■ 試合を優位に進めて3対1で勝利代表の活動が終了してJ1は再開されたが16節を終えた時点で3勝7敗6分けで勝ち点「15」。15位と残留圏ギリギリだったジュビロ磐田はホームでサガン鳥栖と対戦したが前半だけで3ゴールを奪うなど試合を優位に進めて3対1で勝利した。G大阪を抜いて14位に浮上したがFWファビアン・ゴンザレスが2ゴール、MF鹿沼が3点目を挙げた。後半8分にFW宮代にゴールを許したが相手のシュートは5本のみに抑えた。
大きかったのは前半8分のFWファビアン・ゴンザレスの先制ゴールだった。鳥栖のCKからカウンター。最後はFWファビアン・ゴンザレスがスピードで相手をぶっちぎって押し込んだ。この得点シーンに至る過程はかなりレアな形だったので大きな話題になっている。ゴールが決まった直後に鳥栖の選手は猛抗議したがゴールの後のVTRチェックの時間もすぐに終了。審判団にとって迷う要素はほぼなかったと言える。
鳥栖が左CKを獲得したがレフティのMF堀米勇がキッカーの担当だったと思われる。ただ、近くにいたMF岩崎がセットしてあるボールに触っていることが確認できる。「味方が触っているのでCKのキッカー(と思われていた選手)はドリブルで持ち運ぶことが可能。そのままドリブルを開始する。」というのはCKのトリックプレーの代表例に挙げられるが2人の近くにいた磐田のMF上原力が見抜いてカウンターが始まった。