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はてなキーワード: 松坂とは

2025-06-02

母はお土産が嫌い

うちの母は、夕張メロン味のポッキーとか、松坂牛味の煎餅とか、そういうお土産が嫌い。

夕張メロン松坂牛は食べたいけど、ポッキー夕張メロン味にしたり、せんべい松坂牛味にされてもぜんぜん嬉しくない。

とのこと。

だってポッキーせんべい定番の味が好きだよ。

美味しかったらとっくに定番化してるよ。

あの手の土産は、「どこどこに行ってきました」という話のタネで、「あらそう!どうでした?」などという中身がない会話をしたかったらどうぞ、という儀式である

私の母は、夕張メロンポッキーが嫌いとか松坂せんべいが嫌いとかでなく、他人がどこに行ったかかに興味がないのだろう。

母は、芸能人食レポしたりカラオケする番組も嫌い。

テレビの向こうで食べてても、私の舌や胃袋が満たされるわけじゃないし、なぜ芸能人が楽しくカラオケするのを見なくちゃいけないの?

と言う。

たぶん、私と私の息子の自閉症は、私の母からきてると思う。

2025-05-31

大体こんな感じにまとまったAV女優一覧

どうすか?

あ=彩名杏子

い=井上千尋

う=羽咲みはる

え=絵里奈モア

お=大浦あん

か=加護あい

き=北川美果

く=熊野ぷぅこ

け=ケイ

こ=琴野まゆ

さ=佐山愛

し=椎名

す=須藤早紀

せ=芹沢ゆい

そ=園田みおん

た=高橋あん

ち=知花メイサ

つ=堤さやか

て=ティ

と=常夏みかん

な=長澤あずさ

に= 西田美沙

の=希美まゆ

は=葉月奈穂

ひ=聖さやか

ふ=深田美穂

ほ=ほしのあすか

ま=松坂みるく

み=美月あん

む=武藤クレア

め=恵けい

も=森村ハニー

や=山咲あかり

ゆ=湯川えり

よ=吉川エミリー

わ=若宮莉那

2025-04-29

anond:20250424105051

全部妄想からな。

聞き流してくれ。

夕張メロン

赤肉メロン一般名みたいに使われるが、生産日本一茨城

夕張原種は厳重に管理してるということになってて、その他の赤肉メロンとは違うということを言い張ってるが、夕張の隣の穂別町のほうが美味いと評判。

松坂

どこで育てられたとしても松坂の屠畜場で処理されたら松坂牛になる。

狭山茶

静岡茶宇治茶狭山茶三大銘茶ってことになってるけど、生産量的には静岡県鹿児島県三重県の順。

奈良県とか三重県で作っても宇治茶ってことになってるから宇治茶は嘘ではないかもだが、狭山茶なんて流通量のわずか。

花畑牧場のなんちゃら

普通に仕入れ商品

最終加工かパッケージだけ。

自社加工してても原料は仕入れ

観光牧場はだいたいそう。

搾りたての牛乳は美味しいとかソフトクリームが美味いとか、それ全部気のせい。

牧場ってのは牛っていう生産機械が展示されてるようなもんなので、見る人が見れば、そこから生産される生産量も牛乳品質もすぐわかる。

野暮だからみんな言わないだけ。

スペイン生ハムとか

最終加工地としては嘘じゃないが、子豚はみんなデンマークから輸入してる。

森でドングリ食べで育ってるとか嘘に決まってるだろ。

ドイツ

だいたい中国工場

中国EVは不当に補助金を貰ってて市場破壊するからけしからん関税関税

って言ってたのはEUでもドイツ以外の国で、当のドイツ車はEVまで中国生産で実のところセルフ制裁

やっとセルフ制裁に気づいたので、トランプ関税には反対してるという感じ。

エルメスとかグッチとか

最終工程以外は中国

熟練した職人ロゴをつけたりパッケージすればメイドインフランスメイドインイタリー

カバンとか財布なんかどうでもいいけど、医薬品とか医療機器とかもこの理屈って大丈夫なんかな?

中国から仕入れパッケージ、受入試験と出荷試験品質保証責任者サインを入れたら、最高の品質保証される品質マネジメントシステムって詐欺だと思うぞ。

話が逸れた。忘れてくれ。

数学オリンピックアメリカ代表

だいたい、国別で一位が中国、二位がアメリカなんだけど、中華系とインド系ばっか。

本土に住んでる中国人とアメリカに住んでる中国人の戦い。

インドカレーの店

ほぼネパール

和紙

手漉きなんかしてないし、楮なんかお気持ち程度でも入ってればいいほうで、パルプ100%でも和紙

海外工場生産しても和紙

競馬ドラマとして楽しめる人って怖い。

どんな名のある、めちゃくちゃ賞金を稼いでる馬でも一発、脚を骨折したらお役御免で毒を打たれて殺される世界と聞く。

品種改良の末に生み出されたサラブレットという生き物の特性ゆえだという。怖すぎる。

ギャンブルで楽しむために動物を改造して、その改造のせいで、怪我したら『長く苦しんでも可哀想だし治らないし~』」と言って殺すのが決まりになっている」

言葉にすると本当にヤバいディストピアSFに出てくるタイプ架空競技じゃん。家畜人ヤプーじゃないんだからさ。なんで21世紀にこんな競技がまかり通ってるの?

