■ この試合は井上知大主審が担当だったが・・・。4月2日(土)に札幌ドームで行われたコンサドーレ札幌 vs 浦和レッズは熱戦になったが1対1のドロー。ともに勝ち点「1」を獲得した。開幕から5試合連続ドローの札幌は今シーズン初勝利を目指したが1対1の同点に追いついた後にMF荒野がラフプレーで退場。10人になったのは痛すぎた。アディショナルタイムを含めると25分ほどは10人での戦いを余儀なくされたが何とか守り切ってひとまず無敗はキープした。
井上主審が担当だったが荒れた。札幌は元・浦和のペトロヴィッチ監督がチームを指揮しており、FW興梠やMF小野伸やMF駒井など浦和で活躍した選手が何人か在籍している。「ミシャがいるので・・・。」、「FW興梠がいるので・・・。」、「伸二がいるので・・・。」、「MF駒井がいるので・・・。」など札幌に親近感を抱いていた浦和のサポーターは多かったと思うが両チームの関係性は変わるだろう。
この日は主審にとって判断が難しい場面がいくつかあった。実際にビデオで確認するためにプレーが止まるシーンは何度かあった。どちらかというと札幌側に不利なジャッジが多かったので札幌の選手やサポーターにとってフラストレーションの溜まる展開だったが後半の終了間際にMF金子拓が足を攣って動けなくなった後、札幌のGK菅野がわざとボールを外に蹴り出したが再開後に浦和はそのまま攻撃を仕掛けた。
「なぜ、ボールを返さないのか?」と札幌のペトロヴィッチ監督などは猛抗議をした。スローインで再開された後、札幌の選手がファールをしたので浦和側のFKから次のプレーが始まるはずだったが猛抗議が理由なのか、浦和側はFKから攻撃することはせず。結果的には相手方にボールを返す選択をした。キャプテンのGK西川などが味方に対して「(ボールを)返せ。」と指示をしている様子はDAZNでも配信された。