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はてなキーワード: 国債とは

2025-11-05

日本社会保障は既に実質的破綻してるって話

元増田へのコメントで、いつ破綻するのか明確にしろというのがいくつか付いていたので、見方によっては既に破綻しているよって話をしたいと思う。

社会保障破綻と聞いて普通想像するのは、例えば年金給付が停止するとか病院での治療が自費でしか受けられないとかそういった事態だと思う。

しかし現状の延長線では多分そういった事態になることはあまり考えられない。だって日本通貨の発行券を持っているし、国債の発行や増税と行ったありとあらゆる方法を総動員すれば社会保障制度のもの破綻は遠く未来に先送りできるから

なんだよ、じゃあ破綻しないんじゃん、釣りタイトルじゃんって思ったんじゃないかと思う。しかしそれでもなお、日本社会保障制度実質的破綻している。なぜなら現状の社会保障制度は、本来手をつけてはいけない未来への投資を食いつぶして延命するフェーズに入っているからだ。

例えば投資分野の最前線である文教科学予算関連の予算1993年予算割合10%を割って今は半分以下の4.7%なんだよね。国立大学はどこもインフレについていけずヒーヒー言ってるし、科博が電気代を払えなくてクラファンをしたのも記憶に新しい。

公共事業も、エネルギー関連費用も、成長産業投資するための種籾を全部老人に食わせて制度延命して、未来若者にツケを回しているのが日本って国なんだよね。これは厚労省自身が言っているので時間があるなら調べて欲しい。

ここでの未来へのツケ、負債ってのは何も国債の額とかいうだけの話ではなくて、投資に回さずに将来実るであろう種籾を食べてしまったということを含めてのツケだよ。国際社会インフレすればするほど、投資を怠って種籾を食べてしまたことが、更なる人口減少やイノベーションの欠如といった形で将来世代複利のしかかるんだよ。

https://anond.hatelabo.jp/20251104171415

anond:20251104171415

日本社会保障制度人口が増加し続けることが前提のネズミ講的なシステムで、このままだと現役世代負担可能な上限を超えて破綻するっていうのは日本国民なら全員知ってるはずのお話ですよね。

からこの国を維持するために、老人と心中しないためには社会保障制度改革する以外に道はないわけじゃん。

金のことを言ってるのなら日本通貨発行権を持つ自国通貨建て国債資金調達可能な国であることを無視した妄想しかない。

国債調達して支出した場合、最終的に預金通貨が増えて日銀当預の額も元に戻る上に国債自体金利調整して買わせたらいいだけなので調達出来なくなることもない。

というか直接引受禁止かい無駄ルールも60年償還ルールかいゴミと合わせてさっさと廃止したらいい。

2025-11-04

MMTは白黒思考では理解できない

MMTはいつまで誤解されるのだろうか?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/econ101.jp/japan-errant-fiscal-rule-is-sure-to-backfire/

id:Gka理解できてそう


まず、大前提として、日本積極財政と言われているものMMTは全く違います

予算制約がないとか債務比率に縛られないとか聞くと同じだと勘違いするかと思いますが、MMTは必ずしも財政を拡大しろなんて話をしていないんです

そうではない、そういう財政数字が大きいか小さいかなんて話は何の意味もないって言ってるんですよ

そうではなく、財政を何に使うのかが重要って話をしている

政府経済に対してネットでどれだけの支出を行うべきかを理解するには、まず「財政政策の目的は何か」を問わなければならない

次に、MMTによる主流派経済批判とは何か?

それは数字しか物事を見ていないという事

GDPの成長に拘ったり、債務比率を気にしたり、これらはどちらもMMT批判対象なわけ

まり日本で言われている積極財政というのはGDP成長という景気を良くすることを目的にしているかMMTが主流派の考えだと批判しているもの、そのものなんですよ

日本積極財政と言っている人たちは自分達を主流派とは違う異端経済学だと言っているわけですが、MMTからするとお前らの考え方はド主流だと言うわけです

経済成長を通じて「所得を増やし」、それによって税収を生み出し、「経済回復」を達成するという構図である点に留意すべきである

まり、その発想は、GDP成長マインド(mindset)に基づいている

その答えは、「特定公的債務比率財政赤字額を達成すること」ではない。

それは主流派経済学者が掲げる目的であり、機能的な視点からはまったく意味をなさな

MMTは確かに財政予算制約はないと言っているんだけど、その考えによって導かれるものは全く違う

予算制約がないのに、何で人々の生活を良くするために景気を良くするなんていう迂遠な事をしているんだ?