マジで怖いのは、競馬スポーツとかドラマみたいにポジティブに語れる奴がいることだよ。

友達ウマ娘から本物の競馬入って、競馬ウマ娘アニメみたいな感覚で喋ってる奴がいるんだけどさ、本当に頭おかしいと思う。

そりゃもちろんさ、現代社会ではみんな、品種改良された動物犠牲の上に心地よい生活享受してるわけですよ。でも、たとえば効率的に肉付きよくするために強制給餌されて挙句殺されて捌かれる動物を見て「おいしいお肉になるために牛さんもがんばってるんだね!応援してます!」とか言いだす、ミノタウロスの皿的なサイコはいないじゃん。

競馬と馬を、あくまギャンブルとして、「お金が増えるかも!」っていう興奮で脳汁出すための快楽装置として扱ってる人は良いよ。

俺がおいしいお肉を食べたいか松坂牛くんには無理やりビールを飲まされて腹パンパンになってもらう。浅草ウインズの前にいる歯のないおじさんが興奮するためにサラブレットくんが走らされる。まぁ同値ですよ。

人間人間快楽のために家畜を良いように扱える。それは生き物が生きてくためには他の生き物を害さなきゃならないっていう素朴な食物連鎖一種から動物行為としてね。

その動物行為に無理くり「美談」を持ち込んで、己の加害性にほっかむりしようって奴に腹立つんだよな。「父が果たせなかった三冠の夢を!」みたいな人間勝手に作った感動ドラマを真に受けて、馬を「応援」しちゃってる奴、本当に自分が関わっている産業とか競技暴力性にあまりに鈍感すぎて怖いんだよ。有名な馬が殺されて初めて「可哀想……」じゃないんだよ。ずーっと前から可哀想なの競馬の馬は!!!!!

2025-03-11

anond:20250310162350

やってみた

想像した市名が本当にあるかどうかは、IME入力候補でバレてしま可能性があると思ったので、自信のない市名、例えば奥州市は、「おく」「しゅう」「し」と入力している。

は面倒だったのでやらなかった。

イベント遠征したことがあるぐらいで、東北とかはほとんど知らない関西人47都道府県も抜けがでそうだが流石に考えたら思い出せるはず、ぐらい。

テーブル記法を忘れてた。もろちん本編は見てない。たまたま12:00スタート

番号都道府県人口1位人口2位確証コメント
北海道札幌市函館市A帯広とか知ってるけどさすがに函館だと思う。南だし
青森県青森市津軽Cもうわからん。変換で市まで出なかったので多分無い市
秋田県秋田市???Cさっぱり
山形県山形市盛岡市Cさくらんぼ系で何かあった気がするが
新潟県新潟市???C新潟行ったことあるのに
宮城県仙台市宮城B捻じれてたような。そもそも宮城が出てこない
福島県福島市いわき市B意外と合ってるかもしれない
栃木県栃木市栃木市C無理。日光と迷った
茨城県茨城日立市C日光市に聞き覚えなかったので
10群馬県群馬高崎市Bライブで行ったことあるかい歩道橋ある駅
11千葉県千葉市幕張Bライブで。関東周辺は翔ん玉でちょっと覚えれた。その前は県も怪しかった
12東京都中央区新宿区C区を無視して市を上げようと思ったけど出てこなかった
13埼玉県さいたま市大橋Bいとこがすんでたはずの市が思い出せない。○谷だったか
14山梨県山梨市甲府市Bぶどう
15長野県長野市南アルプス市B合った気がする。スキー行きまくった知識が消えてる
16岐阜県岐阜市高千穂C度忘れ。赤い人形ある高松でも高崎でもないなにか
17愛知県名古屋市豊田市B世界トヨタにかける
18滋賀県津市四日市市C大津と迷う。高速通るし、競馬もするのに地名が出ない
19三重県三重松坂B牛。長スーあるとこも市? 四日市はこっちの気がする。あとなんか京都から電車終点で大きい街が。
20奈良県奈良市御所市Bはとこが住んでた
21和歌山県和歌山市白浜C何度も言ったのに超メジャー観光地しか出てこない。多分もっと北のどこか
22京都京都宇治市B日本海側でなければ合ってそう
23大阪府大阪市堺市S政令指定都市なので
24兵庫県神戸市尼崎市A明石市という案もあったが思い出せた。西宮かもしれない
25岡山県岡山市津市B祖父母が住んでた
26広島県広島市福山市S新幹線
27鳥取県鳥取市羽合市C他知らない
28島根県島根出雲市B島根市無さそう
29山口県山口市下関市B山口市が無い気がするが他をおもいつけないので
30香川県香川さぬき市Bうどん
31徳島県徳島市鳴門市B
32高知県高知市四万十市B
33愛媛県松山市城市Cほんとに出てこない
34福岡県福岡市北九州市S確信はある
35熊本県熊本市大牟田市Bなんかあっただろう
36佐賀県佐賀市鳥栖市B合ってる気がする
37大分県大分市別府市B他出てこない
38長崎県長崎市佐世保市Aバーガーと港
39宮崎県宮崎市ひなた市Cあったかい。ひたちなかはどこ?
40鹿児島県鹿児島市薩摩C九州南端に来てまだ40なのに絶望
41沖縄県那覇市石垣市C基地関係のとこかと思ったけどやめといた
42石川県金沢市小松市A多分小松。他知らないのもあるが
43福井県福井市鯖江市Bメガネのとこ
44富山県富山市沼川市B沼津イメージ創作
45岩手県岩手いわき市B適当
46静岡県浜松市静岡市Bなんか逆転してた気がする

 

