■ 第2グループに組み込まれるのは「6強(横浜FM・川崎F・広島・C大阪・FC東京・鹿島)」に続く第2グループに組み込まれるのは浦和・名古屋・柏・鳥栖・G大阪・札幌・神戸あたりになる。例年であれば「残留争いに巻き込まれる可能性」もあるが今年は降格枠が「1」のみ。J2に落ちるのは1つだけなのでこのあたりのクラブでも「降格ゾーン」を気にする必要はあまりない。リスクを冒しやすい状況になっており、上位争いに参加したいシーズンになる。
浦和は評価の難しいオフになった。ロドリゲス監督が退任してスコルツァ監督を招聘したが、スコルツァ監督に限らず、外国人監督は始まってみないと分からない部分は多い。大半の外国人の新監督に対する開幕前の評価は非常に高くて期待を集めるが開幕して結果や内容がついてこないと日本人の監督以上に批判を浴びることになる。2022年の鹿島のレネ・ヴァイラー監督も前評判は高かったが途中退任となった。
ロドリゲス監督のときは丁寧にパスをつなぐサッカーに取り組んだがスコルツァ監督になって世界のサッカーのトレンドである「縦に速いサッカー」になる可能性は高い。FWユンカー(→名古屋)をレンタルで放出したものの、FWギアクマキス(セルティック→アトランタ)の獲得には成功せず。DFホイブラーテン(FKボーデ)を獲得したがDF岩波の海外移籍は成立せず。監督交代を含めて想定外の出来事は多かった。