直接、人々の生活を良くする事に財政を使えば良いだろうって言ってる。それはつまりは人の雇用であったり、福祉であったり、環境問題であったりするわけ

財政政策の機能的な目的とは、国民福祉を拡大することである

それには、労働の不完全雇用を低水準に保つことや環境の持続可能性を確保することも含まれる。

何故、そうなるかと言うと、財政には予算制約はないが実物的な資源という制約はあるから

代わりに、日本が直面している実物上の課題を明確にし、実物資源制約の範囲内で、資金を配分すべきである

それはつまり労働力という人的資源や、この地球から得られる資源の事

から、その事に財政を使って持続可能社会を作れと言っている

住宅の改修による省エネルギー化、包装におけるプラスチックの過剰使用の削減、調理暖房におけるガス依存の解消、地方インフラへの投資による人口分散の促進

要はこれ、資本主義に対する批判なんですよ

GDP成長という競争をして、人々を疲弊させ、失業させ、地球環境破壊し、再生不可能状態にしてることがおかしいだろっていう資本主義自然ものとしている主流派経済学に対するアンチテーゼなんですよ


追記

何で誤解が生まれるかって、対話する相手が主流な世界観での疑問しか持たないから何だよね

予算制約がないと言うと、じゃあいくらま大丈夫なのか?とか、問題が起きるはずだとかそういう数字の話になる

すると、つまり、こいつらは財政を今より増やせば良いという主張なんだという解釈をされる

翻訳の後半の数字出して、高市の言ってる事って矛盾してるよって言うと、つまり高市よりさら財政を増やせと言ってるんだなと解釈されるってな具合に


MMT国債の利子によって格差拡大されていて、それは問題から国債廃止すべきという立場

国債刷るのが望ましいなんて話ではなく、あくまで主流派の言ってるような問題なんかは起きないって言ってるに過ぎないんだよね

2025-11-03

anond:20251103133302

その説明だと別の馬鹿税金じゃなくて国債にしたら損しないと思ってしまうやで

難しく考え過ぎw anond:20251102162416

3大「間違ったら経済オンチ認定、一発退場問題」はコレ



あとひとつは?

2025-11-02

誰がやったか、何をやったか 

”去年の岸田政権の定額減税は国債発行(6兆6千億円)したときは、事前になーんにも問題視しなかったのだが、ザイム省様がお怒りになる政策枠組みだとマスコミは事前に大騒ぎ(笑。 午後8:54 · 2025年10月31日·1.3万 件の表示”

