スペック表を読む限り、その値段でも「コスパは悪くない」と書くことはできるだろう。

その一文の前に、「以前の価格を知らない人間にとっては」という但し書きはつくけど。

そういう但し書きの多い買い物は、どこかで自分を消耗させる。

結局、その日のうちに「やっぱりこの値段でも買ってしまおう」と決断することはできなかった。

僕はタブを閉じ、何事もなかったような顔で午後の仕事にもどった。

けれど、キーボードを叩く指先のどこかに、「五万円」という数字がうっすらと残像のように貼りついていた。

チャットツールの通知音が鳴るたびに、メールの件名が目に入るたびに、その数字行間のどこかから顔を出す。

ときどき、ふっとため息が出る。

そのため息の半分は、PCの値上がりに対するものだが、残りの半分は、もたもたしている自分自身に向けられたものだった。

家に帰って、いつものように古いPCの電源を入れる。

ファンがまわり、ディスプレイログイン画面が表示される。

パスワードを打ち込み、デスクトップが立ち上がる。少し時間はかかるけれど、ちゃんと動く。

ゲームを起動すれば、相変わらず設定を落とせばどうにか遊べる。

スペック上の不足は、現実の画面のざらつきとなって現れる。

フレームレートが落ち、影の描写が簡略化され、ロード時間が少し長くなる。

その一つひとつに、僕は「まあ、しょうがない」と言い聞かせる。

さっき見た五万円高くなったPCのことを思い出しながら。

値上げがされる前の数日間、僕は確かに、買うか買わないか境界線の上を、何度も行ったり来たりしていた。

その行ったり来たりそのものが、どこかで楽しくもあったのだ。

カートに入れては戻し、別のメーカーモデル比較し、レビューを読み、その人の部屋の写真や机の様子を眺める。

そのあいだ、僕は「まだ選択肢を持っている人間」として存在できた。

けれど、値段が五万円跳ね上がった瞬間に、その選択肢の一つは、静かにテーブルの外へ押し出されてしまった。

ゲームで言えば、一つのルートが封鎖されたみたいなものだ。

こういうとき、人はたいてい、二つの方向に分かれていく。

一つは、「それでも必要なら、この値段で買うしかない」と割り切る道。

もう一つは、「今じゃないのかもしれない」と一歩引き、別のタイミングや別の機種を探し始める道。

今のところ、僕はそのどちらにも、はっきりとは足を踏み出せずにいる。

古いPCの前で、ブラウザのタブを開いたり閉じたりしながら、その中間のどこかに中腰でしゃがみこんでいる感じだ。

けれど、値札が書き換えられた瞬間の、あの小さな痛みだけは、しばらく消えそうにない。

2026-02-15

40を過ぎた男性をひとくくりにするなバーーーーーカ!!!

10代や20代可愛いコンビニ店員さんやカフェ店員さんや女子社員しか女として見られない奴に

「40を過ぎたら男として見られていない諦めろ」なんて自虐ネタかまされても白けるだけだよな

https://x.com/ibuyohesquash/status/2021177324742345166

あと私の夫は50代だけど油臭くも口臭くもなくていつもいい匂いだし、

パーカー着て「変じゃない?だいじょうぶ?」って聞いてくるの可愛い中年太りしてないから実際きちんとスポーティに見えるし

筋トレ毎日続けてるよってニコニコ報告してきて可愛いし、最近筋肉突いたでしょ?触って触ってって腕触らせて来るの可愛い

40代の私に上記みたいな事言ってくるどころかいつも好きだよ可愛いよって言ってくれるし

40を過ぎた男性をひとくくりにするなバーーーーーカ!!!

2026-01-25

二次会サイゼに行きたがらないでくれ

高1で出会って13年。同じ部活で当時から4人でよく集まってた俺たちもも28になる。

しっかりアラサーだ。

から頼む。

お前ただ一人が「金がない」を理由新年会の店のグレードを落とさせないでくれ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ。新時代や、メダカを本気で提案しないでくれ。

別に俺たち、毎週のようにいい飯を食ってるわけじゃないだろ。

せいぜい2か月に1回、3か月に1回の集まりだ。

そのくらいの頻度で、1万円にも満たない額の、そこそこうまい肉をみんなで食おうって話をしてるだけだ。

なんでそこに金が出せない。今回もいくつかグレードを落とした上で、

お前にばれないように俺が多めに出してたのもきっと気づいてないんだろうな。

紆余曲折はあったけど、なんだかんだ全員東京でやってるよな。

福岡のクソ田舎からそれぞれ違う夢を追って上京して。

二十歳で、まずお前が一番乗りで出て、俺たちが後から続いた。

環境も、立場も、価値観も、何度も変わった。

それなのに、なんでお前だけあの頃から変わらないままなんだ。

社会人何年目だ。

お前、誰よりも残業してるっていうよな。

それでなんで金がないんだ。

高級フレンチに行こうなんて言ってない。

ただ、数カ月に一回、ちょっとだけいい店でおいしいご飯を食べて、おいしいお酒を飲もうってだけだ。

それすら「付き合えない」って言われると、さすがに思うんだよ。

俺たちって、その程度の仲なのか?