北陸抜かしてたのは東北(北)から北関東関東でそのまま西へ行ってしまたからです。ほんとに忘れてたわけじゃないです。

45~47はカンニング。(忘れてた理由

静岡県:なんか飛んでた 知らない、馴染みがないわけでなく時間かけたら出て来たはず

岩手県宮城が出てきて安心してしまった

あとひとつは多分ナンバリング間違い

40分ちょいかかったよ

2025-02-21

俺は終わったおじさん

若い頃はゲームマンガアニメラノベにはまったのに今じゃ全然楽しめない

ゲームドラクエFFで遊んでいた

漫画ドラゴンボールダイの大冒険スラムダンク

アニメスレイヤーズ機動戦艦ナデシコ爆走兄弟レッツエンドゴー

ラノベ魔術士オーフェンフルメタルパニックキノの旅

他にも色々楽しんでいたが全然やる気が起きない

日々やっているのはAV見てオナニーばかり

しか最近AV女優じゃない

森村ハニーとか深田美穂とか椎名舞とか熊野ぷぅことか琴野まゆとか山咲あかりとか大浦あんなとかだ

そこから彩名杏子とか北川美果とか夏目ナナとか麻美ゆまとか松坂みるくとかだ

そういうラインナップを延々と繰り返してシコるだけの日々

年収は300万円くらいしかない

毎日同じような食材買って飯食うか弁当買うかの日々

飲食店は高いのであまり興味がない

AmazonGUユニクロの安い服しか着てない

スーツだけはコナカでかったやつ

スマホはiPhoneSE3

髪はまだふさふさだが若い頃よりは減った

両親は数年前に死んだし祖父母もいない

兄は震災行方不明後に死亡届を出した

なんだろう

毎日会社行って働いて帰ってきてメシ食ってオナって寝ての繰り返し

土日もオナニーしてるか寝てるかメシ食ってるか筋トレしてるかだけ

最近若いAV女優を見ると結婚してたらこんな娘がいたかもしれないと思うと無理になる

松坂みるくの私におっぱいさわってみるくでは勃起もするが最近AV女優はだめだ

昔買ったエロ本を今でも持ってるがその頃のAV女優が好きだ

トップテンメイトとビージーンとデラべっぴんスコラアクションカメラ

家庭はない

独身

そう独身なんだ俺は

何もない

毎日シコるだけとかバイタリティーがない

老い

きっと脳が萎縮してる

新しいことができずやる気が起きない

オナホの中にだすもんだしてすっきりするだけ

米と納豆と肉と野菜を食ってうんこだすだけ

繰り返す日々

やりたいことがシコって射精するだけの生産性のないおじさん

それが俺

風俗

昔一回行ったら嫌そうな顔されて辞めたんだよ

行く前に風呂入って汚いムダ毛も剃って清潔にしたけど

きっと俺の顔が気持ちが悪かったんだろ

デブではないのできっとそう

メガネもかけてないがきっとそう

くそ

思い出したら腹がたってきた

何が大人Gカップありさちゃん

俺は勝ちたい時にエスカップ飲んでるぞ

なににだよ

深夜に目が覚めてこんなんかいてるよ

酒は飲まない

タバコは吸わない

アパート暮らし

お先真っ暗

こんなの俺だけだろうな

なあ底辺ってのは俺のことだぞ

たまに20代人生悟ったようなこと書くやついるいるけど

お前俺なんかこうだぞ?

毎日毎日シコシコするだけの繰り返し

これを死ぬまで繰り返すか

性欲が落ちたらきっと何もない生きる日々

異世界転生?とか言うのが流行ってるらしいが

俺は転生したくないなあ

死にたくない

転生もしたくない

なんかこう漠然としてるけど

こうなんか

安心して消え去りたいって感じだ

さぁ寝るか

2025-01-11

志の高さが羨ましい

エレキギター、歌、ダンス絵画、演技…これらの活動共通していることは、プロアマわず

「やりたいからやっている」

ということだろう。

その意味で、表現レベル活動に対する考えは千差万別なれど、

「志の低い人間は一人もいない」

と言える。

からレベルや考え方の壁を超えて同好の士として、更には仲間になれる可能性も、少なからずあるわけだ。

もちろん、どの活動だってキレイなことばかりじゃないのは百も承知なつもり。

どんなに頑張っても「つまらない」「ダサい」の一言で切り捨てられることは全然珍しくないだろうし、妬み僻みみたいな話だって無いわけ無いと思う。

でも好きだから続ける、というかやめられない。

それだけで本当に素敵だと思うし、これ以上ないくらい輝いている。

その眩しさが、心底羨ましい。

えー、そんな大げさな…と思うかもしれない。

しかし、幼少からスタートしないとプロになれないような一部の楽器スポーツでは、この「志の高さ」が当たり前ではないという現実がある。

わかり易い例では、確かWBCだったと思うけど、野球のことが大大大大大好きなイチローが、松坂に厳しく対峙していた話がある。

要するにイチロープロとかどうとか関係なく、辞めろと言われようが、仕事として続けられなくなろうが辞めない気満々なレベル野球が好きなのに対し、松坂はむしろ仕事でやってるだけ」感が前面に出すぎていたと。

まり純粋野球好きとして「それで満足するとか、本当に野球が好きならそうはならんやろ」「てか、なんで好きでもないのに野球やってんの?」と思わずにいられず、ああなったわけだ。

そりゃ筆者含め、仕事については適性があったから食うためにやっていることだし…と割り切っている人は珍しくないというか、それが大多数だと推測される。

なんなら「こんなことして食うなんてやめたい」くらい仕事を嫌っている人も普通にいるだろう。

そして幼少から始めないとプロになれない技芸というのは、親が子の適性とか素質を見込んで、外堀を埋める形でプロになるよう頑張る以外に道がないルートに追い込み、そこで生き残れた人だけがプロになる流れだ。

そこで本人の好きかどうかなんて気持ちは顧みられないというか、なんなら本人がどこかでその感覚をかなぐり捨てて取り組んできたまであるので、好きでやってる人を探すほうが多分難しい。

その意味では、松坂スタンスも同じ社会人として、共感できる部分がないわけではない。

しかしながら、楽器スポーツはそれを趣味としてやっている人がいて、そういう人からするとプロ一般仕事と同じくらい「割り切って」やっている現実を目の当たりにすると、なんとも言えない気持ちになるわけで。

少なくとも自分は、自分趣味にしている楽器についてその現実を知ったとき、そういう一部のプロ演奏なんて聴きたくもなくなったくらいには落胆させられた。

しかもそのきっかけが、全く適性が無いながら自分演奏にどうしても納得できずレッスンを続け、気がつけば音大受験レベルの曲を弾けるくらいになったタイミングで、何人かの配信者の演奏を聴いて違和感を覚えたこからだったり。

無駄に耳が肥えてしまったせいなのか、「確かに上手いし弾けてるし、リスナーが大満足なのも間違いない。でも本当にその楽器が好きなら、そんな大味な音で絶対納得するはずがないんだけどな…」と感じてしま演奏散見されることに気づいたと。

そしてそれは全然気のせいじゃなく、「上手いけど、楽器が好きじゃない」人の出す音なんだと確信するまで、そう時間はかからなかった。

聞けばプロ現場指揮者が最も苦労し、かつ演奏者と対立する点もまさにそこで、最悪「弾けて当たり前なのはいいけど、やっつけ仕事まで当たり前にしないで欲しいんだが」VS「なんだコイツ、何にも知らないくせに」みたいなギスギス展開も珍しくないと。

ちなみにアマチュアの出す音というのは、海外では"Funny Noise"と言われているらしい。

でもそれは決して侮蔑ではなく、むしろ好意や敬意を備えた意味なんだろうなーと、最近は思うようになった。

好きでやっていることは素晴らしい!というのを、こんな形で実感したくはなかったけどね。

2024-10-26

松坂牛はまつざかぎゅうなの!!

