■ 好調なのは2位の柏ならびに3位のC大阪J1は24節が終了した。残りは10試合となったが首位の横浜FMと2位の柏の差は「6」、首位の横浜FMと3位のC大阪との差は「7」と少し縮まった。一時は3強(横浜FM・鹿島・川崎F)の優勝争いだったが鹿島と川崎Fが失速中。代わって好調のC大阪と柏がACL圏内に浮上した。柏は4連勝中、C大阪は3連勝中。どちらも夏場に快進撃を見せている。独走態勢に入った横浜FMも少しプレッシャーのかかる状況になった。
3位のC大阪はリーグ戦だけでなくカップ戦も好調。ルヴァン杯はベスト4進出を決めて天皇杯もベスト8に進出した。ルヴァン杯は浦和、天皇杯は広島と対戦することになったが横浜FMならびに川崎Fはすでにカップ戦は敗退済み。クラブ史上3度目となるタイトル獲得のチャンスを迎えている。リーグ戦も3位と好位置につけているので可能性は決して高くないが「3冠」の可能性もゼロではないほどの好調ぶりである。
とにかく目立つのは選手層の厚さになる。MF乾が電撃退団してMF清武も離脱中。8月中の復帰は難しそう。MF原川もここに来て持病である腰痛に加えて試合中の怪我で再三の離脱を余儀なくされている。DF丸橋も長期離脱中なので経験のある選手がたくさん抜けているが特に攻撃陣は元気いっぱい。フォワードのレギュラーは全く決まっていないが誰が出てもゴールやアシストでチームに貢献している。