71人目 : FW エレケ (ゲンチレルビルリイSK→鹿島アントラーズ) ・・・ B+
→ FW上田が移籍をした鹿島が今夏にストライカーを獲得するのは確実だったが190センチ/88キロとサイズに恵まれたナイジェリア人ストライカーを獲得した。鹿島は「外国人選手はブラジル人のみ」という時期が長かったが2009年にMFパク・チュホを獲得。彼が「ブラジル人以外で初めての外国人選手」だった。今回はナイジェリア人なので驚きと言える。動画を見る限りではパワフルで身体能力は高い。「FW上田の代わり」というのはハードルが高いがポテンシャルはかなりのレベルである。大化けしたら面白い選手。
72人目 : MF 平塚悠知 (水戸ホーリーホック→アビスパ福岡) ・・・ B-
→ 札幌大出身で大卒4年目。ずっと水戸でプレーしてきたがこのタイミングでの個人昇格は驚きと言える。水戸はストライカーのFW木下など夏の移籍市場でJ1のクラブに引き抜かれてもおかしくない選手をたくさん抱えているがMF平塚というのは予想できなかった。福岡の長谷部監督は2018年と2019年に水戸を指揮しているのでプロ1年目の時の監督が長谷部監督になる。この年は7試合のみなので出場機会は少なかったが評価はされていた模様。左利きでゲームを作ることが出来る。福岡にはいないタイプと言える。
73人目 : MF 清田奈央弥 (ジュビロ磐田→鹿児島ユナイテッド) ・・・ C+
→ 磐田U-18で高卒3年目。プロ1年目の2020年はJ2で3試合に出場したが2021年と2022年はJ1で出場機会無し。今シーズンはルヴァン杯でプレー機会を得た。福島を率いるのは元・日本代表の服部監督なので良く知っている監督に請われての期限付き移籍となる。左利きで繊細なプレーができる。ボランチと2列目だけでなくウイングバックでもプレーできるので「福島でどの位置で試されるのか?」は注目点に挙げられる。高卒3年目なので福島で力を証明できなかった場合は片道切符になる可能性も否定はできない。
74人目 : FW 川本梨誉 (ファジアーノ岡山→ザスパクサツ群馬) ・・・ B+
→ 岡山から清水に期限付き移籍して20試合で2ゴールを挙げていた。スタメンは8回、途中出場が12回。貴重な戦力になっていたがここ最近はベンチ外が増えていた。夏の移籍市場でFW永井龍とMF仙波を獲得してFW齊藤和も復帰。出番減は予想されていたがこのタイミングでの再レンタルは驚きと言える。極度の得点力不足に苦しんでいる群馬なので救世主になることが期待される。攻撃の駒が必要な群馬なので彼にかかる期待は大きい。フォワードあるいはサイドハーフで起用されるだろう。身体的な能力は非常に高い。
75人目 : MF 川谷凪 (清水エスパルス→いわきFC) ・・・ B-
→ 静岡学園高で躍動したサイドアタッカー。高卒1年目となるがリーグ戦でベンチ入りの機会はゼロ、ルヴァン杯のGLの徳島戦(A)で出場機会を得たが1試合のみ。プレー時間は10分のみだった。ほとんど出番は無かったがさらに夏の移籍市場でMF乾とMFヤーゴ・ピカチュウの加入が決まった。このタイミングでの期限付き移籍は賢明な選択と言える。スピードを生かしたサイドからの仕掛けが大きな武器となる。いわきFCの右サイドハーフは7ゴールを挙げているMF岩渕弘が1番手。まずは途中出場でアピールしたい。
76人目 : FW キム・ゴンヒ (水原三星→コンサドーレ札幌) ・・・ C+
→ 今年の1月に韓国代表デビューを飾った186センチの大型プレーヤー。残留争いに巻き込まれている札幌の救世主になることが期待されるが動画を見る限りではミドルシュートが強烈。CF系の選手というよりはアタッカー系の選手と言える。CFよりもシャドーの方が良さを出せる選手と言える。「左利き」と紹介しているメディアもあったがPKは右足で蹴っている。「左足も遜色なく使える両利きの選手」と考えられる。1トップをこなせるようだと出番は増えると思うがシャドーが主戦場になるようだとチャンスは限られる。
77人目 : MF イゴール (梅州客家足球倶楽部→ヴァンフォーレ甲府) ・・・ B+
→ 父親は草創期のJリーグを代表するスター選手のFWアルシンド。2011年に父親が活躍した鹿島に加入。「親子Jリーガー」として話題になったがJ1では2試合の出場のみだった。1993年1月8日生まれなので当時は18歳だった。あれから10年以上が経過したが、その間、香港や中国でもプレーした。動画を見る限りではスピードがあって技術も高いアタッカー系の選手になる。ちなみに本名は「イゴール・トーレス・サルトーリ」。父親の本名は「アルシンド・サルトーリ」。ファミリーネームは「サルトーリ」になる。
78人目 : DF 輪笠祐士 (ブラウブリッツ秋田→ファジアーノ岡山) ・・・ A-
→ 岡山は初昇格を目指しているがここまでほとんどの試合でスタメンフル出場を果たしている秋田の主力の引き抜きに成功した。左SBとボランチの両方を高いレベルでこなすマルチロール。右SBでもプレーできるので「どの位置で起用されるのか?」は大きな注目点になる。基本的な技術が高くて運動量も豊富。クレバーな選手である。「夏の移籍市場で同じJ2のクラブから主力を引き抜く」というのは決して多くない。サプライズ移籍と言える。降格危機の秋田は昨夏のDF鈴木準に続いて夏に主力が流出した。
79人目 : MF 安永玲央 (横浜FC→水戸ホーリーホック) ・・・ B+
→ 父親はサッカー解説者として活躍する安永聡太郎さん。5人兄弟で「姉・本人・妹・妹・妹」という構成になる。今シーズンは横浜FCで10番を託されるなど期待を集めたが13試合のみ。383分のプレー時間にとどまっている。水戸へは期限付き移籍になるが水戸は主力のボランチのMF平塚(→福岡)を引き抜かれたのでチャンスはあると考えられる。MF前田椋、MF新里涼、MF土肥航などとの競争になる。攻守両面でチームに貢献できるスケール感のあるボランチなので水戸で経験を積んで成長することが期待される。
80人目 : FW 鵜木郁哉 (柏レイソル→水戸ホーリーホック) ・・・ C+
→ 柏U-18出身で高卒3年目。同期のFW細谷が大ブレイクするなど若手の台頭が著しい柏の中で出番に恵まれず。J1では4試合の出場のみとなる。2020年も4試合、2021年は2試合のみ。出番は限られた。167センチなのでサイズに恵まれていないがドリブルやスピードが武器となる。水戸で試合経験を積みたいが水戸の攻撃陣は層が厚い。特にアタッカー系の選手はMF椿、MF曽根田、MF土肥航、MF杉浦文などたくさんいる。多くの出番を得るのはなかなか難しいと考えられる。アピールできないと片道切符になる可能性も。
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