21人目 : FW フェルナンド・トーレス (アトレティコ・マドリー→サガン鳥栖) ・・・ B+→ すったもんだの末、鳥栖入りが確定した。「破談になった。」と報じられていたので、誰しも「結局、鳥栖に来るのか!!!」と驚く移籍になった。大きな話題になるのは間違いないが、17位と降格圏に位置する鳥栖は危機的な状況である。今夏の移籍市場での補強の失敗は許されないことならびに高額な年俸を考えると「かなりリスキーな補強」であることは確か。クラブとして「勝負に出た。」と言える。
22人目 : MF 西谷優希 (エルンテブリュック→栃木SC) ・・・ ???→ 攻撃の中心であるMF西谷和の双子の兄。鹿島学園高のときは西谷ツインズとして有名だった。仙台大を経てドイツの4部などでプレーしていたという。主戦場はボランチ。ドリブラーである弟とは違ってボール奪取力など守備面が武器となるという。身長は165センチ。この点は弟と同じになる。海外の下部リーグでプレーしていた逆輸入選手のJリーグでの成功確率は決して高くないが果たしてどうなるか。
23人目 : DF 中谷進之介 (柏レイソル→名古屋グランパス) ・・・ S-→ 今シーズンは低調。柏でポジションを失っており、最下位と低迷する名古屋の救世主になれるのか?は微妙なところではあるが、「最も有望視されている日本人の若手のCBの1人」であることは間違いない。このクラスの日本人の若手の有望なCBを獲得できるチャンスというのは滅多にないことを考えると非常にいい補強が出来たと言える。風間サッカーに合ったCBだと思うので期待通りの活躍ができるか。
24人目 : MF ファブリシオ (ポルティモネンセSC→浦和レッズ) ・・・ B+→ 2016年の後半戦は鹿島でプレーしたが8試合で1ゴールに終わった。天皇杯制覇には貢献したが力を出し切れなかった。ただ、ポルトガルではMF中島翔とチームメイトになって28試合で15得点。結果を残している。元鹿島のFWカルロンの失敗もあって「ポルトガルリーグの成績は当てにならない。」と言われることが多いが果たしてどうなるか。W杯でFWナバウトが怪我を再発させたので期待度は高いが・・・。
25人目 : FW 豊田陽平 (蔚山現代→サガン鳥栖) ・・・ B+→ 1年間の期限付き移籍だったがチームの低迷もあって半年で呼び戻される形になった。Kリーグの蔚山現代では9試合で2ゴールという成績だった。フィッカデンティ監督のサッカーにいまいち馴染めていなかったので大きな戦力になる可能性はあまり高くないが元看板選手であり、鳥栖への愛着の強い選手である。ピッチ外でチームに貢献することができるはず。彼の復帰がマイナスに働くことは考えにくい。
26人目 : MF 工藤浩平 (松本山雅→ジェフ千葉) B-→ MFセルジーニョの復調やFW前田大やMF前田直の復帰によって今シーズンは出場機会が激減していたテクニシャンは2010年以来の古巣復帰を決断した。千葉もアタッカーの層は厚いがMF町田が怪我をして離脱中ということを考えると悪くない補強と言える。京都に移籍した時の経緯を考えると複雑な思いを抱いているサポーターもいるとは思うが市原ユースで育った選手である。多くのサポーターは歓迎するだろう。
27人目 : DF 田代真一 (V・ファーレン長崎→横浜FC) ・・・ B+→ J1に昇格した2018年はここまで出番がなかったが2017年は31試合に出場。J1昇格に貢献した。J2通算では110試合。フィード力の高い選手なのでコンディションに問題がなければ横浜FCで大きな戦力になる可能性が高い。横浜FMユース出身となるがもともとは横浜フリューゲルスジュニア。当時はまだ小学生だったが「Fの悲劇」の被害者の1人になる。Jリーガーの中では屈指のイケメンとして知られている。
28人目 : MF 泉澤仁 (ガンバ大阪→東京ヴェルディ) ・・・ A+→ G大阪では出場機会に恵まれず。J3のG大阪U-23でプレーする機会も多かった。クルピ監督はMF中村敬やMF食野など若手を優先して起用したこともあって居場所を見つけにくい状況だったが東京Vへの移籍は驚きだった。G大阪では良さを出し切れなかったがJリーガーの中では有数のドリブラーである。打開力のある選手は貴重なので東京Vは非常にいい補強が出来たと言える。クラブの本気度が伝わってくる。
29人目 : DF 吉本一謙 (FC東京→アビスパ福岡) ・・・ B+→ 1試合消化が少ない中で5位に付ける福岡は積極的な補強を行っているが、経験値を持ったDF吉本を獲得した。FC東京では控えに回るケースが多かったが185センチとサイズに恵まれている。高さのあるCBが不足していた福岡にとってはいい補強になる可能性が高い。逆にFC東京は、今夏、DF丸山とDF吉本が抜けた。DF森重とDFチャン・ヒョンスに次ぐCBが不足しており、CBの補強がありそうな状況である。
30人目 : MF ジュニーニョ (FC大阪→京都サンガ) ・・・ B- → JFLのFC大阪からの期限付き移籍で「個人昇格」となる。JFLでは79試合で14得点。ブラジル時代の動画を見ると加速力があって攻撃にスピード感を加えることが出来るアタッカーである。信頼を勝ち取って京都の攻撃の中心になる可能性もあるが、MF小屋松やMF岩崎などとプレーエリアが重なって埋没することも十分に考えられる。JFLからJ2への個人昇格はかなり珍しいので京都での活躍を期待したい。
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