■ J2はいよいよ残り1節J2は残り1節となった。昇格争いも大混戦になっているが残留争いに注目すると19位の町田、20位の鹿児島、21位の栃木SCの3チームの争いになっている。すでにFC岐阜の22位は確定した。FC岐阜の自動降格は決定しているが、「21位になるのはどこなのか?」が興味の対象になる。町田と鹿児島は勝ち点「40」、栃木SCは勝ち点「37」。栃木SCは勝つしか立場になるがここ3試合は2勝1分け。結果が出ている。
3チームはいずれもアウェイ戦になる。町田はアウェイで山形、鹿児島はアウェイで福岡、栃木SCはアウェイで千葉と対戦する。町田はプレーオフ争いに参加している山形とのアウェイ戦になるので3チームの中では最もキツイ。一方、フクダ電子アリーナでの千葉と栃木SCの通算成績は2勝1敗4分け。千葉が勝ち越している。栃木SCがフクダ電子アリーナで勝利したのは2014年の開幕戦のみ。相性はあまり良くない。
「栃木SCが引き分け以下に終わって21位が確定する。」という可能性が最も高いと思うが栃木SCが勝利して町田もしくは鹿児島が敗れた場合は栃木SCが逆転残留になる。得失点差では栃木SCが有利である。町田と鹿児島は引き分けでも自動残留となるがプレッシャーのかかる状況になっている。「引き分けを狙ってしっかりと勝ち点「1」を獲得できるチーム」には日本には少ない。簡単なミッションではない。
サイバーエージェントが経営権を獲得してから町田は注目度が高まっているが現状では2021年から「FC町田トウキョウ」というチーム名に変更になる予定である。「FC町田ゼルビア」という名前で戦えるのは2020年が最後になると思われるが「ラストイヤーをJ3で迎える。」というのは絶対に避けないといけない。山形はすでに4位以下が確定しているがプレーオフ出場は未確定。4位キープが山形の目標になる。