■ 外国人枠の問題 まずは、この発言から。
「どうしてそういう枠(外国人枠)が必要なのか分からない。」
「格闘技などでは外国人同士の試合でも日本人は喜んで見ている。」
「外国人をもっと積極的に活用することで日本のサッカーのレベルアップが進むだろう」
この意見は、ピント外れだと思うが、その話に関連して、ボクが提案したいのは、”Jリーグに所属するアジア人は外国人枠の適応から除外にする”、というルール変更。
たとえば、マレーシア代表にAという名前のエースストライカーがいるとする。このA選手、国内ではもうやり残したことはないくらいの実績を挙げており、次のステップとして、自分の力を外国のリーグで試したいと考えていた。憧れは、プレミアリーグでプレーすることだが、世界最高峰のリーグではまだまだ力不足と感じていた。そんな、A選手の受け入れ場所としてJリーグを提供できたらいいなと思う。
■ アジア人選手の受け入れを・・・「東南アジアの選手がJで活躍できるのか疑問だ」という意見もあると思う。その意見も一理あるが、代表の試合を見ていると、どの国にも、半端じゃないくらいうまい飛びぬけた実力をもつ選手が、一人や二人は、いるものだ。彼らは、国民の期待を背負って、Jリーグでプレーする。日本のサポーターは、その選手のプレーを見て、その国を身近に感じることができる。Jで成功するにしろ、成功しないにしろ、大きな経験、新しい発見ができるのではないだろうか。
「アジア人を外国人枠から外したら、韓国人ばかりになるんじゃないの?」という考えもあると思うが、その意見には賛同しかねる。韓国人は、エリート教育のため、韓国サッカー界は一般人が思っている以上に層が薄い。代表で活躍できるの選手なら、問題なくJに順応できるだろうが、そこそこの選手を引っ張ってきたところで、活躍できる可能性は低い。
アジア各国の代表選手が集まって切磋琢磨するリーグ。いつの日か、Jがそんなリーグになればいいなと思う。
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