V・ファーレン長崎→ 長崎は激動のオフになった。12月4日(月)というかなり早い段階でファビオ・カリーレ監督との契約更新を発表したが袖にされてしまった。長崎側はルール違反を犯したサントスFCに対して「断じて受け入れられるものではありません。」と抗議している。まだ決着はついていないが(必ずしも)優秀な監督とは言えなかった)カリーレ監督が退任して実績のある下平氏が監督に就任したことは大きなプラスとなった。
開幕戦はアウェイで藤枝MYFCとドロー、2節はホームで仙台に1対2で敗れたが3節の清水戦(H)で初勝利を飾るとここから負けなしが続いている。18節を終えた時点で11勝1敗6分け。クラブ記録を更新する16試合負けなしと破竹の快進撃を続けている。一時は首位を独走しかけた清水との差はわずか「1」のみ。自動昇格どころか、J2優勝も狙えるポジションにいる。「2度目のJ1昇格」のチャンスを迎えている。
18試合で34得点/15失点となる。総得点は「37」の千葉に次いでJ2で2位、得失点差「+19」はJ2最多となる。3節の清水戦(H)は4対1で大勝しており、10節の徳島戦(H)は6対1で大勝した。この2試合で数字を大きく稼いだところはあるが得失点差「+19」というのは大きなアドバンテージになる。首位を走る清水は「+14」なので長崎の方がかなり上の数字になる。今シーズンの長崎の爆発力はJ2屈指と言える。