三元豚はさんげんとんなの!!

2024-06-25

anond:20240625090131

今の行き遅れ設定をすると松坂先生が48歳ぐらいでようやく成り立つな

倍は老いてないと不自然

anond:20240622214243

92年にアニメが始まったクレヨンしんちゃんでも24歳の松坂先生は行き遅れ扱いだった時代なんだよなあ。最近だと単純に高望みすぎてモテない設定に変わってるけど

2024-05-04

anond:20240504152341

お疲れ様です

以下追加しときます

2024-04-19

anond:20240419093426

三重だと津、四日市桑名あたりは田舎とは言えないんじゃないか松坂とか鈴鹿あたりになってくるとかなり田舎感出てくる。

2024-04-16

irohaを求めて都内千里

東京の街を歩いていると、誰もが幸せそうに見える。でも、それは上辺の仮面に過ぎないのかも。

心の奥底には、口に出せない欲望が渦巻いているのだ。

だって、その例外じゃない。

週末はイベントネットワーキングの嵐。口角は上がり、会話は弾む。

でも、心の叫びは誰の耳にも届かない。いや、届かせられない。

ハードワーク明けの月曜日、ついに叫びが爆発した。そう、私はirohaが欲しかったのだ。

抑えきれない熱情。

でも、どうしても届かない。男性は握ることが出来る。

が、女性場合、指では理想に届かない。

男性はずるい、こういうとき本当に羨ましい。

まずは、渋谷ロフトへ。

Webサイトによると、ボディケア売り場にあるらしい。だが、見つからない。

恥ずかしくて店員には聞けない。

見知らぬ人に、私の欲望を察せられるなんて、考えただけでゾッとする。無理。

3周しても、マジで見当たらない。


次は渋谷ドンキホーテ

巨大な店内を彷徨う。

色とりどりの商品を見れば、絶対あるはずと期待が膨らむ。が、求めるものはどこにもない。

まずカーテンのついた売り場が見つけられないし、店員さんにも聞けない。


避妊具売り場をガン見するが、置いていない。

番いの幸せは公に置いても問題なく、個の幸せけが秘匿化されすぎてる。

一体どこに売ってるんですか。

外国人観光客に混ざるフリをして、店内を2周程度彷徨う。

日が沈み、街に夜の帳が下りる。私の心にも、闇が広がっていく。

歩く宛てもなく、ただ街をさまよう。

これは散歩じゃない、情欲が尽きるか、体力が尽きるかの戦いなのだ


夕飯後、白金台ドンキホーテに寄った。

でもここは、私の探す品をそもそも置いていないときた。松坂牛は売ってたけど。


一体全体、私は何を探しているというのか。


目黒ピカソで、やっと出会えた。まさに運命出会い。

お会いできて嬉しい。一緒にお布団へ行きましょう。

時計の針は、もう深夜を指していた。


渋谷ロフトから約8時間

私は今日都内めぐり自分自身を探す旅をしていたんだと思う。

今夜、私は、スッキリした自分自身にやっと再会できる。


意気揚々帰宅し、蓋を開ける。

かにいかがわしくないデザイン。優しいフォルム

早速充電してみると、LEDが点灯しない。


まさか初期不良品だったのだ。


絶望に打ちひしがれる。

深夜のカスタマーセンターは、もちろん閉まっている。

技術絶望


でも、私は決して諦めない女。

さっき、勇気を振り絞ってカスタマーサポートフォームを記入した。返事は5営業日以内とのこと。

私は今、タイムマシーン未来へ行きたい。

2024-04-05

NHKによる外国人スポーツ選手名のカタカナ表記

頑なに独自性を出そうとするけどあれなんでなん?

ブリンカとかグラスナウとか



阪神ボーグルソンなんてMLBに戻った途端に「ボーゲルソン」呼びにわざわざ変更されてたし


NHKカタカナ表記のほうが正しい発音に近いんだぞ、

って言う人いたけどカタカナな時点で正確もクソもないやんと思った

ていうかロイヤルズグリンキーなんて最初(松坂MLBデビュー戦で投げあってたとき)「グラインケ」なんてデタラメ表記されてたぞ

ネイティブ発音から大胆にかけ離れてる読み方で、NHK別にネイティブ発音確認してないことがよく分かる

2024-03-24

野球選手奥さんって女子アナが一番いいんじゃない

大体英語ペラペラからメジャー行っても安心じゃん

イチローとか石井とか松坂とか菊池とか岡島とかみんなそうでしょ

奥さん英語ペラペラなら大谷も一平なんかに銀行口座を任せる必要はなかったじゃん

大谷みたいにスポーツ選手とか最悪じゃない?大体馬鹿なんだから

自分馬鹿なのに奥さん馬鹿でどうやってアメリカで生きていくの

メジャーを目指す野球選手女子アナ奥さんにすべきだと思います

2024-01-09

VIVANTで林泰文を見て

相変わらず松坂そっくりだなーと思って改めて松坂写真を見ると実際はあんまり似てないんだよな。俺の記憶の中の松坂林泰文に置き換わってるだけ。

同じことが松雪泰子椎名林檎でもよく起こる。俺の記憶の中では松雪泰子ナース服を着てガラスを殴ってる。

2023-12-12

弱しゃあっ!男性の特徴

2023-11-13

伊勢海老とか松坂牛とか日本ブランド食材って海外でも通用するの?

