1人目 : GK 若原智哉 (京都サンガ)→ U-20W杯を戦っている影山JAPANの守護神として本大会で目立った活躍を見せており、その評価は急上昇している。昨シーズンは高卒1年目ながらJ2で12試合に出場したが今シーズンは出場機会なし。GK清水圭とGK加藤がいるので「3rdキーパー」にとどまっている。試合経験を積みたい年齢であることを考えると今夏に他クラブに修行に出ることは考えられる。東京五輪を目指すのであればなおさらである。
2人目 : GK 丹野研太 (セレッソ大阪)→ GK圍が復帰して来たので今シーズンは「3rdキーパー」という立ち位置になっている。出場機会に恵まれていないが経験値を持った優秀なバックアッパーである。チーム最年長になったので重要な選手の1人になるが32才とキーパーとしては一番いい時期にプレーできないのは勿体ない。C大阪はGKキム・ジンヒョン以外にもたくさん優秀なキーパーを抱えていることを考えると夏の移籍もあり得なくもない。
3人目 : GK 小島亨介 (大分トリニータ)→ コパ・アメリカの日本代表に選出されたが所属の大分では出場機会に恵まれていない。GK高木駿が目覚ましい活躍を見せており、GKポープ・ウィリアムが2ndキーパーとしてベンチに入っている。東京五輪代表チームの正キーパー候補の1番手になるが「試合経験を積めない。」というのはかなりのハンディになる。このままだと「本大会での落選」も十分にあり得る状況なので今夏の動向が注目される。
4人目 : GK 長谷川徹 (徳島ヴォルティス)→ 徳島がJ1に所属した2014年は正キーパーとして活躍。その後も2015年・2016年・2017年は正キーパーとして目覚ましい活躍を見せたが2018年は出場機会を得られず。今シーズンもまだ出場機会を得られていない。新加入のGK永井堅と2ndキーパーの座を巡って熾烈な競争を行っている最中になるが実力と経験値を持ったキーパーであることは明らかである。まだ30才なので老け込むような年齢ではない。
5人目 : GK 波多野豪 (FC東京)→ 東京五輪の出場を目指す198センチの大型キーパーはJ3のFC東京U-23で経験を積んでいるがGK林彰洋ならびにGK児玉がいるのでなかなかトップチームの活動には絡めない。FC東京U-23があるので試合勘の問題は生じないがGK大迫(広島)の台頭もあって五輪代表の中での立ち位置はかなり微妙である。アピールが必要な立場であることを考えると、今夏、J2のクラブに修行に出る可能性が無いとは言えない。
6人目 : GK 清水慶記 (大宮アルディージャ)→ 群馬ならびに秋田で試合経験を積んで4年ぶりに大宮に復帰してきたがGK笠原ならびにGK塩田がいるのでなかなか試合に絡めていない。シュートストップに定評のある爆発力のあるキーパーなので「興味を示すJ2もしくはJ3のクラブ」が出てきても何ら不思議はない状況になっている。2018年はJ3の秋田でプレーして18試合に出場。J3の事情も良く知っているので「J3のクラブにとっては狙い目」と言える。
7人目 : GK 牲川歩見 (アスルクラロ沼津)→ 昨今のJリーグはJ2からJ1に個人昇格を果たした選手の活躍が目立っているが、J3からJ2のクラブに個人昇格を果たした選手の頑張りも同じように目立っている。今夏も何人かの選手はJ3での活躍が評価されてJ2のクラブにステップアップすると思うがJ3のキーパーの中で「最もその可能性が高い選手」は195センチのGK牲川だろう。圧倒的な高さを持っており、25才という若さも大きな魅力と言える。
8人目 : GK 茂木秀 (セレッソ大阪)→ U-20W杯のメンバーに選出されている超・大型キーパー。本大会ではGK若原(京都)が起用されているのでサブに甘んじているが高いポテンシャルを持った期待のキーパーである。195センチというサイズは日本人には少ない。長い手足を生かしたダイナミックなプレーが一番の魅力となる。C大阪U-23の守護神として絶大な存在感を発揮しているが高いレベルを経験させる目的で修行に出すこともあり得る。
9人目 : GK ユ・ヒョン (栃木SC)→ 元韓国代表で34才のベテラン。期待値はそこまで高くなかったが開幕から安定したプレーを見せて栃木SCの要になっている。15試合で18失点に済んでいるのはGKユ・ヒョンの活躍によるところが大きい。GK川田がサブキーパーになるがその差は大きいことを考えると「栃木SCの弱体化」を狙って残留争いに巻き込まれている資金力のあるJ2のクラブが獲得に乗り出す可能性はゼロではないだろう。
10人目 : GK 谷晃生 (ガンバ大阪)→ 怪我の影響もあってU-20W杯のメンバー入りを逃したが昨秋に行われたU-19アジア選手権のときはGK大迫(広島)ならびにGK若原(京都)を抑えて正キーパーとして活躍。出場権獲得に大きく貢献した。「次代のG大阪の正キーパー候補」と言われているが高いレベルでの試合経験を積みたい。「東京世代のキーパーの中では屈指の有望株」と言えるのでここから順調に成長してほしい選手の1人である。
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