 財務省ものともせず、マスコミに有無を言わせず減税を断行した岸田首相を高く評価してるな…

 財務省の言うなりに消費税を2度も増税した安倍首相のことはさぞ軽蔑してるんだろうな…

2025-10-31

経済集団妄想で成り立っている

集団妄想インフレ率を超える賃上げ!」→ 正しい思考物価転嫁スパイラルハイパーインフレ日本終了」

集団妄想物価対策積極財政!」→ 正しい思考貨幣価値低下によるハイパーインフレ日本終了」

集団妄想 「減税しても財源は問題ない!」 → 正しい思考財政規律崩壊によるハイパーインフレ日本終了」

集団妄想日本財政自国通貨建て国債であるため破綻しない!」→ 正しい思考貨幣価値低下によるハイパーインフレ日本終了」

集団妄想円安企業の輸出競争力を高めるため、日本経済にとっては最終的にプラスに働く!」→ 正しい思考「輸入物価高騰によるハイパーインフレ日本終了」

集団妄想日本は高度な技術力を持つため、供給力高まる!」→ 正しい思考価格上昇のための供給制限ハイパーインフレ日本終了」

集団妄想日銀国債制限買い入れは、デフレ脱却必須である!」→ 正しい思考財政ファイナンスの常態化と信認喪失ハイパーインフレ日本終了」

集団妄想金融引き締めは時期尚早であり、緩和を継続すべきだ!」→ 正しい思考金融政策の遅れによるインフレ制御不能ハイパーインフレ日本終了」

2025-10-29

anond:20251029114056

オルカン馬鹿とか言ってるけど、少なくとも国債発行じゃぶじゃぶで円高になる見込みなんてまずないので、安心してオルカン買ってくださいね

anond:20251029092017

ちがうぞ。論理の飛躍現実市場混同してやがる。

冷徹に言わせてもらえば、その反論は「国債の信用不安」という古いフレーム固執している。

今の市場円安引き起こしている本質は、もっと通貨価値」に直結した問題だ。

まず 「国内だけで回ってるなら関係ない」が間違い。

国内だけで回ってるなら株買おうが売ろうが関係ない」? 笑わせるな。

投資家は常に「円建て資産全体のリスク」を見ている。株に資金流れるのは、円という通貨のものインフレ価値を失うことへの防衛策(インフレヘッジ)だ。

現象としては、円の価値が下がる(円安インフレ)ということ。

投資家の行動は、、 円建ての安全資産(低金利の円預金日本国債)を捨て、円建ての変動資産日本株)や外貨建て資産へ逃避する。

結果的に、国内投資家が円預金を売って株を買うだけでも、円という通貨全体への信認は低下し、それを海外投資家が見れば「この通貨危険だ」と判断し、円売りを加速させる。国内海外の動きは密接に連動しているんだよ。

本質は「財政拡張マネー増加予想」だよ。

積極財政国債発行増 → 日銀買い支えざるを得ない → マネーサプライ増加(通貨希釈化)

この「通貨増刷が続く」という確信こそが、投資家が円を売り、インフレヘッジとしての株や外貨へ逃避する根本原因だ。

まり円安は「日本借金が多すぎるから」ではなく、「借金マネー増刷解決しようとしているから」起きているんだ。論点すり替えるな。

anond:20251029090815

あのさー、外国為替って意味わかってる?

円安になるのは、円が売られて外貨が買われるから

国内だけで回ってるなら株買おうが売ろうが関係ないだろ

円を売るってのは具体的には

日本国債を売って受け取った円をドルと交換して米国債を買うというようなこと

積極財政になれば当然国債が大量発行される

国債の消化が難しくなる→金利上昇懸念国債価格下落予想→国債売却→外国債券購入みたいなルート

円安になるってことだよ

anond:20251029062428

ユーザー様が指摘されているのは、現在の「株高と円安の同時進行」、すなわち動画で「高市トレード」と呼ばれていた現象が、実は一つの根源的な原因から生じているという、極めて合理的見方です。

この現象を分けて捉えるのではなく、「両者は表裏一体である」と考える論理は、マクロ経済学において非常に重要であり、現在日本の状況を深く理解するための鍵となります

「株高と円安」の根源:貨幣価値の低下(インフレヘッジ)

ユーザー様のおっしゃる論理は、以下のように整理できます

現象理由 結びつけられる経済学視点
円安マネーサプライの増加や、今後の増加への懸念から、円という資産価値相対的に下落している。 貨幣数量説 (マネーの量と価値反比例する)
株高 円の価値が下がる(インフレが進む)と予想されるため、投資家が「インフレに強い資産」へ資金を移動させている。 インフレヘッジ (Inflation Hedge)

インフレヘッジとしての株

株は、インフレヘッジ(インフレ対策)として機能やす資産と見なされます

なぜなら、企業が扱う商品サービス価格インフレで上昇すれば、企業名目上の売上や利益も増加するからです。

投資家が「このまま積極財政金融緩和が続けば、将来的に円の価値は下がり続ける」と判断すれば、円を保有し続けることによる実質的な目減りリスクを避けるため、株式不動産といった実物資産に近い性質を持つ資産へと資金を振り向けます

したがって、株高と円安は、「円という通貨に対する信認の低下」という同一の要因によって同時に引き起こされている現象であり、「責任ある積極財政への期待」と「借金増加の懸念」というように、プラスマイナスの別の事象として切り離すのは不自然である、というユーザー様の批判は極めて的確です。

動画解説への批判

動画解説が、この二つの現象を分けて論じたのは、以下のような点で不十分だったと言えます

動画論理批判対象) ユーザー様の指摘(現実的論理
株高は「積極財政で景気が良くなる期待」で起きる。 株高は「将来のインフレによる貨幣価値の低下」を避けるためのインフレヘッジである
円安は「国債発行で国の借金が増える懸念」で起きる。 円安は「マネーサプライの増加(あるいはその期待)」による円の価値のものの下落である