フランスロマネコティ中国金華豚とか、外国ブランド食材世界中でありがたがられている

日本ブランド食材って偉そうにしてるが正直そのレベルになってないよな

ありがたがってるのは日本人だけ笑

2023-10-28

[]紀伊国狐憑漆掻語

谷崎潤一郎

漆掻きと云ったって都会の人は御存知ないかも知れませんが、山の中へ這入って行って漆の樹からうるしの汁をしぼるんです。いいえ、なかなか、百姓の片手間ではありません。ちゃんとそれを専門にする者があったんで、近頃はめったに見かけませんけれども、外国の安い漆が輸入されるようになったそうですから、いまどきあんなことをしても手間ばかりかかって引き合わないんでしょうな。兎に角以前には私わたしの村なんかへもよく漆かきが奈良あたりからやって来たもんです。漆鉋うるしかんなと云って、鎌のようなもので先の曲った奴を持って、腰に三四合ぐらい這入る竹の筒を提げて、漆を見つけると、その鉋で皮へ傷をつける。それがあんまり深く傷をつけ過ぎてもいけないし、浅過ぎてもいけないし、呼吸物なんで、その傷口から松脂まつやにのようにどろりと滲しみ出て来る汁を箆へらですくって竹の筒へ入れる。そんな時にうっかり下手なことをやって汁が顔へはねかかったりすると、それこそ赤く脹れ上りますから、馴れた者でないと出来ない仕事なんでして、漆にカブレないように紺の手甲を着けて、すっかり紺装束で出掛ける。まあそんなことをする人間なんで、私の村にもその商売の者が一人住んでいましてね。此の男は遠くへ出稼ぎをするのでなく、村の近所の山へ這入ってはうるしを採ってくらしていましたが、或る夏の日に、その漆かきが一と仕事してから山の中でひるねをしていますと、夕立ちが来たもんですからふっと眼をさましました。そしてそのときに、ハテな、己はひょっとすると寝ていた間に狐に憑つかれやしなかったかなと、そう思ったと云うんです。それが別にどうと云う理由があるんではないんですけれど、淋しい所をひとりで歩いているときなんぞに憑かれることがよくあるんで、ただ何んとなくそういう感じがしたんでしょうな。で、まあ、家へ帰ってもそれが気になって仕方がない、どうも狐がついたようだから明神さまへお参りをして来てくれろとお袋ふくろに頼んだりして、友だちなんかにもそんなことを云っていましたが、そのうちにとうとう床について、飯も食わないようになったんです。それで先生布団をかぶって半病人のようにうつらうつらしながら、日が暮れると云うと、ああ、今夜あたりは狐が迎いに来やしないかな、今にきっと来やしないかなと、心待ちに待たれるような、妙にそれが楽しみのような気持ちでいると、案の定夜になってから友達のような男が三人ばかり表へやって来て、「さあ、行いこら」「さあ、行こら」と誘うんだそうです。尤も友達と云ったって見おぼえのある男ではないんで、みんなせいが三尺か四尺ぐらいの小男で、法被はっぴを着て、木や竹の杖をついていて、何か非常に面白そうに「行いこら行こら」と云うんですが、それを聞くと行きたくって行きたくってたまらなくなるんだそうです。けれどもアレは狐だから行くんではないぞ、あんな者に誘われてはならないぞと思ってじっと我慢していると、友だち共は仕方がなしに帰ってしまう。するとその後ろ姿に尻尾しっぽのようなものがチラチラ見えるようなんで、ああやっぱり行かないでいい事をしたと、そのときはそう思いながら、又あくる日のゆうがたになると、今夜も誘いに来やしないかなと心待ちに待つようになる。そうするうちに果たしてやって来て「行こら行こら」と誘うんですが、それがもう、さも面白そうなんで、ついうかうかと行きたくなるんだそうですな。しかしその晩も一生懸命我慢してしまったところが、三日目の晩の九時頃に、家の前に庭があって、庭の下が六尺ばかりの崖がけになっていて、崖から向うは一面に麻の畑でした。それが夏のことですから麻が高く伸びていて、ちょうどその庭と畑とが同じ平面に見える。で、その畑の方へ例の小男が三人連れ立ってやって来て、「さあ行こら」「さあ行こら」と云うんだそうです。よくよく見るとその男たちの着ている法被に何か圓い紋がついていたそうですけれども、どんな紋だったか、そこんところはハッキリ覚えていないんだそうで、いつもの通りめいめいが杖をついていて、しきりにそう云って誘うもんですから、とうとうその晩は我慢しきれなくなってしまった。それでそうっと家を抜け出ようとしたとき生憎親父が小便に起きたんで、こいつはいけないと思って、「行きたいんだけれど、親父に見付かると面倒だから己は止すよ」と云うと、「なあに己たちが一緒なら大丈夫だ、こうすれば親父に見つかりはしないから、まあ附いて来い」と云って、その三人の友達が手をつなぎ合って、輪をこしらえて、その輪の中へ丑次郎―――という名だったんですが、その漆掻きの男を入れた。そして、「さあこうすれば親父が見ても見えやしないか心配するな、附いて来い/\」と云って連れて行くんで、ちょうど便所から出て来た親父とすれちがいになったそうですけれども、成る程親父には此方の姿が見えないようなあんばいだった。それからその晩は麻の畑の中で遊んで、いろいろ御馳走をしてくれたりしただけで、明け方には無事に家へ帰してくれたそうですが、四日目の夕方は日が暮れないうちから楽しみで楽しみで、早く誘いに来てくれないかなと思っていると、やはり昨夜ゆうべと同じ刻限にやって来て「行こら、行こら」と云うんです。で、又附いて行きますと、今夜はいい所へ行こうと云って、家のじき近所にガータロのいる淵があるんですが、その淵の方へ出かけたと云います。え、ガータロですか。ガータロと云うのはあれは河童かっぱのことなんです。ぜんたい私共の村は高野山の南三里ばかりの山奥にあって、私の字あざは一方が山で一方が谷になったゆるやかな傾斜面のところどころに家がチラホラ建っている。丑次郎の家というのも山と山の間にある淋しい一軒家なんでして、前に三四枚の段々畑があって、その先が今云ったガータロのいる淵なんです。別に名前のあるような淵ではないんで、村の者はトチ淵ぶちトチ淵と云っていましたが、さあ、どう云う字を書きますかな。何しろ大滝だとか赤滝だとか云って、非常に滝の多いところでしてね、その滝壺の下流が今云った谷の底を流れていて、淵になっているのはほんのわずかなところなんですが、そこにはいつも水が真っ青に澱よどんでいて、まん中に平べったい一枚岩が出ていました。ガータロはその一枚岩の上にときどき姿を現わすことがありましたから、たしかにその淵に棲んでいたには違いないんで、見た人は大勢あるんです。