本当に金がないのか。

それとも、「俺たちに使う」金や時間がないだけなのか。

俺は人の誘いを「金がない」っていう理由で断ることが、この世で一番ダサくて、失礼だと思ってる。

なんで13年間も付き合ってるんだろうな。俺たちも、お前も。

お前がいつまでも新卒と変わらない給料で、トップバリューの安くてデカウイスキーと、ガソリンみたいな味の缶ビール毎日1.5リットル飲みながら、lolでキレ散らかしてる間に、

俺たちも、お前の周りの人間も、少しずつ先に進んだんだよ。

てか金の使い方間違いすぎちゃいねえか。

別に、俺たちが遠くへ行ったわけじゃない。

デカい夢を叶えたわけでもないし、すごいスピードで成長したわけでもない。

ただ、年相応に一歩ずつ進んでるだけだ。

お前が8年前で止まってるだけで。

俺たちの関係も、安酒煽りながらlolやるのと同じで、惰性なのか。

お前、「金がない」の次に、最近

彼女うつ病になってしまって、早く帰らないといけない」

って言うようになったよな。

でも誰かがおごる時や、安い店の時は、割と遅くまで残るよな。

もし本当に彼女うつ病なら、それは本当に気の毒だと思う。

でも正直、お前も原因の一端を担ってるんじゃないのか。

告白彼女からだったよな。1個下の女の子から

年に1回の誕生日プレゼントもろくに用意できず、いい店にも連れて行ってないらしいな。

転職もしない。

昇給も狙わない。

スキルも磨かない。

有り金は全部しょーもない安酒に突っ込む。

そんな生活を3年も間近で見せられて、

彼女が病むのは、正直、無理もないと思ってしまう。

お前も原因の一つになってしまってるんじゃないのか。

何回も言うけど、俺たちもう28だぞ。

1個下の彼女も、貴重な20代半ばや後半を、そんな惰性で消費されたら、そりゃ壊れる。

別れを切り出されないだけ、まだありがたいと思えよ。

いや、もしかしたら、別れを切り出す気力すら残ってないのかもしれないけど。

そろそろ、しまむらで買ったみたいな色のパーカーだけ着るのやめたらどうだ。

1000円カット卒業したらどうだ。

ワックスでテカテカの髪型やめたらどうだ。

連中の1人が彼女の誕プレを相談したときに、

ポケモンセンターぬいぐるみでよくない?」

って真顔で言うの、もうやめたらどうだ。

支払いの時に初めて、「ちょっと奢ってくんねww」って冗談の振りして人の財布に手をかけるのやめたらどうだ。

PayPayで送る時に初めて、「500円だっけ?」ってふざけてみるのやめたらどうだ。

冗談の振りを装いながら、半ば本気なのが透けて見えてるし、全員気づいてんだよ。

プライドなさそうな振りして、きちんと頭を下げたくないっていうプライドだけはいっちょ前にあるのやめたらどうだ。

長い付き合いのやつに、真面目に頭を下げるのが恥ずかしいか?今のお前の方がよっぽど恥ずかしいよ。

頼むから、誰かの足を引っ張るのをやめてくれ。

服も、誕プレも、飯も。

お前と同じステージに俺たちを引きずり下ろして、

自分劣等感を埋めようとしないでくれ。

劣等感があるなら、せめて動いてくれ。

そこの自認はあるくせに、なんでお前は何年も何も変わらないんだ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ

高1で出会って13年。同じ部活で当時から4人でよく集まってた俺たちもも28になる。

しっかりアラサーだ。

から頼む。

お前ただ一人が「金がない」を理由新年会の店のグレードを落とさせないでくれ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ。新時代や、メダカを本気で提案しないでくれ。

別に俺たち、毎週のようにいい飯を食ってるわけじゃないだろ。

せいぜい2か月に1回、3か月に1回の集まりだ。

そのくらいの頻度で、1万円にも満たない額の、そこそこうまい肉をみんなで食おうって話をしてるだけだ。

なんでそこに金が出せない。今回もいくつかグレードを落とした上で、

お前にばれないように俺が多めに出してたのもきっと気づいてないんだろうな。

紆余曲折はあったけど、なんだかんだ全員東京でやってるよな。

福岡のクソ田舎からそれぞれ違う夢を追って上京して。

二十歳で、まずお前が一番乗りで出て、俺たちが後から続いた。

環境も、立場も、価値観も、何度も変わった。

それなのに、なんでお前だけあの頃から変わらないままなんだ。

社会人何年目だ。

お前、誰よりも残業してるっていうよな。

それでなんで金がないんだ。

高級フレンチに行こうなんて言ってない。

ただ、数カ月に一回、ちょっとだけいい店でおいしいご飯を食べて、おいしいお酒を飲もうってだけだ。

それすら「付き合えない」って言われると、さすがに思うんだよ。

俺たちって、その程度の仲なのか?

