■ 佐々木朗希投手ならびに阪神タイガース開幕してからのプロ野球界は千葉ロッテの佐々木朗希投手ならびに阪神タイガースの話題で持ち切りと言える。開幕前は新庄ビッグボスが率いる北海道日本ハムファイターズが話題の中心だったが開幕してからは佐々木朗希投手ならびに阪神タイガースの陰に隠れる形になっている。特に佐々木朗希投手は先日の試合で完全試合を達成。1994年5月18日に記録された槙原寛己(巨人)以来28年ぶりの快挙だった。
翌週の試合でも8回までパーフェクトだった。「2試合連続の完全試合」という前人未到の大記録に期待がかかったが球数の問題もあって8回で降板。大記録は逃した。8回降板の次の登板は4月24日(日)のオリックスバファローズ戦だったが2回裏の投球中にストライク/ボールの判定を巡って不満そうな態度を見せたことがきっかけで白井一行球審がマウンドへ歩み寄る場面があった。これが大きな話題になっている。
ボールと判定した投球は素晴らしいボールではあったが「若干、低かった。」とも言える。また、1塁走者が盗塁を試みたのでキャッチャーが2塁に送球するために立ち上がりながら捕球をしたことや0ボール2ストライクというカウントもロッテ側には不利に働いたと思われる。0-2とそれ以外のカウントでストライクゾーン自体が変わるわけではないが「0-2のときはゾーンが狭くなりがち」というのは野球あるあるである。