ええ、ええ、私も一遍たことがありますよ。なんでも夏の日ざかりに山の上を通っていると、下の方にその淵が見えて、岩の上に変な奴がすわっているんで、「ああ、ガータロが出ているな」と思ったことがありました。さあ、そうですな、遠くから見たんだからよくは分りませんでしたけれど、人間よりは小さかったようで、まあ猿ぐらいでしょうかな。姿も猿に似かよっていて、ただ斯う、頭の上に妙な白いものが喰っ着いているんで、鳥打帽子を被っているように見えましたよ。ええ、ええ、よく人間に害をする奴なんで、私の知っている人でも、ガータロに見込まれて水の中へ引きずり込まれそうになったり、ほんとうに引きずり込まれて死んでしまったのもあるんです。これは餘談になりますが、その谷川の別なところに丸木橋がかかっていましてね。或る私の友人が夕方その橋をわたろうとすると、うっかり足を蹈み外して、水の中へ片足をついたのが、岸の方の浅瀬だったんですけれど、その片足を抜こうとしても水が粘ねばり着くようになって、どうしても抜けない。しきりに抜こうともがいているうちに、次第にずるずると深みへ引っ張られそうになるんで、ハテな、ガータロに見込まれると水が粘ると云う話だが、こりゃあガータロの仕業しわざだなと気が付いたんです。ところでガータロと云う奴は鉄気かなけを嫌うもんですから、そう云う時には、何んでも構わない、鉄気のものを水の中へ投げさえすれば助かるんで、ふっとそのことを思い出して、幸い腰にさしていた鎌を川の中へ投げた。そうしたら難なくすっと足が抜けたんで、真っ青になって帰って来て、実はたった今此れ此れだったと私共に話したことがありました。もうよっぽどの歳ですけれども、未だに達者な人でして、至って正直な、うそを云うような人間ではありませんから事実そんな目に遇ったに違いないんですな。しかし此の男はそう云う訳で命を取りとめましたけれども、もう一人今のトチ淵へ篏はまって死んだ者がありました。十四五になる可愛いい女の児でしたがね。なんでも同じ村の餘所よその家へ子守りに雇われていて、めったとひとりで遊びに出るようなことはなかったのに、その日に限って、赤ん坊の寝ている間に出て行って、二三人の友達と一緒にその淵の所で鮎を釣っていたと云うんです。それが、おかしいのは、淵によどんでいる水が、ほんの一間ばかりの間岩の下をくぐって、すぐその先の方へ行くと滝のようになって流れ落ちているんですが、その女の児は淵と早瀬との境目にある岩の上にしゃがんで、瀬の方で釣ればいいものを、淵の方を向いて釣っていた。すると、友達の女の児もみんな同じ所で釣っていたのに、どう云うものか外の者には一向釣れないで、その女の児の鈎はりにばかり魚がかかる。外の女の児たちは詰まらないもんですから、此処は止そうよ、何処か別の所へ行こうよと云うんですけれども、その女の児だけは面白いように釣れるんで、夢中になっていつ迄も釣っている。そのうちにだんだん日が暮れて来ましたが、もうおそいから帰ろうと云っても聴き入れないんで、外の者はその児を置き去りにして帰ってしまった。さあそうすると、晩になっても姿が見えないもんですから、主人の家では心配をして、親元の方を尋ねさせると、其方そっちへも来ていないと云うんで、大騒ぎになって、いろいろ心あたりを調べると、実は晝間これこれだったと云う。外の児たちは云えば叱られると思ったんで、聞かれる迄黙っていたんですな。で、早速みんながその淵のところへ行って見ると、ちゃん下駄が脱いであるんで、いよいよガータロに見込まれたんだと云うことになって、それから泳ぎの達者な者が体へ綱をつけましてね、ガータロが出たら合図をするから、そうしたら綱を引っ張って貰うように頼んで置いて、淵の底へもぐって行って、屍骸を引き上げたことがありましたよ。兎に角その女の児が鈎を垂れると、ほら釣れた、ほら釣れたと云うようにいくらでも釣れるんで、外の鈎にはちっとも寄って来なかったと云うんですから、そこが不思議なんですよ。あ、そう、そう、そう云えば、その前の日に、その女の児の親たちの家の屋根の上からその淵の方へ虹がかかっているのを、たしかに見た者があると云います。虹がそんなに近いところにある筈のものではないのに、ちょうどその家の上から出ているんで、何かあの家に変ったことでもあるんではないかと思っていたら、その明くる日にそう云うことがあったんだそうです。でまあ、そのガータロのいる淵の方へその漆かきは連れて行かれた訳なんですが、なぜだか知れないが死のうと云うことを考えて、今夜は一つあの淵へ身を投げてやろうと思いながら附いて行くと、大勢の人が提灯をつけて淵の方へぞろぞろやって来るんだそうです。それで暫く物蔭に隠れて窺がっていると、村長さんだの、伯父さんだの、伯母さんだの、親類の誰彼なんぞの顔が見えるんで、中にはもう死んでしまった人なんぞが交っているもんですからおかしいなあ、あの伯父さんは死んだ筈なのにまだ生きていたのかなあと、そんなことを考えながら待っていましたけれど、提灯の数が追い追いたくさんになって来て淵のまわりをウロウロしている。この様子じゃあとても駄目だと思ったんで、「どうも死ぬのに都合が悪いから、今夜はもう帰る」というと、「そんならもっと面白い所へ連れて行ってやるから、まあ一緒に来い」と云って、棕櫚山の方へ引っ張って行った。その辺はいったいに棕櫚が多いんでして、大概の山には、高いのになると三間ぐらい、普通二間ぐらいの棕櫚と、一丈ぐらいの薄のような草が生い茂っているんですが、その茂みの中を分けて行ったら、山の中途に大きな岩が突き出ていて、友達の連中はその岩の上へするすると身軽に登った。だが見たところ丑次郎には登れそうもないので、「己はそんな高い所へ上あがれないから止める」というと、「なあに己たちが手伝ってやるから大丈夫だよ、上って見ろ/\」と云って、三人の小男が上から引っ張ったり下から腰を押し上げたりした。お蔭でどうやら上れることは上れたけれども、上る拍子に脛を擦り剥いたんで、今度はそれが痛くってたまらない。「痛い痛い」と云うと、「よし、よし、つばきを附ければすぐに直る」と云って、つばきを附けてくれたらじきに痛みが止まった。すると又咽喉が渇かわいて来たんで、「水が飲みたい」と云うと、「じゃ、まあ、ここで休もう」と云って、道ばたに休んで、何処から持って来たのだか直ぐに水を飲ましてくれたが、なんだかその水が小便臭かったそうです。