本当に金がないのか。

それとも、「俺たちに使う」金や時間がないだけなのか。

俺は人の誘いを「金がない」っていう理由で断ることが、この世で一番ダサくて、失礼だと思ってる。

なんで13年間も付き合ってるんだろうな。俺たちも、お前も。

お前がいつまでも新卒と変わらない給料で、トップバリューの安くてデカウイスキーと、ガソリンみたいな味の缶ビール毎日1.5リットル飲みながら、lolでキレ散らかしてる間に、

俺たちも、お前の周りの人間も、少しずつ先に進んだんだよ。

てか金の使い方間違いすぎちゃいねえか。

別に、俺たちが遠くへ行ったわけじゃない。

デカい夢を叶えたわけでもないし、すごいスピードで成長したわけでもない。

ただ、年相応に一歩ずつ進んでるだけだ。

お前が8年前で止まってるだけで。

俺たちの関係も、安酒煽りながらlolやるのと同じで、惰性なのか。

お前、「金がない」の次に、最近

彼女うつ病になってしまって、早く帰らないといけない」

って言うようになったよな。

でも誰かがおごる時や、安い店の時は、割と遅くまで残るよな。

もし本当に彼女うつ病なら、それは本当に気の毒だと思う。

でも正直、お前も原因の一端を担ってるんじゃないのか。

告白彼女からだったよな。1個下の女の子から

年に1回の誕生日プレゼントもろくに用意できず、いい店にも連れて行ってないらしいな。

転職もしない。

昇給も狙わない。

スキルも磨かない。

有り金は全部しょーもない安酒に突っ込む。

そんな生活を3年も間近で見せられて、

彼女が病むのは、正直、無理もないと思ってしまう。

お前も原因の一つになってしまってるんじゃないのか。

何回も言うけど、俺たちもう28だぞ。

1個下の彼女も、貴重な20代半ばや後半を、そんな惰性で消費されたら、そりゃ壊れる。

別れを切り出されないだけ、まだありがたいと思えよ。

いや、もしかしたら、別れを切り出す気力すら残ってないのかもしれないけど。

そろそろ、しまむらで買ったみたいな色のパーカーだけ着るのやめたらどうだ。

1000円カット卒業したらどうだ。

ワックスでテカテカの髪型やめたらどうだ。

連中の1人が彼女の誕プレを相談したときに、

ポケモンセンターぬいぐるみでよくない?」

って真顔で言うの、もうやめたらどうだ。

支払いの時に初めて、「ちょっと奢ってくんねww」って冗談の振りして人の財布に手をかけるのやめたらどうだ。

PayPayで送る時に初めて、「500円だっけ?」ってふざけてみるのやめたらどうだ。

冗談の振りを装いながら、半ば本気なのが透けて見えてるし、全員気づいてんだよ。

プライドなさそうな振りして、きちんと頭を下げたくないっていうプライドだけはいっちょ前にあるのやめたらどうだ。

長い付き合いのやつに、真面目に頭を下げるのが恥ずかしいか?今のお前の方がよっぽど恥ずかしいよ。

頼むから、誰かの足を引っ張るのをやめてくれ。

服も、誕プレも、飯も。

お前と同じステージに俺たちを引きずり下ろして、

自分劣等感を埋めようとしないでくれ。

劣等感があるなら、せめて動いてくれ。

そこの自認はあるくせに、なんでお前は何年も何も変わらないんだ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ

高1で出会って13年。同じ部活で当時から4人でよく集まってた俺たちもも28になる。

しっかりアラサーだ。

から頼む。

お前ただ一人が「金がない」を理由新年会の店のグレードを落とさせないでくれ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ。新時代や、メダカを本気で提案しないでくれ。

