10位 : DF 松田直樹 (横浜Fマリノスなど)→ 同じ早生まれだった同級生のMF中田英とともに世界の扉をこじ開けてきたCB。1996年のアトランタ五輪のときはMF中田英とともに飛び級でメンバー入りを果たすとブラジルを撃破する原動力になった。「サイズがあって身体能力が高くて攻撃センスもあるCB」として大きな期待を受けてきたが精神的に不安定なところが大成を阻んだ時期もあった。CBとしてのポテンシャルは日本サッカー史上屈指と言えた。
09位 : DF 山口智 (ガンバ大阪など)→ 長きに渡ってG大阪の最終ラインの要になったクレバーなCB。2006年~2008年まで3年連続でJリーグのベストイレブンに選ばれているがDF中澤佑やDF闘莉王の全盛期と重なったこともあってキャップ数は「2」のみ。J1での通算試合数はCBとしては歴代2位となる448試合。ジェフ市原時代の1996年にJリーグデビューを果たしたが当時は高校2年生。史上初の高校生Jリーガーとして大きな話題になった。
08位 : DF 森岡隆三 (清水エスパルスなど)→ トルシエJAPANのときに守備の要になったクレバーなCB。鹿島でプロキャリアをスタートさせたが才能が開花したのは清水時代の話になる。1999年にはJリーグのベストイレブンに選ばれており、2000年のシドニー五輪のときはオーバーエイジで参加。ベスト8入りに大きく貢献した。どんな場面でも冷静にプレーすることができる選手だった。清水時代の背番号は「11」。CBの選手としては非常に珍しかった。