で、その山を越えると、私の家の方へ下りて来ることになるんで、ああ、そうだったな、此処はもう鈴木さんの家の近所だなと、はっとそのときに気が付いたらしくって、「もう己は帰る」と云い出したところが、「まあいいからもう少し遊ぼう」と云って、しきりに引っ張って行くんだそうです。それでも無理に帰ると云って、とうとう振り切って来たそうですが、その晩も、その前の晩も、家に戻ったのは夜中の三時ごろだったそうで、いつも夜の明ける迄には必ず帰してくれたと云います。さて五日目の晩に待っていると、又「行こら行こら」と云いながらやって来て、今夜は伊勢へ連れて行ってやると云う話で、伊勢松坂へ出かけて、何んとか云う料理屋の二階へ上ると、たいそう結構な朱塗りの高脚たかあしのお膳が出て、立派なお座敷で御馳走をたべた。それから街道を歩いて行ったら、此処はカノマツバラだと云うんで、見ると成る松原がある。けれども、その時に斯う、ぼんやりと分ったのは、私の村から有田郡ありたぐんの方へ抜ける山路にヤカンダニと云う谷があって、めったに人の通らない淋しい所なんですが、そこをその漆掻きは前に一遍あるいたことがある。で、そう云う時にもいくらかその記憶が残っていたものと見えて、カノマツバラだと云うけれども、どうも此処はヤカンダニのようだから、「ヤカンダニじゃあないか」と云うと、「なんだ、お前はヤカンダニを知っていたのか。ではもっと外の所へ行こう」と云って、又方々を歩き廻って、「さあ、どうだ、此処がカノマツバラだ」と云われて見ると、今度は覚えのない土地で、松がずうっと生えていて、たしか松原景色になっている。しかしそう云う間にもときどき正気に復かえるらしく、己は狐に欺されているんだと云う考えがふいと起ることがあって、三人の小男の様子なども、人間の姿をしているように思えながら、どうかした拍子に尻尾が見える。はっきり見えるんではなしに、チラチラと斯う、見えたり見えなかったりするような工合なんですな。要するにまあその時分からそろそろ意識回復して来たんで、ヤカンダニを通ってからも暫く何処か無茶苦茶に引っ張り廻されていたようですが、そのうちに、村にイカキ山と云って、笊いかきのような恰好をした山があるんで、そこを通った時は、此処はイカキ山だなと云うことが分ったと云いますしかしその山は松だの欅けやきだのいろいろな雑木ぞうきが生えている密林なんでして、その林のなかをぐる/\歩いているうちに、木に引っかかって、フンドシが解けた。で、「まあ、待ってくれ、フンドシが解けたから」と云うと、「そんなものは構わないから放って置け、ぐずぐずしていると夜が明けるから急がなくっちゃいけない」と云って引っ張って行くんで、「もう己は帰る」と云うと、「帰らないでもいいよ。それより何所か寝る所があったら、みんなで一緒に寝ようじゃないか」と云うんだそうです。するともう夜がしらみかかって来たもんですから、その漆かきも今更家うちへ帰りにくくなってしまって、私の家いえの近所にある阿弥陀堂の方へ行った。と云うのは、その阿弥陀堂なら四人で寝るのにちょうど都合がいい場所なので、そこへみんなを連れて行って寝ようという考えが、ちゃんとそのときに頭にあったらしいんですな。それで阿弥陀堂へ行くのには、私の家と隣りの家との間を通らなければならないんですが、隣りの家の庭に古い大きな柿の木があって、それが往来の方へ枝を出していた、その木の下を通った時分に、「ああ、此処は鈴木の家の側だから、もうすぐ其処が阿弥陀堂だ」と思ったそうです。その阿弥陀堂は草葺きのお堂なんでして、うしろの方に四尺に一間ぐらいな裏堂が附いていて、その中に村のお祭り盆踊りなんぞに使う提灯だの行燈だの莚だのが置いてあったんですが、その莚のことを覚えていて、あの裏堂で寝ようというつもりだった。ところがそこへ這入るのには屋根からでないと這入れない。今も云う通りいろいろな物が入れてあったもんですから子供なんぞがいたずらをしないように、扉を中から締めてしまって、屋根から出入りするようにしてあったんで、そのこともちゃんと覚えていて、屋根裏へ上った。尤もその時に矢張り小男の連中が上から引っ張ったり下から押し上げたりしてくれたそうで、上って見ると、そこに二尺ぐらいの幅の厚い欅の板が渡してある。これはお堂の中の品物を出し入れする時の足場に作ってあったんで、その板に腰かけて莚の上へ飛び降り料簡だったんですが、小男共は、「此処がいい、/\」と云って、草葺きですから、庇ひさしの裏の方から上ると、竹を編んだ屋根の土台が見える、その竹の棒に掴まって屋根の草の中へ体を突っ込んで、「此方へ来い、/\」と云うんだそうです。成る程その連中はみんなせいが低いんだから巧く草の中へもぐり込めますけれども、丑次郎には這入れる訳がないんで、「己は体が大きいから駄目だ、そんな所へ這入ったら足が出てしまう」と云うと、「まあ試しに這入って見ろ」と云うんで、這入って寝てみたら案の定足が出てしまった。「ほれ御覧、こんなに足が出たじゃないか」と云ったら、「では仕方がないから中へ這入ろう」と云うことになって、さっきの屋根からでなく、別な所へ穴をあけて、その穴から、一人ずつ莚の上へ飛び降りて、裏堂の中の狭い場所へ四人が並んで寝た。それから少しとろとろとしたと思うと、お堂のうしろの板が三寸四方ぐらい切り取ってある、それは以前に、泥坊が内部にしまってあるものを覗のぞこうとしてそんな穴を拵えたことがあるんで、もうすっかり夜が明けたらしく、そこから朝日がさし込んでいる。と、やがて表が騒々しくなったんで、その穴へ眼をつけて見ると、村の子供たちがお堂の前で遊んでいるので、ガヤガヤ/\云っていてとても眠れない。「どうもあの子供たちがうるさいな」と云うと、「よし、よし、己が彼奴等あいつらを追っ拂って来てやる」と云って、一人の小男が外へ出て行った様子でしたが、どんなことをしたのか知れませんけれども、兎に角その男が行ったら子供たちはいなくなってしまった。それでようよう落着いて寝ようとすると、生憎とまた小便が出たくなったんで、「一寸小便をして来る」と云ったら、「いや、出てはいけない、出てはいけない」と云って、一生懸命に止める。「出ると掴つかまるから出てはいけない。小便がしたければ此の中でしろ。さあ、己達も此処でするぞ」と云って、三人とも寝ながら小便をしてみせるんですが、丑次郎にはどうしてもそこでする気になれない。もう出たくってたまらなくなって来たんで、とうとう又その屋根の穴からお堂の外へ降りたところが、遠くに私が立っていて自分の方を見ているので、「あ、鈴木さんに見られたな」と、その時はっきりとそう感じた。そして私が近寄って行く間に、三人の小男どもは慌あわてて逃げ出してしまったのだそうです。