別に俺たち、毎週のようにいい飯を食ってるわけじゃないだろ。

せいぜい2か月に1回、3か月に1回の集まりだ。

そのくらいの頻度で、1万円にも満たない額の、そこそこうまい肉をみんなで食おうって話をしてるだけだ。

なんでそこに金が出せない。今回もいくつかグレードを落とした上で、

お前にばれないように俺が多めに出してたのもきっと気づいてないんだろうな。

紆余曲折はあったけど、なんだかんだ全員東京でやってるよな。

福岡のクソ田舎からそれぞれ違う夢を追って上京して。

二十歳で、まずお前が一番乗りで出て、俺たちが後から続いた。

環境も、立場も、価値観も、何度も変わった。

それなのに、なんでお前だけあの頃から変わらないままなんだ。

社会人何年目だ。

お前、誰よりも残業してるっていうよな。

それでなんで金がないんだ。

高級フレンチに行こうなんて言ってない。

ただ、数カ月に一回、ちょっとだけいい店でおいしいご飯を食べて、おいしいお酒を飲もうってだけだ。

それすら「付き合えない」って言われると、さすがに思うんだよ。

俺たちって、その程度の仲なのか?

本当に金がないのか。

それとも、「俺たちに使う」金や時間がないだけなのか。

俺は人の誘いを「金がない」っていう理由で断ることが、この世で一番ダサくて、失礼だと思ってる。

なんで13年間も付き合ってるんだろうな。俺たちも、お前も。

お前がいつまでも新卒と変わらない給料で、トップバリューの安くてデカウイスキーと、ガソリンみたいな味の缶ビール毎日1.5リットル飲みながら、lolでキレ散らかしてる間に、

俺たちも、お前の周りの人間も、少しずつ先に進んだんだよ。

てか金の使い方間違いすぎちゃいねえか。

別に、俺たちが遠くへ行ったわけじゃない。

デカい夢を叶えたわけでもないし、すごいスピードで成長したわけでもない。

ただ、年相応に一歩ずつ進んでるだけだ。

お前が8年前で止まってるだけで。

俺たちの関係も、安酒煽りながらlolやるのと同じで、惰性なのか。

お前、「金がない」の次に、最近

彼女うつ病になってしまって、早く帰らないといけない」

って言うようになったよな。

でも誰かがおごる時や、安い店の時は、割と遅くまで残るよな。

もし本当に彼女うつ病なら、それは本当に気の毒だと思う。

でも正直、お前も原因の一端を担ってるんじゃないのか。

告白彼女からだったよな。1個下の女の子から

年に1回の誕生日プレゼントもろくに用意できず、いい店にも連れて行ってないらしいな。

転職もしない。

昇給も狙わない。

スキルも磨かない。

有り金は全部しょーもない安酒に突っ込む。

そんな生活を3年も間近で見せられて、

彼女が病むのは、正直、無理もないと思ってしまう。

お前も原因の一つになってしまってるんじゃないのか。

何回も言うけど、俺たちもう28だぞ。

1個下の彼女も、貴重な20代半ばや後半を、そんな惰性で消費されたら、そりゃ壊れる。

別れを切り出されないだけ、まだありがたいと思えよ。

いや、もしかしたら、別れを切り出す気力すら残ってないのかもしれないけど。

そろそろ、しまむらで買ったみたいな色のパーカーだけ着るのやめたらどうだ。

1000円カット卒業したらどうだ。

ワックスでテカテカの髪型やめたらどうだ。

連中の1人が彼女の誕プレを相談したときに、

ポケモンセンターぬいぐるみでよくない?」

って真顔で言うの、もうやめたらどうだ。

支払いの時に初めて、「ちょっと奢ってくんねww」って冗談の振りして人の財布に手をかけるのやめたらどうだ。

PayPayで送る時に初めて、「500円だっけ?」ってふざけてみるのやめたらどうだ。

冗談の振りを装いながら、半ば本気なのが透けて見えてるし、全員気づいてんだよ。

プライドなさそうな振りして、きちんと頭を下げたくないっていうプライドだけはいっちょ前にあるのやめたらどうだ。

長い付き合いのやつに、真面目に頭を下げるのが恥ずかしいか?今のお前の方がよっぽど恥ずかしいよ。

頼むから、誰かの足を引っ張るのをやめてくれ。

服も、誕プレも、飯も。

お前と同じステージに俺たちを引きずり下ろして、

自分劣等感を埋めようとしないでくれ。

劣等感があるなら、せめて動いてくれ。

そこの自認はあるくせに、なんでお前は何年も何も変わらないんだ。

二次会サイゼに行きたがらないでくれ。

2026-01-13

部屋着をフリースから変えたい

冬の部屋着って何着てる?

自分フリース羽織ってるんだけど袖とかの体重がかかるところが潰れてすぐにみっともなくなるからフリース以外に変えたい

寒いときはジップを上げて首周りまで防寒したいのでパーカーは適さないし

かいものいか

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