※ 2022年10月1日(金)の時点。
アビスパ福岡→ J1は30節が終了した。残りは4節となったが昇格2年目の福岡は7勝13敗10分けで勝ち点「31」。14位と残留圏内に位置する。17位のG大阪との差は「2」のみ。熾烈な残留争いの真っ只中にいる。30試合でわずか24得点のみ。総得点は23得点の湘南に次いでJ1で2番目に少ない数字となる。30試合で34失点なので守備陣は奮闘しているが極度の得点力不足に苦しんでいる。J2降格の危機を迎えている。
誤算はFWルキアンになる。磐田時代の2021年にJ2で得点王に輝いたFWルキアンを引き抜いたのはビッグニュースだったが30試合で3ゴール3アシストのみ。期待を大きく裏切っている。FWフアンマ・デルガドも27試合で1ゴール3アシストのみ。夏に復帰したFWジョン・マリはカップ戦で存在感を発揮したがリーグ戦は7試合で無得点。スタメンは1回のみとなる。助っ人3人のゴール数を合わせても4ゴールのみとなる。
ピッチ外でもネガティブなニュースの多いシーズンになっている。DF柳は「飲酒運転騒動」を起こして契約解除となった。鳥栖との九州ダービーでの一部のサポーターの暴走も話題になった。ピッチ内の出来事で最も話題になったのは28節の名古屋戦(H)のマナー違反になる。相手チームに返したボールをFWルキアンがかっさらってMFジョルディ・クルークスがゴールを奪ったがこのプレーは大きな批判を浴びた。