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http://blog.with2.net/vote/?m=v&id=113211■ 大宮のCBコンビCBで目立っているのは、大宮のDF菊地とDF高橋祥のコンビである。大宮は13試合で9失点だったが、中央の2人の安定感は際立っている。DF菊地は川崎Fから移籍してきて2年目で、川崎F時代から潜在能力の高さに注目が集まっていたが、大宮で完全に開花したと言える。身体能力の高さで勝負するタイプだったが、経験を積んで、CBとして成熟してきた。
一方のDF高橋祥はあっという間にチームにフィットした。東京Vでは守備の中心として活躍していたが、J1でプレーするのは初めてなので、「即戦力」になるかどうかは微妙と思われたが、開幕からCBのポジションを確保している。あっさりとチームに馴染んだ適応能力の高さが光っているが、攻撃的なセンスも有していて、総合力の高い期待の若手CBの1人である。
13試合で10失点とリーグ2位の失点数を誇る広島は、ザックジャパンに選ばれた経験のあるDF水本が高いパフォーマンスを見せている。千葉時代からマンマークに定評のある選手で、オシムジャパンや岡田ジャパンでもプレーしているが、今シーズンは、攻撃面でもチームに貢献していて、すでに2ゴールをマークしている。
2位で折り返した浦和では、柏から加入のDF那須の存在感が際立っている。当初はDF永田が3バックの中央に入っていたが、4節の新潟戦で負傷して、それからDF那須が3バックの中央で起用されるようになったが、すぐにフィットした。守備でも貢献しているが、何と言っても得点力の高さが光っていて、リーグ戦でも、ACLでも、大事なところでゴールを決めている。
DF槙野もノミネートに値するプレーを見せている。広島時代からそうだったが、ゲームが膠着したときに局面を打開するのは彼の仕事で、左サイドを駆け上がって来たときの迫力は尋常ではない。特異なシステムを採用しているチームでずっと活躍してきた選手なので、ここ最近、日本代表からは遠ざかっているが、Jリーグではトップレベルの活躍を続けている。
■ ベテランは健在3位と好調の横浜FMのDF中澤とDF栗原のコンビも見事なプレーを見せている。DF中澤に関しては2011年あたりはスピードで振り切られるシーンが多かったので、「衰えてきたか?」と思われたが、2012年と2013年は大幅な落ち込みはなくて、一定の水準を維持している。今でもJ1の中では有数のCBと言える。
その他の選手では、鹿島のDF青木剛、C大阪のDF茂庭とDF藤本、FC東京のDF森重、仙台のDF鎌田、新潟のDF金根煥なども上位レベルのプレーを続けているが、ここでピックアップしたいのは、甲府のDF土屋である。リーグ戦は3連敗でフィニッシュして13位で中断期間を迎えることになったが、残留圏内で前半戦を終えることになった立役者の1人と言える。
2012年は怪我もあって「パフォーマンスが落ちたのでは?」という声も聞こえてくるようになっていた。そのため、J1昇格を果たした甲府が38歳のDF土屋を獲得したことに対しては、否定的な意見がほとんどだったが、そういった否定的な意見が間違いだったことを東京V時代の2008年以来となるJ1のピッチ上で証明している。
何と言っても、チーム初勝利につながった5節の大分戦の後半38分の決勝のヘディングシュートのインパクトが強烈であるが、「J2でプレーしていて、40歳近くになった選手をJ1のクラブが引き抜いて、レギュラーとして活躍する。」というパターンは、過去、ほとんどなかったので、DF土屋の獲得を決めた甲府のフロントの眼力も高く評価されるべきである。
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