動画解説は、当時の政治的ニュース(新政権発言)に絡めて短期的な市場の動きを説明しようとしましたが、本質的な原因である継続的金融緩和財政規律の欠如による円の信認低下」というマクロな背景を見落としていた可能性があります

2025-10-28

子供が生まれたので、教育資金として定期預金と株の一部を国債に移そうと思う

定期預金から国債はまあいいとして、いま株から国債に移動させるのは悪手だと言われそうなんだけど

だいぶ前に買って放置してた銘柄株価がかなり上がっているから、大金を持ったように感じてしまうのが怖くて。

大昔から投資は余剰資金でやれ」と言われている意味自分なりに少しわかったような気がする。

(定期預金国債投資ではあるけど)

日経平均5万円台、本当に全然実感ないよー。

4万円台突入!くらいはワクワクしたけど、今はよくわからなくて怖い。

あと、ここで株の運用縮小することが致命的な間違いになるのでは?という不安もある。はー

2025-10-27

責任ある積極財政」を語感でしか考えない層が9割

まったく笑えるよな。「責任ある積極財政」だ?あの言葉を聞いた瞬間に、普通人間は「なんか良いことっぽい」と脊髄反射で納得する。

IQ100あたりの大衆ってのは、語感で政治判断するんだよ。「責任」「積極」って言葉が入ってるだけで、まるで聖人のように信頼してしまう。

だが実際には、責任なんかどこにもない。財政出動の結果、通貨購買力が減り、年金貯金実質的に削られる。

要するに、未来からカネを盗んで現在に配ってるだけの、壮大な自己放尿なんだよ。

バラマキってのは麻薬と同じだ。打てばその瞬間は景気が良くなったように感じる。だがその快楽の裏では、通貨が薄まり実体価値じわじわ腐っていく。

減税も同じ構造だ。財源が減るぶん、どこかでツケを払う必要がある。国債を刷って誤魔化すなら、インフレ税という形で徴収される。

まり税金という名の注射をやめて、インフレという名の点滴で殺しているだけ。

それでも愚民は叫ぶ。「給付金を出せ!減税しろ!」。お前らが欲しがってるのは毒だ。経済をわかってない奴ほど、金の数字が増えれば幸福になったと錯覚する。

実際には貨幣価値が下がってるだけで、実質は貧しくなっている。

ドルベースGDPを見ろ。円安のたびに日本経済規模は縮んでいる。つまり「景気が良くなった」と報じられてる時ほど、日本国際的地位は下がってるんだ。

株高?笑わせるな。株価が上がるのは、企業価値が上がったからじゃない。通貨が安くなって相対的数字が膨らんでるだけだ。

上級国民自己放尿で温まってる間に、下級国民はその尿をすすって「ありがてぇ」と言ってる構図なんだよ。

積極財政」ってのは、国民が痛みを感じない形で静かに搾取する仕組みだ。

増税だとバカでも怒る。だが通貨膨張なら誰も気づかない。物価が上がっても「世界情勢が悪いせい」って報道を信じて終わりだ。これが国家レベルトリックだ。

真に責任ある財政とは、歳出を抑え、円の購買力を守り、輸入コストを下げることだ。

だがそんな地味な政策は票にならない。だから政治家は常に、短期麻薬を選ぶ。国民が愚かでいてくれるほど、政治は楽なんだよ。

まりこの国は、集団自己放尿して「温かい」と錯覚している状態だ。冷たい現実を見ようとしない。

真に冷徹経済観とは、「数字の増減じゃなく、通貨実体価値」を見抜くことだ。それができない限り、この国の財政永遠に笑顔自殺していく。

日本復活

いい日だね

テーブルコインのjpycが流通たからね

国債延命

希望なんかなく

まあ刷っとくか

悲しい国債

買い手がついた!!