さあ、そうでしたね、掴まえたのは朝の九時頃でしたかね。何しろ丑次郎がいないと云うので、村では捜索隊を作って山狩りを始めていたんです。それが明神様のお告げでは丑寅うしとらの方の山手にいると云う訳なので、一間置きぐらいに人が立って、八方から山を囲んで登って行こうとしていました。私もその捜索隊に加わっていたのですが、みんな鎌だの鉈なただのを持っているのに、私は素手すでだったもんですからすこし気味が悪くなって、もう山へ登りかかっていたんですけれども、ちょっと家へ行って来ると云って、それを取りに戻って来た時に丑次郎がお堂の縁に立っているのを見たんです。なんでも斯う、縄の帯をしめて、両手をうしろへ廻して、前の晩に雨が降ったんで裾の方がびっしょり濡れた着物を着て立っていましたがね。「丑じゃないか」と云って、此方こっちも恐恐こわごわ声をかけながら近寄って行くと、急いでお堂の中へ逃げ込もうとするので、掴まえようとしたところが、えらい力で抵抗してなかなか云うことを聴きませんでしたよ。そのうちに大勢駈け付けて来て、やっとのことで押さえつけて家へ引っ張って行ったんですが、家の閾しきいを跨ぐまでは可なり元気に歩きましたね。それからそっと寝かしつけておいて、行者を呼んで御祈祷して貰ったら、一週間ぐらいですっかり正気に復かえりました。尤もっともその前から少しずつ意識が戻って来て、己はこんな目に遇ったとか、何処そこへ連れて行かれたとか、欺されていた間のことをぽつぽつしゃべり出しましたがね。ええ、そうなんです、今申し上げた話と云うのは、その時私がその本人から聞いたんですよ。後で念のためにお堂のところへ行ってみましたが、成る屋根大穴が開いているし、中には小便が垂れ流してあって、臭いと云ったらありませんでした。当人も、「そうそう、己はあの棕櫚山を上る時に怪我をした筈だが」と云って、脚を出して見ると、たしかに皮が擦り剥けている。フンドシの解けたのなんぞも、よっぽどたってからイカキ山へ芝刈りに行った女が、木の枝に引っかかっているのを見つけて、ひどく恐がって逃げて来たことがありました。その外何処でこういうことがあったと云う所を調べてみると、大体その地点に證拠が残っていたんですから、それを考えても出鱈目じゃあないんですな。縄の帯をしていたのも、歩いているうちに帯が解けたんで、無意識ながら縄を拾って締めたんでしょうな。そののちその男一年ぐらい多少ぼんやりしていましたが、今でも酔っ拂った時なんかに、「狐つきの話をしろ」と云うと、笑いながら話し出すんです。

2023-09-04

anond:20230904205306

果物は高い品種と安い品種あるじゃん

高い高い言ってる人は肉で言えば松坂牛を見て高いと言ってるような話なのでは?知らんけど

大玉小玉でも違うよね

2023-08-24

anond:20230824001802

でもあの時の横浜って語種になってる準々決勝と準決勝は乱打戦だし

残りの試合一方的ボコボコにしてるんだから

投手松坂じゃなくて杉内レベルでも勝ってるだろ

それを投手戦と言うのは言葉定義が違う

anond:20230824000056

高校時代藤浪は凄かったとはいえあれも相手高校生だからな部分が大きかったと思う。それよりも松坂の方が投手力で魅せられるプレーなるものをやっていたでしょ。勝ち星だけ積んだ藤浪と違って、プロ一年目で末恐ろしいではなく今恐ろしいと言わしめるレベルだったこからしても。

2023-08-03

anond:20230802132816

論理と集合って理系に苦手な人が多い教科だよね

 ← アホか。論理も集合も数学の基礎じゃんかよw (松坂和夫先生お世話になりました)

2023-07-05

私の近所にいた弱者男性

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