アタッカー編→ 長きに渡ってMF本田圭(パチューカ)とMF香川(ドルトムント)の2人が日本代表の攻撃を引っ張ってきた。4年後のカタールW杯のときはMF本田圭は36才になっている。4年大会連続出場は難しいだろう。一方のMF香川は33才でカタールW杯を迎えることになる。W杯を狙えない年齢ではないが可能性としてはあまり高くない。W杯の本大会がどういう結果になろうとも大会後には大幅に選手が入れ替わる可能性が高い。
新生・日本代表の攻撃の中心として期待されるのはMF中島翔(ポルティモンセ)になる。日本サッカー界のみならず、欧州全体で考えても「有望視されている若手アタッカーの1人」と言える。賛否両論ある中でロシアW杯の本大会のメンバーには選ばれなかったが2002年のMF中村俊しかり、2010年のMF香川しかり、W杯メンバーに選ばれなかったことがバネになってその後の自身の成長につながるケースは少なくない。
MF中島翔については「日本代表の攻撃の中心」のみならず、「日本代表の顔的な存在になること」が期待されている。さらに言うと「日本サッカー界の顔の1人」になることも期待される。大きな期待が寄せられているが冷静に考えると所属クラブで文句なしの実績を残したのは今シーズンが初めてとなる。東京Vや富山やFC東京ではポテンシャルに見合った活躍はできなかった。「継続して結果を残すこと」が求められる。