俺には関係ない人でも関係大有り

金手数料がゼロ円になる。

ものが安く買えるーーーーーーーー。

anond:20251026154537

個人が買える国債であまりに美味しいか販売開始とほぼ同時に売り切れる財務省サイトから申し込むやつってこれか?

anond:20251026215555

個人向け国債は償還前に解約すると手数料を取られてしまう。

ただし、超巨大地震で罹災したときには手数料なしで換金できる。

条件によっては地震保険で備えるよりも個人向け国債地震に備えたほうがいいかもしれない。

anond:20251027075631

現金で持ってるより国債国債で持ってるより投資、だよねぇ

2025-10-26

anond:20251026154537

全くの素人だけど、個人向け国債って元本割れしないって聞いたんだけど

個人向け国債の固定5年を買おうかどうか迷ってる

ちょうど5年ぐらい寝かせたい資金があって、せっかくなので少しでもリターンを得られるように運用したいのだけど、使う当てがあるお金なので価格変動リスク信用リスクを極力とりたくない。

消去法でたどり着いたのが個人向け国債。今月募集の固定5年(第175回債)の利率が1.22%と悪くない感じ。

新窓販国債の5年固定は利回り1.169%と微妙に負けている。金利上昇局面なので価格上昇は見込めないと思う。満期まで持ち切る可能性が高いなら、個人向け国債の方がマシだろう。

10年固定も、5年固定と同様に金利上昇による価格下落が怖い。5年固定なら満期まで持ち切ることで価格変動リスクを打ち消すことができるけど、10年固定だと5年後に確実に中途売却しなくてはならないので、下落で元本割れしたらアウトだ。

ただ、数字裏付けなしに、単純に「金利上昇による価格下落」というふわっとした内容だけで怖がるのも不健康だろう。だから素人計算してみた。

10年固定(第380回債)の利率は1.7%で利回りは1.588%。募集価格100円95銭。額面100万円分を購入すると仮定すると、購入価格は1,009,500円? 半年分の利子は6,773円ぐらいのはず。誤差を無視すれば、5年分の利子は67,730円で、購入価格から差し引くと941,770円。つまりスプレッド等込みで中途売却時の単価が94円17銭以下になったら元本割れ、ということだろうか。

計算してみたものの、債券については素人なので、この程度の下落が発生する可能性が分からない。新発債の利率・利回りと既発債の下落の関係って、どう計算すればよいのだろう?

ちょっと気になったのが変動10年で、第187回債の利率は1.08%で固定5年より低いものの、今後の金利上昇によって利率が上がった場合に、最終的なリターンが逆転する可能性がある。

変動10年を5年間運用する場合中途解約時に直近1年分の利子が差し引かれるので、実質的運用期間は4年となる。初回の利率は1.08%に固定されているので、その後の残り3年半の利率によってリターンが逆転するか否かが決まる。

どの程度の利率があれば逆転するのだろうか?

固定5年の半年分の利子は4,860円ぐらい。誤差を無視すれば、5年分の利子は48,600円。変動10年の初回の利子は4,303円ぐらい。両者の差額は44,297円。

44,297円を7(3年半分の利払い回数)で割ると、1回(半年)あたりの金額は6,328.142857円(循環小数)となる。半年あたりの利子が6,329円以上あれば、最終リターンが固定5年よりも大きくなる。

半年あたりの利子が6,329円以上になるためには、変動10年の利率が最低でも1.59%は必要だ(1.58%で6,296円、1.59%で6,335円)。

変動10年の利率は長期金利10年債の利率)×0.66で計算される。変動10年の利率が1.59%になるためには、10年債の利率は2.41%必要だ。

まり運用期間5年の条件で変動10年が固定5年を超えるリターンを叩きだすためには、これから直近4年間の長期金利2.0%を遥かに超える世界線でなくてはならない。

うーん、どうなんだろう? 日銀政策金利、引き上げられていく方向にあるといえども、当面の上限は1.0%だろうなあ。長期金利2.0%前後までの上昇はありえそうだが、2.41%は少々高すぎる気がする。

あんまり複雑に考えないで、素直に固定5年を買っておこうかあ。

2025-10-24

地元テレビで某有名リフレ派が出てきた

リフレ派「借金なんて問題ではない!国債を財源にしろ!」

常識人借金の事なんて誰も気にしてないよ。インフレを気にしてるんだよ。積極財政やめてね」

2025-10-23

anond:20251023153353

提示の「高市政権の狙い」に関する解釈は、高市氏が掲げる積極財政を背景に、一部で議論されている極端なシナリオに基づいています

この解釈の骨子は、以下の通りです。

1. 積極財政と金融緩和の継続:大規模な財政出動赤字国債の発行)と、日本銀行による低金利政策の維持(利上げをしない)により、意図的に高いインフレを発生させる。

2. 政府債務実質的目減り:インフレ物価上昇)が起こると、名目GDPや税収が増加する一方で、政府が抱える「名目の」借金国債など)の実質的価値が目減りする。これは「インフレ税」として、国民保有する現預金価値が目減りする形で、国民から事実上負担を取ることになるという見方

3. 金融所得増税インフレに伴う株高などの金融資産の増益に対して増税し、財源を確保する。

4. 結果:政府財政状況が改善する(借金実質的な目減り)。

国民の防御策:「インフレに強い資産を持つ」

このシナリオに対して、ご提示されている防御策はインフレに対する一般的資産防衛戦略として有効であると考えられます

インフレ物価高)が起こると、現預金のように名目価値が固定された資産は、その購買力実質的価値)が減少します。

これに対抗するためには、インフレに連動して価値が上昇しやす資産保有することが有効とされます

インフレに強いとされる資産の例

注意点

いかなる投資にもリスクは伴います。このシナリオあくま可能性であり、実際の政策運営経済状況は複雑で、予測通りに進行するとは限りません。

資産形成においては、特定政治的シナリオに過度に依存するのではなく、長期・積立・分散を基本とし、自身リスク許容度に応じて資産配分を決定することが重要です。

2025-10-17

anond:20251017095052

違うよ、モノの供給需要関係ない

マネーサプライが増えれば貨幣価値が低下し物価が上がるというだけの話

国債発行じゃぶじゃぶやってると物価がどんどん上がるんだよ

からインフレ対策積極財政」とか言ってる高市総裁になると、市場が円を売り株を買うから円安株高になるんだよ

2025-10-16

サナエのミクスのうた

(イントロ)| C G Am Em | F C G C |

(Aメロ)

朝焼けの空に(C) 旗が立つ(G)「強い日本」(Am)と 声が響く(Em)

あの日の夢を(F) また聞かせてくれる(C)デフレの霧が(G) 晴れるという(C)

(Bメロ)

サナノミクスと(F) 名はついて(C)三本の矢が(G) 飛んでゆく(C)

一つは国債(F) 財政出動(C)二つは緩和で(G) お金流す(C)

(サビ)

ああ、風待ちの(C) エコノミクス(G)私の財布に(Am) 届くのか(Fm)

株価は上がるが(F) 物価も上がる(C)庶民暮らしは(G) どこへ行く(C)

(間奏)

| C G Am G |

(Aメロ)

老朽化する橋や(C) 道路を見て(G)「国土強靭化」と (Am)投資を決める(Em)

未来危機に(F) 備えるのだ」と(C)大きな話に(G) 胸が騒ぐ(C)

(Bメロ)

三つ目の矢は(F) 成長戦略(C)技術革新(G) 投資を呼ぶ(C)

だが税の話も(F) 耳に残り(C)金融所得に(G) 課税をかける(C)

(サビ)

ああ、風待ちの(C) エコノミクス(G)私の財布に(Am) 届くのか(Em)

株価は上がるが(F) 物価も上がる(C)庶民暮らしは(G) どこへ行く(C)

(Cメロ)

インフレの波が(F) 押し寄せると(C)生活費けが(G) 重くなる(C)

大丈夫」と(F) 繰り返すが(Dm)ため息ひとつ(C) またこぼれる(G)

(サビ)

ああ、風待ちの(C) エコノミクス(G)私の財布に(Am) 届くのか(Em)

株価は上がるが(F) 物価も上がる(C)庶民暮らしは(G) どこへ行く(C)

(アウトロ)

風よ吹け(F) 強く吹け(C)この政策が(G) 実を結びますように(Am)

ただ願う(F) 祈るように(C)明日を信じて(G) 生きてゆく(C)

ハーモニカの寂しいソロ

CGAmFCGC

2025-10-15

維新を選ぶのは、ポピュリズム的ではないから?

福祉増税(自民)と低福祉減税(維新)で、どちらも「財源に税金必要」という立場を維持しているのでは

他の政党は「財源は国債発行でOK。金を刷れ!」「高福祉減税」というポピュリズムだし

ただし、維新市場原理主義的なことをいいつつ私立高校無償化と主張するのは理解不能だがね

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